三陸鉄道を久慈駅から南下して、鉄道は新田老駅で停まった。
目的の宮古駅までは、あと二駅となっている筈だが、列車は動かない。
それもその筈、今年初めの強風被害によって、三陸鉄道の新田老駅~宮古駅間は運転見合わせとなっているのだ。
その代わり、車内放送の誘導によって、列車を降り少し歩くと、代行バスでの運営となっているらしい。
女性のガイドさん付きで、大型バスに乗り10分程で、目的の宮古駅に着いた。
駅舎には、こんなポスターが貼ってあった。
「本州 最東端 みやこ」
なるほど、地図で見ると本州のお腹がちょっと出っ張ったような地域がこの周辺になるらしい。
一晩、宮古の浄土ヶ浜で過ごし、明朝又こちらの宮古駅から、三陸鉄道を続いて南下し釜石まで走る。
宮古駅からの南下は、三陸鉄道は運転見合わせは無いようなので、乗り継ぎには苦労しない。
しかし、釜石駅からはJR花巻線に乗り換える。
実は、このJR花巻線は、同じく釜石駅から遠野駅までが、沿線の法の地山に亀裂が確認され
崩落の危険性が有るという事で、最近まで運転見合わせとなっていたが、幸いな事に2024年11月1日より
金網のネットにより、崩落防止処置が完了したので、平常運転に戻っていた。
平常運転に戻り、その二日後にその路線を通過できるという、ラッキーに恵まれたようだ。
宮古駅に停まっている三陸鉄道列車も、旅の無事を祈ってくれているようだ。
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