いずっじー の ふわふわ浮浪雲

安いカメラ携帯を持って、自宅の周囲を漂います。

構われ知らずの 豆柿

2022年10月03日 00時25分51秒 | 果樹園芸


  豆柿や

 構われ知らず

  渋きゆえ

~誰もが通る里道の、頭にぶつかる程の高さに柿が実っている。
しかし、この柿は豆柿と言って、その昔渋を採取するために中国から輸入し
そのまま山野に自然に自生して拡がってしまったと言われている。
熟しても、直径3cm 高さも3cm程度のミニサイズ柿だ。
完全渋柿の一種で、霜が降りるくらいにならないと熟し柔らかくならない為
それまでは渋いままだ。

さすがに、我が果樹園に続くこの里道に実った柿は、周辺に住み着いている
目ざとい野ハトやカラスもつつかない。
野生の本能で、食べても美味しくないのが判っているのだろう。
通りかかった人も、持ち去ろうとしない。
豆柿は誰にも構われる事なく、粛々と子孫を増やしているようだ。
この木も2~3年前に上空の親木から種が落ちて芽生えて来たもの
今年は、他にも一~二枚の柿らしい葉をつけた幼芽が生えてきている。
将来この一帯は、豆柿だらけになるかも知れない。
それまでに、食用になる方法を模索しなくてはね。

コメント
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