EU離脱の賛否を問う国民投票が実施された。
僅差で「離脱」に決まった。
残留を訴えていたキャメロン首相が辞職を表明。
テレビ報道やネットからの情報であるが、「離脱」に投票した国民からこんなはずでは、の声も。
離脱に投票しても残留に決まっているのだから。
蓋を開けると「離脱」になってしまった。
やり直しを求める声もSNSで急速に広がっている。
地域的に見て、スコットランドは残留が6割を超えている。
ここを先途とばかりにスコットランド独立の住民投票を再度行おうとの声も。
首都であるロンドンも残留が圧倒的多数。ロンドンが独立してEUに加盟しようなど。
英国内がとんでもない様相になっている。
まあ、時間の経過とともに頭も冷えて落ち着くのだろうが。
世界の市場も一時パニックになった。為替・株の乱高下。
今すぐ離脱でなく二年くらいかかるとの話だが、それにしてもその間経済的な面が主だろうが
不安定な時期を過ごさなければならないのは確かと言えよう。
まさに、日本も参院選の真っただ中。
二週間後には結果が判明する。
果たして国民はどのような選択をするか。
一人一人が候補者或いは政党が何を言っているか、根拠付けは何なのかよく見定める必要がある。
選挙で何も言わず結果で多数となってやりたい放題やる。
後で、「こんなはずでは」と後悔しても遅い。
特に国の行く末を決める選挙ともなればなおのこと。
対岸の火事ではない。もって他山の石となすべし。