ゑびす丸 大漁小言

陸前高田の釣り士、ゑびす丸の船頭ブログです。

継続とは

2018-03-23 | 日記
力なり!

まさにその通りでしょう。
才能はそれを発揮する場面があって、初めて周知せしめられるものです。
でなければ、ただただ埋もれるだけです。

例えば、スポーツしかり、技美術の世界や、事業経営でもまたしかりです。
卓越したセンスとそれを見抜く環境があって大成する。

例えば、ヒザ神O川氏やマンボウK松氏、あるいは口八丁手八丁のU野君もそうでしょう。
彼らは1年52ある週末のどの日にかは、必ずどっかの浜に現れます。
その技術たるや、他の周知せしめるところです。

が、結局52週来てるんですね。
これこそが彼らの神髄でしょう。
海に出なけりゃその技術も大成しないし、自身を強くもできない。

彼らが海に出るのは、釣りが好き、、、なんて単純なことではない。
そこに海があるから、、、でもない。
魚が呼んでるからか、、、いや違う。

彼らの自負は?、、、、俺が海にいるからだ!!!でしょう。

全く尊敬しますね。



スケールの50が見えませんね。50が見えない!
こりゃどう見ても、50が見えませんね~
見えます? オラには見えないんだがな~50が~~~~~


で、52週出てるゑびす丸も、まあ大した腕は無いんですが彼らに触発されっぱなしです。
大荒れ直前の21日、勇んで6時出港。
自分でも早すぎかな~と苦笑しつつ、2分後にはイカダ到着。
悟船頭は丸洋丸船長はじめ、がま大会でのトップ10メンバーを集めての遊弋。

しかも酒盛りしながらの2本出し。
オイオイ落ちんなよ!この魚釣れてる時に人探しなんて迷惑千万。

2,3か所巡って3週間ぶりの丸天イカダに縋る。
投入寸前に仕掛けの下針がイカダの丸太に引っかかる!
なんてこったい!グンと抜いたら針曲がり!!!

もう~!くそったれが!と毒づきながら張替えしての再投入。
来ました、来ましたよ~ガリっと~!

掛けた瞬間にデカいと察したコイツは、潜る潜る!逃げる逃げる!回る廻る!
競技SPⅡがグングン曲がります。4号フロロハリスは持つか?とよぎります。

イカダに釣ってあるカキに潜られたんでは終生の恥辱。
我が生涯に一片の悔いなし!  と昇天もできん。

滑るドラグを適度に親指で抑えながら、もったいぶって姿を見せたコイツ。



やっぱ、50が見えないですね~50が。

帰港際に悟船に寄って、家庭をもって小さくまとまりつつあるU野君に全部くれてやった。

こんなのは腕じゃないんだぞ!と自身を戒めつつ、若干ニヤニヤしながら~