舛添知事辞職に伴うごたごたの中身。
自民党内では９月まで持たせて辞職の筋書きだったようだ。
それがこの日になって残念がっていた。
ある自民都議は「打ち首でなく切腹という名誉をとった」と、笑みを浮かべて話していた。
時代錯誤もここまでくると言葉を失う。
この政党にさらに言えば戦前回帰を目指す安倍政権と思想的に符合する。
まさか、侍時代はないだろうが、それでも歴史的な流れをみるとそれもありかもという人もいる。
いずれにしても、共産党主導で辞職に追い込んだのは事実。
参院選の結果に大いに影響を与えると思える。
世間を騒がせたが「辞職」で決着のよう。
初めから認めるものは認め、「法」に触れるものは司法に委ねるなど選択肢はあった。
すべて白を切り通して揚げ句の果てに「第三者」なる愚行まで犯した。
誰がどう見ても「第三者」であるはずがない。
都議会百条委員会で審議するとなれば「第三者」たりえるでしょう。
必要な書類関係の提出を求められる。正当な理由なく拒否はできないことになっている。
ある番組で前知事の猪瀬氏が出て「百条委員会」設置で辞職を決めたかと。
本人が「はいそうです」なんて言うはずがない。
なんで彼を出したのかわからない。出るほうも出るほうだ。
今後は与野党それぞれに候補者選びに入る。
野党は共闘でやっていただきたい。
ほぼひと月世間を騒がせ「こういう人間だ」と評価させた。
今日でひとまず決着が。
だが、解散に打って出る可能性もある。
何より、ホテルで同席した人物が実在したか否かが最大の焦点。
いなければ「虚偽記載」で「法」に触れる。
そのあたりを明らかにせねば。
検察も黙ってはいないと思うが甘利氏同様の決着だろうことは火を見るよりも明らか。
都知事選になるか都議選になるか十日間にかかってくる。
素直に認めていればひょっとしてリオに行かれたかも？
