今後 アイコムから マイクロ波帯搭載のリグが発売になる様だが、どれだけの方が
マイクロ波帯域まで上手にQRVできる様になるのだろうか?
https://www.icom.co.jp/lp/shf/?fbclid=IwAR0-mwN0wkIVejjZvaJgD75_9UBL_6vZwplGfiHBTEvyNqjnBcBDlT1_0Qo
私が断片的に入手した情報から想像するには、5.7GHz帯は 下記 4.9GHz FWA端末の
様に、アンテナ直下の送受信端末に POE++システム等 を用いて別な電源ケーブルも
不要とし、LANケーブル1本だけの接続で簡単に設置できる現システムの応用になる
のではないかと 想い ます。
https://www.icom.co.jp/lineup/result/?type=1&class=2&genre=17&business=3
そして 最新機 「IC-705」の次の物と見るとすれば、標準で145M~5.7GHzまでを
標準搭載として、将来的には OP で10GHz帯端末まで発売するのではないかとも
期待します。
想像では IC-9700 / IC-705 に次いで IC-905 とかでは?・・・
免許申請に関しては市販量産無線機となるので「技適・認証機」とし、総通直に申請
できる様にもするでしょうね!
しかし「SHF帯なんか見える所しか飛ばないでしょ!」が、多くのアマチュア無線家
の認識の様で、SHF帯通信を見た事も聞いたことも無い人が潜在意識から「マイクロ波
なんか飛ばないからつまらない」と、SHF帯の面白さを否定している感が有るのでは
ないだろうか?
しかしアマチュア無線の原点は、開拓・挑戦する事ですゾ!!
私のブログやFB等を見ている方は、山に囲まれてマイクロ波なんて善光寺平内しか
飛びそうもない長野市にいながら、いつも常識外れな マイクロ波通信等々を行って
いる様子を見て、どう思っているのだろうか?
マイクロ波を上手に使うと、出力2W程度でも実に良く飛ぶのがマイクロ波と判る!!
当方は50MHz帯で開局してから、今では UHF帯からSHF帯を主にアマチュア無線を
楽しんでいますが、ここ十年程は音声通信だけでは面白みが少ない為、今では地デジ
フルハイビジョンTV放送 同等の映像伝送が可能な フルハイビジョンアマチュアTV
(FHD-ATV)を中心に、自作のマイクロ波機器を使い楽しんでいます。
志賀高原で運用の 5.7GHz FHD-ATV 送信モニター映像
この映像が 190km先 の房総半島までに届いている!
FHD-ATVでは、FMの受信限界レベルから更に 40dB(10000倍)程強い電波が必要ですが、
相互のパラボラアンテナ利得により、40~50dB程度は簡単にレベルアップができるので
この様な映像通信まで可能となるのです。
*5.7GHz帯FHD-ATV開発に関しては下記に書いています。
https://blog.goo.ne.jp/ja0ruz/e/0e3636b8903220d44bcbe890dbfbc039
数年前まで固定に直径1.8mのパラボラを設置して運用していた頃は、5.7Gのロールコールで
ほぼいつも千葉県の局とFMでも繋がっていました。
https://jh0yqp.org/roll_call/old/5G_cuy/5G_cuy.htm
(5.7GHz ・10.2GHz では関東方面では神奈川県までもコンタクトできていました)
また、5.7GHz は モービル運用 でも 1.2GHz帯 とほぼ似た様に飛びますよ~~
新ユーザーさんにも、マイクロ波の電波伝搬や純粋にマイクロ波QSOを楽しむ為に
QRVしてもらいたいのだが多くのユーザーさんは、現状の様に「コンテストの点稼ぎ」
だけに使うのだったら勿体ない!!
そしてマイクロ波技術を蓄積して、FHD-ATV機等の自作機への道も歩んで頂きたい!