2015年KCJコンテスト参加記

15日、16日にかけて表題のコンテストが開催されました。
このコンテストはCWのみでかつ、交信相手局のログ提出が無いと得点を認められないという、やや厳しいコンテストです。

今年もホームから40mのシングルバンドで参加しました。

コンテストは15日の21時に始まります。

開始5分前には周波数を確保出来ましたので、まずはRUNNINGから入ります。
コンディションはそれなのに良く、全国が聞こえます。
始めの1時間で67QSOでした。
その後も局数を伸ばしていきます。
時折、北米からもコールがあります。
23時過ぎからはS＆Pも織り交ぜ、日付が変わった辺りで1日目の運用は終了。

二日目は6時過ぎから開始します。
しかし、何となくコンディションが悪いです。
イオノグラムを見ると、電離層はスカスカ。
聞こえる範囲が狭いです。
磁気嵐の傾向もあり、このコンディションの悪い状態は夕方まで続きました。
日中は磁気嵐で何も聞こえない時間もあったようです。

お空がこんな状態ですので、電離層が死んでいる時は何もする事がないので、ふて寝(笑)
それでも、ずっと寝ている訳にはいかないので、目が覚めたらモソモソと起き出して、畑仕事をしていました。

コンディションが持ち直したのは、18時頃でした。
持ち直してきて、呼び回りで局数を上積みしている時に夕食の声がかかりました。
夕食はホットプレートでしたが焼き肉、締めの焼きそばは私が調理しました。
焼肉ということもあり、ビールをしっかり飲んでいましたので、コンテストは「まあ、いいか」の心境になりかけましたが、ここで止めるのももったいないですので、シャックに上がり、最後の1時間運用しました。

RUNNINGとS＆Pで局数の上積みを図りますが、思った以上に伸びませんでした。

最後はRUNしながら終了時刻を迎えました。


結果ですが、今回はこうなりました(申告スコアです)





局数は何とか200局に達しました。が、ローカルスキップしている時間が長かったので、予想よりもだいぶ少なかったです。

ただ、マルチは昨年よりも増えて、得点は昨年を上回りました。

関東圏のマルチは1日目に取れましたので、二日目は遠方のマルチをスポット的に開いた時に確保するような形になりました。
今年は国内はイマイチでしたが、海外の局は昨年よりも増えました。


ついでに、昨年との対比です。



今年はスタートダッシュである程度、リードしていましたが、日中のコンディションが悪く局数の伸びを欠いたため前年のQSO数には届きませんでした。

終わってみれば、１日目で全体のQSO数の3/4を確保する形になりました。

前年は日中でもいい具合に国内が開いて、なおかつローカルスキップもありませんでしたので、今年局数が伸びなかったのはコンディションの影響が大きかったのだろうと思います。

まあ、ふて寝はスコアに影響がなかったのかな、と思います(いや、思いたい)。

何がともあれ、今年のKCJコンテストも楽しく参加出来ました。

交信していただいた皆さん、有難うございました。