「大学生の24%が小6算数の問題を間違える」
日本人の学力低下が叫ばれていますが、これは子どもの問題ではなく大人の責任であるということをまず認識するべきでは…
団塊の世代が出世競争を生き抜くために高学歴を求め、詰め込み主義の教育を受けた反動でやれゆとりだ、スローライフだなどと環境も整っていないのに欧米化しようとしたツケが子ども達に廻ったのです。
可哀想なのはバカに育てられた子ども達で、残念ながら彼らには打てど叩けど論理的思考などは到底思いつかないということが実証されたということですね。
確かに直観力で作品を生み出す芸術家には憧れますが、万人すべてが感覚で生きていけるほどホモサピエンスは進化していません。
ゆとり教育という生体実験を受けた彼らがこの先日本をどう変えていくのか…私たちは首根っこ洗って構えて行かなければならないのでしょうか?
ところで学生時代にこの論理的思考の世界に踏み込んだまま寝てしまうと必ず"更科六兵衛の親戚?"が現れた事を想い出します。
数学や理科が好きだったために理系の道を選択していたのですが、好きなことをすればするほど謎の落ち武者が寝ているワタシの頭の上を横切りました。
「だれがじゃ」「どうしてじゃ」「なぜじゃ…」
近頃では屁理屈を捏ねる爺になってテレビに出るようになったようですが、感情的にならず冷静にその根拠を述べる彼女こそ救世主なのでしょうか…