ポマンダー乾燥中

秋の夜長に「ポマンダー」を作成しました。

ポマンダーとは、香り玉のこと。

フルーツポマンダーは、柑橘類やりんごなどにクローブを刺し
乾燥させて作ります。




今回は家にたくさんあった「かぼす」を使い
竹串で穴をあけたところに、クローブを刺していきます。

竹串よりもクローブの方が太いので、刺していくのは結構大変でした。



全面にクローブを刺し込んだら、スパイスをまぶします。

その後は１ヶ月くらい乾燥させ、リボンを綺麗なものにかけかえます。


吊るしている場所の近くに行くと、スパイシーな香りでいっぱい。

クローブは殺菌・抗菌作用があり、ゴキブリが嫌う匂いなので
キッチン等に置いておくと、寄ってこなくなるとか。

そもそも、このポマンダーは中世ヨーロッパにおいて
魔除けや病気予防の為のお守りとして使われていたそう。

お風呂に入る習慣がなかったこの時代のにおい消しに使われたともいわれています。
（スカートの中に吊るしたって！）


１ヵ月後は秋も深まり、冬の準備へ。

クリスマスも意識しはじめる季節にぴったりのポマンダー。
完成が楽しみです