ドイツの保養地で開催されたサミット、
安倍首相は「力による現状変更は許さない」と力説。
サミットをリードしたと自画自賛。
来年は自国での開催。
参院選を控えて成果を強調し、選挙で勝利をと目論んでいるのでしょう。
しかし、先日の特別委員会で与党が推薦した憲法学者に「憲法違反」と決め付けられた。
サミット後の会見で「安保法制は国民を守るためである」と強調。
憲法違反だとの指摘にはまったく聞く耳持たずの態度。
露骨な憲法破壊の態度を現した。
防衛大臣も憲法をこの安保法制に合わせると。
こんな無茶な論理はかつて聞いたことがない。
多くの憲法学者がこの安保法制に反対している。
賛成するのは首相お気に入りの学者だけだろう。
そう言う人を参考人に呼びたかったのだろうけれど、
あまりにも露骨ゆえ・・・
それにしても大きな誤算だったのでは?
国会も会期末が迫ってきた。
アメリカで「この夏」と約束した以上、
会期延長してでも成立させるのでは。
それが自身にとってどういう結果をもたらすか?
世論調査は首相にとって必ずしも好ましい数字となっていないようだ。