過去に勤務していた会社で『確か、企業年金を掛けていたな』と思い出しました。妻がすでに企業年金を受給しているので『そこに聞いてみたら?』と、アドバイスをくれました。掛け始めた当時は『何らかの証券』や『年金手帳みたいな冊子』を受け取った記憶があるのですが、転居等で『どこにいったか分からない』というケースもあろうかと思います。また、業種単位で『厚生年金基金』がありましたが、中小企業の年金基金は、現在『企業年金連合会』に統合されています。(この記事は、自分の備忘録も兼ねています)
【写真:いわゆる『三階建て』の年金システム】
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◆問合せは『企業年金連合会』に聞けばいい。
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電話での問合せが早くて確実です(5分ほどで確認ができました)。
・まず、年金手帳を手元に用意し、企業年金連合会に電話をする
・電話:03-5777-2666(0570-02-2666もありますがナビダイヤルです)
・企業年金の掛けた期間を聞きたいとか『電話をかけた理由』を告げる
そこから、連合会の電話受付担当から、次の質問がありますので回答します。
・基礎年金番号を告げる・・・年金手帳に記載されています
・氏名を告げる
・生年月日を告げる
これだけで、何か月間、企業年金を掛けたか、
すぐに回答が得られます。
特に、転居していたり結婚で姓が変わっているとか、
最初の就職先が大手や中堅企業、業界団体があった会社に勤めていた等、
企業年金が掛かっていたかどうか、記憶があいまいでも、
一度、確認も兼ねて『問合せ』されることをオススメします。
企業年金を掛けていたら。
支給開始になる誕生日の90日前に、
企業年金連合会から『通知書類』が届きます。
現時点で『旧姓のままの掛けた記録しかない』方も多いでしょう。
そのときは『現住所+〇〇(現姓)方+旧姓の名前』で届きます。
同連合会での登録されている送付先は『当時の住所地』ですから、
転居や結婚等で住所が変わっている場合、
掛け期間の問合せ時に『送付先の住所変更』を電話でしてもらえます。
これをやっておかないと、書類は届かないことが多いです。
送付先住所変更には、特に本人確認書類等は要求されません。
・基礎年金番号
・氏名
・生年月日
これで『本人確認ができているから』です。
▼企業年金連合会の『問合せ』もリンクしておきます。
また、余談ですが『姓が変わっている方』は、
住民登録に『旧氏併記』の手続きをされるのもおすすめです。
特に女性の方は結婚で夫の姓を名乗るを選択されている方が多いですね。
実家の親の介護等で『現在の姓』では『親との続柄』が証明しにくいですね。
・役所に出向き(わからなかったら、旧氏併記の手続きをしたい旨、告げます)
・戸籍謄本を上げる
・これを『住民登録上で、旧氏併記の手続きをしたい』と告げます。
・手続きが済めば、住民票の写しを上げます。
・最新の住民票の『右上欄』に『旧姓』が表示されます。
旧氏併記された住民票を署轄の警察署に持参すると・・・。
・運転免許証の裏書に、無料で旧姓を印字してくれます。
・次の免許証更新時には、表書きに『大東【森口】花子』のように表記されます。
・マイナンバーカードの更新時にも、同様の処理がされます
旧氏併記の『おまけ』としては・・・。
・旧姓でこしらえた『実印』が『現姓扱い』で『印鑑登録』が可能になります。
・独身時代に大枚はたいて作った素材のいい実印も印鑑登録できるのです。
ご参考になれば幸いです。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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