JA1OTPのブログ

アマチュア無線再開しました

2015オール群馬コンテスト参加記 その1

2015-05-18 21:15:31 | コンテスト
今年もオール群馬コンテストに県内局として参加しました。

今回は50の電信部門にエントリーすることにしました。

移動地の赤城山に到着したのは土曜日の10時半。
有名移動地も何か所か偵察してみましたが、すでに大学の社団局や金曜日から場所取りをしていたと思われる熱心な局によって抑えられていました。

それでも、小沼の近くにどうにか場所を見つけました。
お隣には430で運用する方が先に来ていましたが、隣で運用することを快諾していただきました。

到着した時にはまだ雨が降っていましたので、小降りになるのを待って設営を始めます。

今回はいつも使っている5エレの八木を使いました。

そして、今回から新兵器を導入しました。



移動でもローテーターを使えるようにしました。
ローテーター用のタワーはヤフオクで入手しました。

ローテーターは昨年の群馬支部大会で入手したクリエートのRC5A-3です。

アンテナはポールをフルアップして8mHに上げました。



しかし、今回は2回も上げなおしをしてしまい、少々疲れてしまいました。

1回目はアンテナが木の枝にあたってしまい、やむなく位置をずらすことにしました。

位置を動かしたことにより今度は木の枝にあたらずにフルアップできました。

アンテナが無事に上がったので一安心して、リグのスイッチを入れワッチを開始。
その時はEスポの調子が良く、4~6エリアが良く聞こえます。
試しに4の局を呼んでみます。

ふとSWRを見ると・・・表示が∞になっています。
それでも電波が出たらしく4エリアの局とは交信できてしまいました。
しかし、SWRが∞はまずいです。このままではリグのファイナルがいかれてしまいます。
一通りリグ周りをチェックしてみますが、それらしき原因が見当たりません。

何だろう???

お隣で430に出る方にも助けを求めます。

原因は意外なところにありました。

私の使っている5エレはクリエートのCL6Aで、給電部は現在使われているフォールデッドタイプではなく、旧型のヘアピンマッチのタイプなのです。
そうです、マッチング用のヘアピンを付け忘れていたのです。

それではSWRが下がるわけはありません。

もう一度アンテナをおろし、ヘアピンを付けて上げなおしてSWRを測定すると、1.5以下に下がっていました。

二度もアンテナを上げることになってしまいましたが、原因が分かりほっとしました。

無事に電波が出せる状態になってのでロケチェックも兼ねてSSBでCQを出してみます。

この場所は関東平野が直接見渡せない場所なのですが、東京方面へアンテナを向けるとそれなりに届いているようです。周りに山があるとはいえ標高は1490mあります。
JA2IGY/bも入感しますので、西向きにも飛んでいきそうです。

おなじみのEKMさんともQSOし、コンテスト中の再会をお願いしました。

また、ローテーターも使ってみましたが、手元のスイッチでアンテナをコントロールできるのは思っていた以上に快適です。
それに、RC5A-3は重量のあるアンテナに使うように作ってあるだけあって、6mの5エレくらいのアンテナは楽に回せます。マストベアリングを入れてステーを張ればまずローテーターが故障することは無いでしょう。かなり安心感があります。
それに、タイヤベースもかなりしっかりとした作りですので(そのかわりかなり重いのですが)、安心して利用できます。この安定感は下手なタイヤベースよりも相当、すぐれているように思います。

昨年のコンテストでは夜の暗い中、アンテナを回すために何度も車を降りていました。
月明かりも少ない時は、周りの目印になる山が見えずにアンテナの方向が分からなくなってしまうことがありました。
ですがローテーターの場合は、初めからアンテナの方向を合わせておけばあとはコントローラーで好きな場所にアンテナを回せますので、方向を見失うこともありません。

それでも、雨の時や寒い時に車を降りずにアンテナの向きを変えられることが何よりも一番いいですね。

コンテスト開始前は8エリアのEsがかなり良かったです。
何局かQSOしましたが、私の聞いている限りでは平地の局の方が8エリアには良かったようです。
バンド内は8アリアの局でいっぱいで、19時を過ぎてもEsでにぎわっていました。コンテストの周波数にも沢山の局が出ています。このままでは周波数の確保が難しいかな、と感じていましたが、20時近くなると急にEsがフェードアウトしてどうにか周波数を確保できました。

どうにかコンテストに入れそうです。

コンテストの様子は次回の記事で。

引っ張ってしまい、すみませんm(__)m
コメント (4)
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