消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

スズメバチに刺される! 痛ったったたた!

2018年06月29日 10時54分56秒 | 生き物
 スズメバチの痛みを初体験! かなり、強烈×2
 毒吸出し器が活躍。是非、貴家にも1本備えてちょう!
 

 このところ、玄関を出て外に下りる5、6段の階段あたりで、スズメバチに出合うことがしばしばあって、奇異に思っていました。
 きのう28日の夕方もやはり2、3匹がたむろしていたので、立ちどまって観察すると、縁の下の空気穴=明かり取り、から出入りしていることがわかりました。

   

 ひょっとして、縁の下のどこかに巣を作っているのでは? という“黒い疑惑”がおらの心にむくむくと湧き起こり、縁の下を偵察してみることにしました。
 防虫網のついた帽子をかぶり、縁の下に中腰でもぐって、偵察を開始。巣があるとすればこっちかという方向へ進むと、正面の排水パイプの上に、画像右手の空気穴の光でぼんやりと浮かぶ気色の悪いものが見えました。

 懐中電灯で照らすと、えーっ、いつのまにか大きなスズメバチの巣が出来上がっているではありませんか!
 数匹の働き蜂?が赤子の頭ぐらいに育った巣の表面に取り付いていました。
 しかし、縁の下はかなり暗いので動きは活発でなく、まったく攻撃を仕掛けてきません。

   
    外敵への威嚇のため、気持ち悪い外観を呈しています。

 縁の下のコンクリ床から一階床下までの高さは1メートルぐらいしかなく、敏速には立ち回れません。
 このままの状態で何か駆除の手立てを講じるのは難しいと思い、まず燻し作戦でいってみることにしました。

 そこで、壁と床との隙間をそのへんにあった古布でふさぎ、出入り口にはブルーシートを貼り付けて、巣のあるスペースを密室状態にしました。
 ここで何かの燻蒸薬剤を焚けば、駆除できるのでは、という考えです。
 とりあえず、蚊取り線香をバンバン焚いてやることにしました。

 こうして内部の準備を終え、表に出て空気穴を外側からふさごうという考えを頭に秘めてはいましたが、単に空気穴の前を歩いているだけだったのに、突然右膝あたりにチクリと痛みを感じました。付近を周回していた2、3匹のうちの1匹に、ズボンの上から刺されてしまったのです。

 痛い、いててて! やられた!

 かなりの痛さ、チクチクする強い痛みとしびれるような痛さです。
 今月頭に、ツツジを刈り込んでいる際、左の手のひらのふくらみを足長バチに刺されたのですが、その痛みよりかなり強烈です。
 瞬間的に家に飛び込み、ズボンを脱いで、ポンプ式の簡便な毒吸出し器を当てて、吸出しにかかりました。

   
    こんな簡便なものでも用意しておくと助かります。今朝、撮影
    吸出し口の近くの傷痕のようなところを刺されたのです。


 刺されてから吸出し開始まで、2分ぐらいだったと思いますが、これが最上の対策だったようです。
 軟膏デルモゾールGを塗って氷で冷やすと痛みは治まりますが、氷が解けると痛みがぶりかえします。患部はある程度腫れ、氷の冷たさはまったく感じられません。
 こうして、夜半に寝るころには、腫れは引き、氷を外してもぴりぴりと痛む程度に静まりました。朝には痛みはなくなっていました。
 ただし、これから、午後あたりからかな、おそらくかなり強いかゆみが出てくるのではないかと思います。

   
    空気穴の外をふさいで、きょうあすにも燻蒸薬を焚くことにします。
    痛みがややおさまってから、蚊取り線香を6組12本仕掛けましたが、密室なんで空気不足で自然に立ち消えていました。


 さて、どうなりますか。
 また、ご報告いたします。