旧友からのメール

2006-07-15 07:16:23 | 日記・エッセイ・コラム

福島県のいわき市に住む友人からメールが届いた。

何でも数週間仕事を休み、旅に出るんだそうだ。

彼の事だから、何かあったのかもしれない。

 

「群馬は暑いから、覚悟して来い」、「水沢うどんを食べに行こう」と、返信した。

彼は学生時代から変わっていた。が、変人と言う訳ではない(笑)。

彼は、当時から不思議な雰囲気を持つ、それでいて好青年であった。

講義が終わったあと、下宿の近所にある小学校でキャッチボールをよくしていたなぁ~。懐かしい(笑)。

最近会ったのは、私が妻を亡くして半年後に学生時代の悪友が開いてくれた「激励会」だ。

あれから、三年も経つのか。だいぶ長い事会っていないようにも感じる。

 

彼のメールには、「会って飲もう」とだけあったが……、恐らく彼の旅行スケジュールは次の通りだろう。

いわき市 → 群馬・岩田宅 → 都内でコンサートざんまい → どこかの夏フェスざんまい →都内でライブハウスざんまい → 茨城・小林宅 → いわき市・自宅

 

伸ちゃん、待ってるぜ♪


まだ生きることができるということ

2006-07-10 23:15:27 | 日記・エッセイ・コラム

健康診断の再検査、本日終了。

結果は、『S状結腸、大腸も含め、異常なし』。

正直、ホッとした。

我々世代のヒーロー、ホークスの王監督の報道もあり、内心ドキドキしていた。

帰宅時の車の中で落ち着くと、

『まだ生きることができるんだ』と実感できた。

大袈裟? いえいえ、そんなことはありません。

最初に考えたのは娘の事。

愛娘は三年半前に一番大切な人である母親を亡くした。

やっとその辛さを越えようとしつつある。

そんな最中に、父親(私!)まで喪わせる訳には行かない。

『もしも愛娘が、父親も母親も喪ってしまったら……』と考えると、死ぬに死ねない。

妻が死と直面したときには、私と同じように考えたかもしれない。

さぞや無念であったろう……。

 

 

妻の死別後の私、一年目はアルコールのお世話になった。

その当時、かなり肝臓を酷使した模様。

あまり記憶がないが、空瓶の量の多さは憶えている(笑)。

でも今考えると、あの時はアルコールの力を使わざるを得なかった。

あれはあれで、最適な選択肢と考える事にしよう。

仕方ないよねぇー。

 

今は無理せず、自分の健康管理に注意し、これからもそうする事を続けようと思う。

「自分の健康や精神状態」は、家族の状態と重なる。

大切にしないとね。

  

せめて娘が成人するまで、結婚するまでは、生き続けたい。

いや、初孫の顔は見たいな~。

孫達とは旅行もしたいぞ。毎年キャンプでBBQだね。

そうそう、七五三には孫達と一緒に写真を撮ろう。

それから、……

ちょっと欲張り?

いえいえ、たくさんお土産話がないと、あの世で妻に叱られる(笑)。


あるベテラン女子社員

2006-07-07 23:02:39 | 仕事

面談を前に、結論は既に出ていた。

彼女は退職を決めていた。

介護休業を選ばず、会社に残らない事にしたのだ。

 

この数日、彼女に何があったのか。

それは他人である私には知る由もない。

ただ、会社が出した異動辞令を拒否した。

私はでき得る限りの事はしたつもりだ。

が、結局役には立たなかったようだ。

 

彼女、この夏は溜まった有給休暇を消化するのだろう。

9月になれば、彼女の新しい人生が新しい仕事先で始まる。

 

 

 

これから何度、こんな人生の岐路に立ち会うことになるのだろう。


知らない方が、幸せ

2006-07-05 23:30:49 | 今日のひとこと

この春に社内で異動になった。

取り扱う情報が今までとはまったく異質な部署。

なので、様々なひ・み・つ♪をちょっとだけ垣間見る機会が増えた。

 

今まで全く知らなかった事や思いもかけないことの裏側が、チラリと見える。

そんな時こう思う……『あぁ、知らない方が幸せだったかもね~』と。

 

気分転換がウマくできずに帰宅。

でも、愛娘の顔を見て小学校での出来事を聞き始めたらもう大丈夫!

守るべきもの、それはただひとつ。

それが明白になれば、迷いは瞬時に消え去る。

私は根本的に、「お気楽パパ」なのだろう(笑)。