ほがらか”いわて”散歩道

時間や季節の流れをじっくり味わってみたい、ふと、思いはじめた私の日めくり。

焼走り溶岩流

2009年07月22日 | 八幡平

盛岡市内から車で1時間弱の八幡平市にある「焼走り」は、岩手山の絶好のビューポイントです。

案内板によれば、1732年に噴出したものであるとのことですが、一面の溶岩流跡を目の当たりにし、地球って生きているんだなぁって、思わず感慨にふけってしまいます。

この一帯は、誰でも気軽に散策ができるほか、オートキャンプ場やキャビン村、日帰り入浴施設、さらには天文台などもあり、自然を満喫するのに絶好の場所です。
http://www.yakehashiri.com/index.html

この場所から、岩手山に向かって2時間ほど登ると、溶岩流の跡を一望することができ、噴出口が、随分と下の方にあったことがわかります。

溶岩流の上に広がる青空と夏らしい雲、とてもきれいでした。


雲上の楽園

2009年07月07日 | 八幡平

ここは、旧松尾鉱山のアパート群の跡です。

昭和20年代~30年代の最盛期には、この標高が1,000mを超える高地に、1万3千人が暮らし、このアパートには水洗トイレも完備されていたというのですから、ちょっと驚きです。

今でも、時々、”雲上の楽園”として、テレビで紹介されることもあります。

心霊スポットのようで少しだけ気味が悪い感じもしますが、一方で、マチュピチュみたいな遺跡のようで、ちょっといい感じがしないでもありません。

八幡平アスピーテラインを下ってきて、2つ目のスノーシェルターを抜け、緑が丘のバス停を右折すると辿りつけます。


八幡平(2009.6.28)

2009年06月28日 | 八幡平

今日は、数人でにぎやかに八幡平の頂上付近を散策しました。

残雪がところどころに残っていて、時折、涼しい風も吹いてくるものの、
さすがに、暑い一日で、汗をかきながらの散策となりました。

八幡沼の一帯の湿原には、多くの花々が咲いていて、
今日、最も目についたこの花は、たぶん、ヒナザクラだと思います。

黄色い花で、目立っていたのは、ミヤマキンポウゲのようです。

チングルマも、まだ、いっぱい咲いていました。

ほかにも、ハクサンチドリ、イワカガミ、ワタスゲなどなど、ミズバショウもまだ咲いていましたが、コバイケイソウには、少し早かったようです。

いつもは、八幡平に来ても、滅多に頂上に立つことはないのですが、
今日は、頂上にも立ち寄りました。

この八幡平の頂上、特に展望がよいわけではありません。

八幡平で、展望が素晴らしい場所は、
茶臼岳山頂、源太森、そして、もっこ岳の3箇所と言われているようです。

今日は、そのうちの源太森にだけ立ち寄りました、
これが、源太森から八幡沼の方を望んだ風景です。


八幡平(2009.5.9)

2009年05月09日 | 八幡平

天気も良く、雪の八幡平でも見てみようと午後からのお出かけです。

だいぶ雪は少なくなっているものの、ところどころは、まだ雪の壁です。

アスピーテラインのてっぺん付近は、思わずスキーがしたくなるというか、
雪崩がおきるのではないかとか、少々微妙な心境ですが、美しいです。

車を駐車場に止めて、登山口の方に向ってみました。
今日は、歩くつもりはなかったのですが、
少しだけ見晴らしのきくところまで思い、ついつい歩きはじめました。

駐車場から八幡平頂上までは、夏場であれば気軽に歩けるのですが、
さすがに、ザクザクの雪は歩きにくいです。(長靴を持ってくるんだった。)

少し歩いて、頂上と八幡沼の分岐の見晴らしのきくところに出ました。
八幡沼は、形がわかりません。

ふと見れば、こんなに雪が残っているんだと、感心。

滑らないように気をつけながら、ここから引き返しました。
真冬にここに来て、樹氷を見るのが、秘かな私の夢なのです。

下りながらの風景も、また、絶景なのでした。