よほど野党共闘がお気に召さないのか遊説先でこれでもかと罵っている。
曰く「シロアリとまで言った政党と一緒になっている」「選挙目当ての野合」
政党の代表であり総理でもある人物の言葉とも思えない品のなさ。
裏返して考えるとそこまで追い詰められている証か。
多くのメディアが苦戦を伝えている。
彼の思考は、すべてが自分と同じでなければならない。
政治的信条も経済的価値観、倫理的にも同じものでなければならない。
だから「お友達内閣」と揶揄されても一顧だにしない。
そのお友達が100%同じ価値観とは思えないが、彼はそう信じ込んでいる。
一億の国民がいたとしてすべて同じ考えであるはずがない。
あとは「法」によってそのように押さえつけるしかない。
それは戦前の日本の姿であり、彼が望んで止まない理想である。
そのためにこの選挙で「改憲」の「刃」隠しつつ、その時が来れば抜き放つ。
そのような企みを見破り少数に押しとどめるのがこの選挙。
正に鎬を削る戦いとなる。