ほがらか”いわて”散歩道

時間や季節の流れをじっくり味わってみたい、ふと、思いはじめた私の日めくり。

早池峰山、頂上から小田越へ(2009.8.30)

2009年08月30日 | 早池峰山

河原坊から登り、急な登りを歩き続けていると、いきなり早池峰山の頂上に出ます。

早池峰山は1913.9Mですが、とても広い頂上も岩だらけであり、どこがホントの頂上なのかよくわかりません。

その頂上を少し東側に歩いて行くと、中岳、鶏頭山(けいとうさん)への縦走路がとても綺麗にみることができました。

この道を歩くにはかなりの体力が必要でしょうが、一度は歩いてみたいと思いました。

下山は、登ってきた河原坊のルーは遠慮して、小田越登山口を目指すことにしました。

少し下って、頂上と山荘を振り返えると、まだ、多くの人が登っていっています。

尾根伝いに下っていき、少しだけ剣ケ峰の方向にそれてみると、下山ルートと小田越の山荘が見えました。

小田越ルートの方が歩きやすいとはいえ、こっちも、急な岩場続きであることには変わりがありません。

小田越えルート名物である梯子場です。

この梯子は、登るのはそんなに怖くないですが、下るのはちょっと嫌な感じで、仰向けにゆっくり下ります。

時々、山頂を振り返りながら、ゆっくりと下りましたが、五合目辺りで、ちょうど山頂に雲がかかりはじめました。

あとは、滑って転ばないようにだけ注意して、ひたすら下り、登りはじめて4時間半弱で、小田越の登山口に到着しました。

ここから、車を止めている河原坊までは2㎞で、県道を30分くらい歩きます。

ちなみに、登山道を頂上に向かった2㎞は2時間くらいでしたが・・・。


早池峰山、河原坊から頂上へ(2009.8.30)

2009年08月30日 | 早池峰山

早池峰山の頂上を目指して、今日は、河原坊の登山口からスタートです。

登山口の表示は山頂まで2.6㎞ですが、登りだけの所要時間が、ガイドブックでは3時間位が一般的になっているところが、この山に登る厳しさです。

このルートは、コメガモリ沢に沿って登っていきますが、登りはじめてすぐに、ロープを伝って沢を渡る場所に何箇所か出会います。

それにしても、早池峰山に登る道は、岩場だらけであり、岩手山や八幡平といった山とは、全く異なります。

ホントに、どこを歩いたらいいのかわからない岩場ばかりで、すぐに汗だくです。

登りはじめて1時間位で、頭垢離(こうべごおり)という場所に着きました。

ここを過ぎると景色が素晴らしくなるのですが、一方で、登りはとっても急になり、岩場をロープ伝いで登るような箇所もあります。

また、早池峰山は高山植物で有名な山であり、花のシーズンであれば、この一帯は、どんなにか見事なことでしょう。

今日は、ナンブトウウチソウをいっぱい見ることができました。

また、ナンブトラノオというこの山にしかない花も咲いていました。(写真に撮らなかったのが残念。)

さらに進み、打石(ぶついし)という巨岩のある場所を過ぎて振り返ると、この巨岩の後ろに早池峰山の向いに聳える薬師岳が美しく見えました。

登ってきた道というか岩場も、もう遥かに下の方に見えます。

稜線も鮮やかで、こうした景色を楽しみながら、急坂のつらさをごまかしながら、黙々と岩登りを続けました。

頂上も間近かです。


大滝(八幡平市)

2009年08月25日 |  いわて”あちこち”

八幡平市の七時雨エリアにある大滝です。

ここに行くためには、車で、盛岡から国道282号を安比高原の方向に進み、平舘の街中で右折します。

そこから、しばらく七時雨に向ってまっすぐに走っていると、気が付きにくいのですが、道路の左手に「大滝」の看板が立っています。

この看板のすぐ下に大滝があります。

この道は、これまでも何度か走っていたのですが、今回、初めて車を止めて川に降りました。

夏の滝、そして、川の流れ、とても涼しげでした。


七時雨山(2009.8.23)

2009年08月23日 |  いわての山々

八幡平市の七時雨山は、岩崎元郎氏の新日本百名山の一つに数えられている山です。

その登山口となる七時雨山荘の一帯は、とても美しい場所です。

七時雨山、牧草地、そして山荘の赤い屋根が鮮やかにマッチしていて、岩手の高原を凝縮したような風景が広がっています。

山荘の横の作業道を歩きはじめ、しばらくは、たくさんの牛たちが放牧されている牧草地の中を進みます。

今日は、とても天気が良く、牛たちも木陰で、のんびりと涼んでいました。

牧草地を歩きながら振り返ると、向いの田代平が、とても美しいです。

こうした絶景の高原の牧草地を歩くのは、とても気持ちがいいです。

ただし、ここは、牛さんたちの生活の場ですから、いわゆる”田舎の香水”の匂いが、若干、気になるのと、その香水の元、特に、乾き切らないものを踏まないように、十分に注意する必要があります。

ともあれ、30分ほどで牧草地を抜け、本格的な登山道に入ります。

林の中は、とても涼しいのですが、七合目付近までの登り道は、けっこう急であり、すぐに汗だくになってしまいます。

そして、八合目を過ぎた辺りからは、登りの勾配も、やや緩やかになり、歩きはじめてから概ね1時間半くらいで、まず、1060mの北峰に出ます。

ただ、この七時雨の頂上は、隣の南峰なので、北峰をいったん下って、向こうに見える南峰まで、さらに10分程度歩かなければなりません。

南峰の標高は、1063mであり、本日のここからの眺望は見事でした。

360度のパノラマですが、どうしても、最初に目に入るのは岩手山です。

また、安比高原スキー場と安比グランドホテル、そして、更に奥には、八幡平の風景が広がっています。

さらに、今日は早池峰山まで見えるほど天気が良かったので、もっともっと、ゆっくりしたい気分でもありましたが、午後から、高校野球をテレビ観戦するため、下山して、家路を急ぐこととしました。


花巻東、悔しい敗戦

2009年08月23日 | 日々の雑感

花巻東高校は、残念ながら準決勝で敗退してしまいました。

結果は、菊池選手のケガがあったとはいえ、チームの総合力として、中京大中京が一枚も二枚も勝っていたということだと思います。

一方で、春と夏を通じて、8回の勝利をもたらしてくれた花巻東の選手たちに対しては、”ありがとう”という言葉しか思い当たりません。

ただ、全国制覇を目標に、日々、練習を重ねてきた花巻東の選手たちにとっては、きっと、今は、悔しさで胸がいっぱいであろうと思います。

この悔しさを糧にして、近い将来に、岩手から全国を制するチームが現れることを信じています。

岩手の代表が、常に甲子園で優勝することを目標として、花巻東の志を受け継いでいってくれることを願ってやみません。


夕焼け

2009年08月22日 | 岩手山

今日は、雲の多い一日でしたが、夕方になってから、空が晴れ渡りました。

盛岡市内の国道4号線を車で走っていると、夕焼けが綺麗で、もう秋の空って感じでした。

家に戻ると辺りはだいぶ暗くなていましたが、急いでデジカメを取り出し、岩手山と上空の雲の写真を撮ってみました。

この瞬間に岩手山の頂上にいたら、眼下にはどんな風景が広がっているのでしょうか?

一生のうちに一度でいいから、夏場をずっと山の上で過ごしてみたい気分になりました。

最高の贅沢だと思います。


花巻東と明豊

2009年08月21日 | 日々の雑感

花巻東高校、今日も全員野球で、いよいよベスト4です。

選抜に出場した多くのチームが地方大会で敗れる中、この2チームは、春よりも、ずっとずっと進化していたと思います。

花巻東高校が勝ったのは、すごく嬉しいですが、そんな両チームの激闘に、心から大きな拍手をおくりたいです。

また、この両チームに共通しているのは、それぞれの選手全員が、全国制覇という大きな目標をしっかりと見据えていることではないかというふうにも感じました。

花巻東の選手たちは、決して今日の結果に満足はしていないと思うし、さらに、目標の実現に向けて、心を一つにしていることでしょう。

あと2勝です。

輝く目標を、笑顔で、がっちりと掴んでください。

優勝を信じています。


東八幡平・県民の森

2009年08月19日 | 八幡平

東八幡平温泉郷に隣接している”県民の森”です。

この一帯は全てが森の中なので、どこが県民の森なのかは、よくわかりませんが、とにかく、広々とした広場が、とっても気持ちがいいです。

スカッと晴れれば、岩手山もきれいに見えるのでしょうが、この日は雲がかかっていて、ちょっと残念・・・。

実際に、森の中へと入っていくと、とても涼しく、マイナスイオンがいっぱいって感じで、癒されます。

また、広場のそばには、フォレスト・アイという体験施設があります。

この建物の中は、とても綺麗で、気軽に入ることができて、子どもたちが森に親しむのにも絶好の場所のようです。

帰り道には、新たに開通した”パノラマライン”がお薦めです。


花巻東、ベスト16進出

2009年08月17日 | 日々の雑感

花巻東高校が夏の甲子園で2勝目です。

選手たちは全国制覇を目指しているのだから、既に、次の試合に向けた戦いがはじまっているのでしょう。

それにしても、長崎日大戦に続き、今日の横浜隼人戦も、素晴らしいゲームでした。そして、何よりも、花巻東の選手たちの集中力には、ホントに驚かされます。

初戦、今日の試合と、たぶん花巻東はエラーなし、バントの失敗もなかったと思います。そして、終盤での攻撃の見事なこと・・・。

あまり野球に詳しくはありませんが、その辺りが勝因のような気がしてなりません。

また、横浜隼人の継投も見事で、何よりも選手たちのさわやかさが印象に残るチームでした。

両チームは、監督の縁で、何度も練習試合を行っていたとのことですから、選手同士も、きっと顔見知りだったのでしょう。

さぁ、次は、東北高校と日大三高の勝者との対戦になります。

どちらが勝っても、またまた、強敵が相手となりますが、もっともっと甲子園の舞台を楽しんでください。


岩手山・七滝

2009年08月17日 | 岩手山

涼しさを求めて、七滝に向かいました。

東八幡平温泉郷にある「県民の森」から少し進んだところから歩きはじめました。
このルートは、岩手山への登山道となっています。

山頂までは、約10㎞もあるのですが、七滝までであれば片道40分くらいで歩くことができます。

七滝の案内板が見えると、右手から水の音が聞こえてきます。

ここから、ロープをつたって、下に降りることができ、滝の下方に出ると、水しぶきが舞っていて、涼感をしっかりと味わうことができます。

滝の高さ、約25メートルです。

一度、前の場所に戻ってみると、左手のほうから、滝の上部に通じていると思われるる道があり、これを進んでいくと、5分ほどで下から見上げていた滝の上部にでることができました。

滝の真上から、さっき写真を撮った場所が見下ろせます。

滝に落下する直前の沢の流れは、とても清らかで、そして、とても急でした。

さらに上流の方は、林の中を抜ける、何とも清らかな清流となっていました。