この辺りでは、タケノコと言うと孟宗竹ではなくて、この根曲がり竹の方をイメージするのが一般的。
また、根曲がり竹というより「姫竹」と呼ぶ人の方が多いと思います。
さてさて、クマに出会わないことを強く祈り、カッパ・長靴等々の完全装備に身をつつみ、いざ、竹やぶへ。
今日のメンバーは4人、熊よけの鈴を鳴らし、笛を吹き、ラジオを流し、そして、迷子にならないように頻繁に声をかけあいながらの2時間余り。
今年は、時々空を見上げる余裕もありました。ブナの葉に当たる陽射しが、何ともいい感じ。
採ったばかりのタケノコ、山を降りたら、すぐにその場で焼いて食べるのが最高においしい食べ方です。皆でワイワイと。
今日もみんな無事でよかった。
家に帰って袋から取り出して、まずまずの収穫だったと満足。留守番の相方も納得してくれた雰囲気・・・だけ、お褒めはない。
って、このタケノコは、採るのも大変だけど、家に帰ってからも一苦労。
水洗いして、10分位下茹でして、それからひたすらの皮剥き、今日は休みながら2時間近く。
皮を剥き終わると、これだけの分量になってしまいます。
一晩、このまま水につけといて、明日はビン詰め。
瓶詰めにすれば、2年間は保存できるらしいので、いつでも気の向いた時にタケノコ料理が楽しめます。
ちなみに、とうとう泥だらけのカッパはバケツの水につけたまま・・・、なので、明日は行くことができません。