先日 軽自動車を入れ替えたので、モービル機等を取り付けました。
前の車は「親戚で高齢(70代)になった為軽自動車を探しているが適度な車が見つ
からない」との事で、当方の車に目を付けられ、7年程度乗った ダイハツムーブ を
譲る事になり、その後継の車が納車された為 無線機等の設置を行ったものです。
現状で販売されている軽自動車で欲しいと思える車は無いですが、親戚の普通車の
状況(14年程乗った車)等から、仕方なしに「 現時点で購入可能な新車 」にする
しか無い状況だったので、今回初めて このスズキ車 にしました。
(TM-942のコントローラー部の取付場所はムーブと同じルームミラー上部です)
アンテナも以前と同様の設置ですが、1.2Gアンテナは SWR を改良した物にしました。
(SWR改善については直前の投稿参考に)
このアンテナは昨日の朝 霜でこんな状況になってましたので、パチリ!
グローブボックスを外してヒューズボックスにアクセスですが、ヒューズをスムーズに
抜き差しできないぞ!
まずは、ドラレコ(前後カメラ)の取り付けも含めACC電源の確保ですが、ワゴン R
スマイルはヒューズの場所が奥でほとんど手が入らない様な面倒な場所にあり、何十年
何百台もの車を見てもいますがこんなにヒューズの取り外し等が面倒な車は今まで見た
事はありません。
*これはもう ヒューズ交換を一切考慮していない 車作りでしょう!*
今回は何かと面倒な為、ヒューズ電源方式で電源を取りましたが、上手く手が入らない
為、この ヒューズ電源装着 だけでも大変な時間を取られてしまいました。
まあ無線機や車載型冷凍庫では流れても計 6A~8A 程度な為ヒューズ電源で問題無い
だろうと見ますが、ヒューズ電源以降の約3.5mの電源ケーブルには 電圧降下防止の為、
ムーブで使っていた 5Sq 自動車電装用赤黒ケーブルをそのまま使いました。
電源ケーブルによる電圧降下はかなりの曲者で、これで問題を起こしている局もかなり
有る様です。
(内張り等は取っ払って、フロアシートの下等を通します)
TM-942本体の取り付け場所は、後席シート後ろ下のこの場所に収容して、後席シート
のスライドや上げ下げ時でも干渉しない様に納める事ができました。
本体の固定方法は、ボディ―の鉄板部に「マジックテープで貼り付け」るだけです!
後方は凹んで居る為木材で埋め、同じくマジックテープ貼り付けですが、平置きなので
これで十分です。
老朽化している TM-942 はついでにメンテ(周波数・変調・パワー調整等)も行い、
バックアップ電池の交換・430部の修理・ディスプレーのLED化も行いました。
操作部は今回もルームミラーの上に「ビス+両面テープ」で固定し、ケーブルは天井裏
や内装下等を通して隠蔽しました。
最近の車はサイドエアバック等々まで装備されているので、通線場所もかなり気を
使います。
当方は新車でも 一部にビス等で穴を開け固定しますが、外した後必要ならそのカバー
の樹脂パーツを取替えれば僅かな金額で新品パーツにできますので特に問題ありません!
アンテナは、秋月電子と第一電波の1.5D程度の細いケーブルを挟み込みで、室内まで
入れていますが、こんな方法でも今まで数台:20~30年程全然問題なく使えています。
なお1.2GHz秋月アンテナは細いケーブルを60cm程でカットして、室内でSMAコネクタ
に接続してロスの少ないケーブル約1mの延長で無線機に接続しています。
(秋月アンテナについては、この前の投稿に書いていますのでご覧ください)
マイクとスピーカー線は手抜きですが、運転席下までフロアマット下での
流し配線で問題ありませんので・・・