広島県広島市安佐南区のフジグラン緑井で、受水槽内に死体が発見されるという
事故が発生し大きな騒ぎになっている。
10月4日に、従業員が施設内で受水槽に穴が開いているのを発見し、警察に通報し
調査の結果、飲食店などの給水配管に繋がる受水槽の中で人が死んでいる事を発見した。
家族の通報で、防犯カメラを検証してみると、10月2日に被災者の乗った車が駐車場に入って行くのが確認されたそうだ。
10月7日まで、全館を休業して水槽、配管類の消毒を繰り返し、施設側からの
広報によると10月8日には、施設の営業再開にこぎつけるという事だ。
事故の発生当初は、再開の見通しは立たないという事だったが、なぜこんなに早く再開できるのか?
それは、この施設では設計上受水槽が二つ配置されており、事故の有った受水槽はもう使えないが
残った一つの受水槽で、配管を切り替えれば、全館に給水が可能な事だ。
もちろん、既存の配管内の清掃・消毒は徹底的にやらなければならない。
いずれは、受水槽を取替えて、完全復旧される事だろう。
さて、みんなの関心は、なぜ水槽の中で人の死体が? という事になるが
警察の発表では、事故の可能性は無いとの公表をしている。
事故でなければ、故意の飛び込み自殺か?
施設の受水槽が設置されている場所は、上の写真の山陽道高架に面する建物の
一番左端、の各階駐車場に向かう上下の斜路に囲まれている所。
その間の下側に配置されている。
水槽の上側の斜路の何処かから、水槽めがけて飛び降りた
そして、水槽に当たった途端プラスチックの天井に穴が開き、そのまま水槽の中に落ち込み
全身打撲か、もしくは溺死というのが、考えられる筋書き。
↓別の中国新聞社の記事写真を見た方が判りやすい。
中国新聞ニュース写真では左上の角になるが、斜路の真ん中下辺りにうっすら
白い丸いものが見える。
それが一つの受水槽、他にも同じ水槽がある筈だ。
さて、なぜ人が上から飛び降りられたのか?
この写真を見れば判る筈だが、本来車しか通行する事を想定していない通路だ。
しかし、駐車場敷地から人が歩いて出れば水槽の上に出る事が出来る。
しかも、車が落下しないような低いガードレールしか設置されていない。
人がまたぐ気になれば雑作もなく出来るだろう。
盲点を突かれたと言えばそうだが、もし飛び込みで有ったとしたら、周囲に多大な
犠牲を強いての、自分のエゴでの行動は許せない。
さて施設に全館休業を強いて、なおかつ今から風評被害に遭遇するだろう
施設の関係者の方々には同情するしかないですね。