ISDB-T方式 FHD-ATV の変調器には 最初 HV-320J を使いました。
これは MPEG-4 のエンコードのみです。
次に採用テストしたのは MPEG-2の XHEAD-2です。
しかし先日ある方から 「こんな物も有るよ」 との情報が寄せられました。
https://www.miharu.co.jp/catalogue/pdf/leaf/ofdm/MR3100X.pdf
HDMI入力と「*HD-SDI入力」があり、FHD-ATVにも使えそうですが、、、
これとほぼ同じと思われる物が 「道電子工業」 にもあり、更に XHEAD-2 もあります。
http://www.michi-e.co.jp/modulator.htm
しかしこれらは外形が大きい為、これで作る場合移動運用機には不向きかも知れません。
(それより価格が恐ろしくて使えない!!安い軽の新車が買えるゾ)
更に安価な物もあると聞いたが、中古車程度の金額でした。
また道電子扱いの XHEAD-2 は、金額が書いて無く、業界筋に聞けば「十数万円」
との事です。(オープン価格)
ISDB-T MPEG-2変調器では電波新聞社のXHEAD-2が安い方でしょうね。
(一部では十数万円で売られてもいますが!)
https://saiyasune-check.com/item/?keyword=XHEAD-2
*HD-SDIって? http://www.apex106.info/hdsdi/
HD-SDI(3G-SDI)は監視カメラ等の映像伝送では以前から使われています。
マイクロ波のアンテナは見通しの良い場所に設置が必須で送信機もその場所で有る
必要が多く、しかしその近くに被写体が有ることは少ない為、単なる送受信「テスト」
しかできない状態ですが、映像等をHD-SDIに変換して送れば例えば S-5C-FB等の
安価なケーブル一本で100m程度の延長伝送が可能となり、映像送信の際にカメラの
場所の自由度が効きます。
(HD-SDI to HDMI と検索すれば、変換器が3000円台からあります)
また映像の「中継送信」をする場合、受信点と送信点が同一ではなく、山の斜面の
両側だったりする場合には役立ちます。
9日の野沢温泉と新潟市のISDB-Tテスト時に10Gで受信できたら、その映像を5Gで
新潟に送り返す実験を、と思って準備はしましたが、今回110km以上離れての実験で
10GのFHD映像が受信できなかった為、残念ながらそれはできませんでした。