子の成長>親の心配

2007-10-21 22:41:27 | 日記・エッセイ・コラム

午前中は娘(小5)の授業参観。

教科は“道徳”。命の大切さを伝える時間であった。

低学年の頃は、担任の先生から直々に自宅へ連絡があり『道徳の時間に人の生死について話すが、母親のことを話しても大丈夫か?』と(母親を亡くした)娘を気遣ってくれたS先生もいた。

今は既に高学年。内容が内容だけに、娘がどうなる事かとハラハラドキドキ。

私は教室の後方に立っているので、娘の顔は見えない。

元気な男の子達は、小学5年生だから授業中も死ぬの生きるのと面白おかしく話している。

そんなクラスメイトを娘はどう思っているのだろう?

娘の気持ちばかり考えていたら、私自身も妻の事を思い出さずにはいられない。

う~ん、悪循環のスパイラルに陥りそうだ。

 

授業の最後、娘の発表の順番がきた……。

 

よしよし、上手にできたぞ。

よかった~やれやれである。その瞬間、終了のチャイムが♪キーン、コーン、カ~ン、コーン……。

親が思っている以上に子供は強く生きているようだ。

授業の内容も、娘の態度も、私のココロの状態も、いろいろと考えさせられた参観日だった。

 

上手に発表ができたご褒美に、ラ・ポムベールでパンプキンのショートケーキを購入。

娘が帰宅するのを待った。