Walthersのエンパイアビルダー客車、2両目は、6-4-1 Lounge Observation Carです。プロトタイプは、プルマン社製で、1947年に5両、1950年に1両、合計6両製造されています。ナンバーは、1190から1194の5両と、1197です。当初は、川の名前(Mississippi、Missouri、Flathead、Kootenai、Marias)が付けられ、リバーシリーズと呼ばれていましたが、1955年に改造されて1955年バージョンのエンパイアビルダーに組み入れられました。この改造は、グレートドームラウンジの導入に伴い編成内でラウンジが増え寝台が減ったため、当初27席あったラウンジスペースを縮小し、ルーメット6室、寝台4室、コンパートメント1室を追加したものです。改造後は、クーリー(Coulee:涸れた谷)シリーズと言われています。このモデルには、デカールが付いていますが、6両の名前全て(1190 Chateau Coulee, 1191 Twelve Mile Coulee, 1192 Corral Coulee, 1193 Rocky Coulee, 1194 Trail Coulee, 1197 Grand Coulee)が準備されています。
展望車の内装のテーマは、Winold Reissの絵画でインディアンのブラックフィート族に敬意を表し、仕切り壁にかけたCharlie Russellの水彩の複製でパイオニアたちに敬意を表するといったものでした。カーテンの柄はハドソン湾の毛布のレプリカでした。モデルでは、インテリアはプラスチックで概ね正確に再現されていますが、クリーム色一色なので、手を入れたいところです。
なお、1951年(から1955年)のミッドセンチュリー用には、1950年10月から1951年3月にかけてACFで製造されたパノラミックウインドウ(窓が一般車よりも上方向に大きい)のNo.1290-1295がふさわしいことになります。こちらは、マウンテンシリーズと呼ばれています。1290 Appekunny Mountains、1291 St. Nicholas Mountains、1292 Going-To-The-Sun Mountains、1293 Cathedral Mountains、1294 Trempealeau Mountainsと1295 Little Chief Mountainsの6両です。このうち、1291 St. Nicholas Mountainsについては、GNファンによりレストア中です。
http://www.stnicholasmountain.com/index.htm
展望車の内装のテーマは、Winold Reissの絵画でインディアンのブラックフィート族に敬意を表し、仕切り壁にかけたCharlie Russellの水彩の複製でパイオニアたちに敬意を表するといったものでした。カーテンの柄はハドソン湾の毛布のレプリカでした。モデルでは、インテリアはプラスチックで概ね正確に再現されていますが、クリーム色一色なので、手を入れたいところです。
なお、1951年(から1955年)のミッドセンチュリー用には、1950年10月から1951年3月にかけてACFで製造されたパノラミックウインドウ(窓が一般車よりも上方向に大きい)のNo.1290-1295がふさわしいことになります。こちらは、マウンテンシリーズと呼ばれています。1290 Appekunny Mountains、1291 St. Nicholas Mountains、1292 Going-To-The-Sun Mountains、1293 Cathedral Mountains、1294 Trempealeau Mountainsと1295 Little Chief Mountainsの6両です。このうち、1291 St. Nicholas Mountainsについては、GNファンによりレストア中です。
http://www.stnicholasmountain.com/index.htm