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JARL開催コンテストのルール改正 その2

2015-03-07 11:05:37 | コンテスト
前回からの続きです。今回はフィールドデーコンテストの変更について自分の考えを書きたいと思います。

コンテストの開催時刻の変更と6Hのスプリント種目の新規設定については、会員(参加局)からの意見を吸い上げ、今回の規約変更に結びつけた点については一定の評価をしたいと思います。

終了時刻については、12:00とすると、お昼休みをして撤収作業をはじめるのはおそらく13時ころになるのではないでしょうか。13時、14時台は一日の中で最も気温が高い時間帯です。炎天下での撤収作業は当然、熱中症や日射病の心配も出てきます。ですので、開催時刻は21:00~15時のままでもよかったのでは、と思いました。
15時を過ぎると日射量も落ち着いてきて、13~14時台に比べると体に対する負担も少なくなります。
私は18時にスタートするのであれば、以下のような時間配分の開催もアリかなと思いました。

18:00~3:00 第一部
3:00~6:00 休憩時間(全ての局が運用しない時間)
6:00~15:00 第二部


そして、スプリント種目も9:00~15:00とするのが良いのかな、と感じます。

スプリント種目は6:00開始ですと前日のうちに設営を済ませるか、夜中に設営をすることになるものと思います。日曜日のスプリント種目のみに参加する局にとっては、早朝移動地に向かい涼しいうちに設営し、9:00から運用というほうが参加しやすいのではないかと思うのです。ただ、スプリント種目でもマルチバンドで参加する場合はこの限りではないのかもしれません。ですが、シングルバンドで参加する場合は9:00開始のほうがやりやすいと思います。

また、フルタイムで参加する局にとっては競技時間が18:00~15:00ですと拘束時間が増えますが、途中で3時間の休憩が取れるのと、少し涼しくなってから撤収作業ができるので、個人的には上記の時間設定でもよかったのでは、と思った次第です。

また固定局に対する変更は、より固定局の参加を促し、コンテストを盛り上げようという点においては良い効果をもたらすのではないかと思います。フィールドデーコンテストは移動局が主役のコンテストですので、固定局同士の交信でもポイントを認める代わりに、空中線電力を50wに制限するのはやむを得ないのかもしれません。

最後にスプリント種目については、今後、他のコンテストでも設けてほしいと思っています。フル参加は厳しくてもスプリント種目で参加できるとなれば参加局も増えるでしょうし、部分参加の局がスプリント種目へエントリーすることでより競技の公平性も増すものと考えています。特に、ALL JAやACAGのように24Hのコンテストで部分参加の局が入賞することは至難の業でした。しかし、スプリント種目であればその競技に合った技術等を磨けば入賞の可能性も高まります。また、スプリント種目を作ることで新たな楽しみが増えるとも言えます。

これからも会員(参加局)の意見を吸い上げ、より誰もが参加しやすいコンテストを実現していくようJARLにはお願いしたいと思います。それには、コンテスト参加局含むJARL会員も、もっと意見を出してJARLと共に参加しやすく楽しいコンテストを目指していくことが大切であると今回の規約改正を見て感じました。
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