旧友との再会

2007-08-05 23:17:04 | 日記・エッセイ・コラム

「年」単位で久し振りに、夜の前橋の街へ飲みに出た。

 

数日前、旧友であるMから『飲みに行こう』と連絡が入った。

直後に愛娘に許可を求め、辛うじてOKをもらった(笑)。

Mは毎年クリスマスと子供の日に、娘へお菓子のセットを送ってくれる。

7、8年は続いているだろうか。

娘もMの名前は分かっているので、許可が出たのだろう。

 

ここ数年、殆ど夜間の外出は滅多になかった。

妻が亡くなってからは、どうしても家族の事、特に精神的な面で夜は早く帰宅せざるを得なかった。

が、最近は落ち着いて来ている。

 

個人的にはストレスが溜まっていた。Mからの誘いを喜んで受けた。

今回は仕事上の付き合いではなく、本当に個人的な付き合いだ。

電話やメール、年賀状では連絡を取り合っていたが、実際に顔を合わせるのは何年ぶりだろう。 

  

待ち合わせ場所で会った瞬間、お互い思ったであろう『おまえ、老けたナァ』の言葉は省略。さっそくビールで乾杯だ。

Mは中学2年生からの悪友。面倒見の良いヤツだが、残念なことに未だ独身。最近もあまり変わりがないようだ(笑)。

いい歳の男二人でしゃべりっぱなし、というのもいかがなものかと思うが……。

店を代え、酒を代えて、それはそれは楽しい7時間だった。

 

 

前橋の街中は悲しいことに寂れてしまっていた。

私が子供の頃に見たたくさんの人々はそこにはいない。

これが地方都市の現実なのだろう。

 

 

Mよ、ありがとう。

また飲みに行こう。

でもね、最後に行った感じの良い店の名前は残念ながら忘れてしまったよ(笑)。