JR可部線の下祗園駅、以前のプラットホームは真ん中に一つの
アイランド型プラットホームだった。
しかし、広島旧市街内に近く、ホームタウン化が進み、マンションや住宅が立ち並ぶ
祇園地区では広島市の区割りの中では一番の人口増加地域だ。
そういう事も有って、可部線一の乗降客を抱えるこの駅では、アイランド型プラットホームも限界に近い。
朝のラッシュ時には、到着の列車がけたたましい警笛を鳴らす。
プラットホームの安全な場所に乗客が待機できない。
プラットホームから乗客がはみ出しそうなくらいの数の人だかりができる。
そんな訳で、駅舎の建替えと同時に、両サイドプラットホームに改造中だ。
新しい駅舎も建造中だ。
そんな旧駅舎のトイレ前で新鮮な光景に出くわした。
今日は4月3日、1~2日が土日となったので、今日が4月に入っての初の出勤となる。
出勤前に、トイレを済ませておこうと、トイレの方に向かっていると
鏡の前で身なりを整えている人がいた。
ピカピカのビジネススーツは全く体に馴染んでいない。
昨日まで、学生服を着ていたような体格がスーツに収まっている。
その服が全く馴染んでいない若者が、鏡で髪の毛を揃えながら、列車に乗る為にトイレから出てきた。
見た瞬間、新入社員の初出勤という感じだ。
良いですねぇ! 新鮮だねぇ!
日本の将来を君に任せるぞ!!