ネットで Full High Definition Amateur Television と検索して見た事が
ありますか?
すると、必ず 「KH6HTV」 のページに行きつき中を見れば、HV-320Eを
使ったDVB-T方式を採用し、周波数変換なしの430MHz帯10W等でのFHD-ATV
を行っている様な事が書かれている様です。
https://kh6htv.files.wordpress.com/2015/08/hd-amateur-dtv2.pdf
https://www.tvtechnology.com/broadcast-engineering/ham-tv-operators-go-high-definition
LOやドライブ電力・波形の歪等の件にも触れており、私たちのやっているISDB-T
と似た事項も書かれており少し参考になりそうですが、さすがに日本のISDB-T
方式や マイクロ波 FHD-ATV に関しては実験されていない様です。
更に検索して見ても、マイクロ波帯のFHD-ATVの話題はなかなか見つからず、
他にどこかに無いかと探していますが、なかなか見当たりません。
さて、添付はISDB-Tの送信機の出力波形ですが、5745MHzに周波数変換しても、
ほぼ変調器特性そのままの特性で出てきます。
変調器は HV-320J XHEAD-2 の二機種です。
送信でも受信でも波形の頂部はフラットであって欲しいのですが、2つの出力波を
比較して見て下さい。
空間伝搬後の受信波もフラットであって欲しいのですが、伝搬条件等でかなり
乱れて到達する場合もあり、受信電力はある程度強力で有ってもこのリップル
(傾斜等含む)が大きくなると、映像が出ない場合もありますので、注意が
必要です。
下記も参考に
https://www.catv.or.jp/jctea/kanto/test/sokutei.html