午前中は娘(小5)の授業参観。
教科は“道徳”。命の大切さを伝える時間であった。
低学年の頃は、担任の先生から直々に自宅へ連絡があり『道徳の時間に人の生死について話すが、母親のことを話しても大丈夫か?』と(母親を亡くした)娘を気遣ってくれたS先生もいた。
今は既に高学年。内容が内容だけに、娘がどうなる事かとハラハラドキドキ。
私は教室の後方に立っているので、娘の顔は見えない。
元気な男の子達は、小学5年生だから授業中も死ぬの生きるのと面白おかしく話している。
そんなクラスメイトを娘はどう思っているのだろう?
娘の気持ちばかり考えていたら、私自身も妻の事を思い出さずにはいられない。
う~ん、悪循環のスパイラルに陥りそうだ。
授業の最後、娘の発表の順番がきた……。
よしよし、上手にできたぞ。
よかった~やれやれである。その瞬間、終了のチャイムが♪キーン、コーン、カ~ン、コーン……。
親が思っている以上に子供は強く生きているようだ。
授業の内容も、娘の態度も、私のココロの状態も、いろいろと考えさせられた参観日だった。
上手に発表ができたご褒美に、ラ・ポムベールでパンプキンのショートケーキを購入。
娘が帰宅するのを待った。