面談を前に、結論は既に出ていた。
彼女は退職を決めていた。
介護休業を選ばず、会社に残らない事にしたのだ。
この数日、彼女に何があったのか。
それは他人である私には知る由もない。
ただ、会社が出した異動辞令を拒否した。
私はでき得る限りの事はしたつもりだ。
が、結局役には立たなかったようだ。
彼女、この夏は溜まった有給休暇を消化するのだろう。
9月になれば、彼女の新しい人生が新しい仕事先で始まる。
これから何度、こんな人生の岐路に立ち会うことになるのだろう。
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