修行僧

にでもなったかのようです。
４時半出撃も１時まで音沙汰なし。

アイナメには目もくれず（連れてもポイ）ひたすらカレイに集中。
というか、執念をもって小突いてました。

〇川氏がやっとの思いで１匹掛けました。
貴重な貴重な一枚。
今年幾度となく経験した、悲惨な状況を浮かべながら～

風が南に変わって若干浪気が立ち始めたころに、置き竿のラインが引っ張られてます。
重い！タコだなと思いながら巻き上げます。
なんとまあ、４６のぶっ太いマコが下針を喰わえ上針に尾っぽをスレて、海老ぞって上がってきました。

そりゃ重いはずだ。○川氏が思わず、やっぱ居るんだ～と俄然ヤル気を出します。
それからの１時間は、待ってましたの時間ですね～
まあ、数は５，６匹ですが太いカレイを掛けていきます。

８時間全く暴れない鰈玄粋。
居るんだけれども、口を使わないマコ。
ガキの頃、落ち着きがなくて強制的に寺に通わされ、禅を組んだ時分を思い出します。

全く今年の広田湾は、己との闘いです。
仕掛け、小突き、しゃくり、エサ云々。
いやいや、自身に掛けてやると信じ込ませられるかどうかの闘い。

本来釣りって～のはこんなんじゃないんですけどね？

どんだけ

好きなんよ！
と言われかねない、雨の日曜日。

前日は重々しい空気の中、兵どもがまあ、それなりの釣果でした。
〇川氏が、渾身の４４センチをゲットしました。
２週連続で坊主でしたので、周りが緊張しましたね～

日曜は集合時間の４時から雨、雨、雨。
カッパ着こんでの竿振りも、アイナメ祭りだ～
１０時には上がりました。

帰宅後、この雨ん中浜さ行ってきたの？と呆れられました。
ったりめ～だい！
雨だろうが、雪だろうが、風だろうが（いや風は無いか）誰かが釣ってると思うと
居てもたってもいられんのだよ。

さて、今週の仕事は忙しくてワヤですが、市会議員からのたっての頼みで水曜午後に出港。
なんでも、台湾からのホームステイ学生が、釣りをしたいんだそうな。

ん～午後からすか？釣れないべよ～
いんだ～恰好だけつければさ
日本語しゃべれんすか？ナッシング、英語だ！
オ～、サノバビッチ野郎っすね
卑しい言葉は使わんでくれよ！

へへ、ゑびす丸もとうとう世界基準だな。
しっかし、台湾で刺身とか喰ってんのかね？
煮るか焼くかだべもんな～
小っちゃいカレイの、から揚げ餡かけならいいべね。

ぶっ太いカレイ

4

ですよね。
今や水温も上がり、フグやハモもチラホラと上がるようになった広田湾。
相変わらず、数は上がりませんが（と言っても１０枚くらいは上がりますが）
相変わらず、デカくて太いカレイが居ますよね。

土曜は、クソ暑い中での引っ越し。やってらんね～
投げろや、んなモン！　燃やせや、んなモン！　上げんなや、んなモン！
まあまあ、ケンカしながらです。イキりまくってました。
二度とやんね～引っ越しなんざ！
次、津波来て流されても絶対引っ越しだけはやんね～

一生に一回着るか無いかの着物なんぞ、後生大事に重いタンスにさあ～
馬鹿じゃねのか！んなモン。
黒なんてよ、実家の親父の葬式ん時だって着てねんだぜ。向こうでレンタルしてんだからさ。
なんで年寄りは使いもしね～モン残しとくんだべね？
七五三の着物なんて、次誰が着るのよ？んな時代モン！
さっぱり片付かね～し！　やれやテキパキとよ！
おら～浜が忙しんだからさ。

ゴチャゴチャと置きたくないから、それなりの設計したんだぞっつ～の！
俺の釣り道具の置き場がねえ～べよ！
ったくよ、全部海に投げてやる～

と、ほっぽいての日曜は４時出撃。
船中二人なんで、おらだけカレイを掛けます。同乗者はアイナメしか釣れない。
なんで？と聞いてきますが、そら～あなた！キャリアとテクニックでしょう。

簡単です。誘いの竿振りが大きいからです。
しかも、市販のゴチャゴチャした飾りが七夕のような仕掛けだからです。
期せずして、引っ越しと重なりますね。

結局、余計なモノは余計なんです。
必要なモノを必要に応じて使う。
何でもかんでも付けたって、邪魔になっては元も子もない。
そんな仕掛けで、竿振り大きいからアイナメ寄ってくんです。
シンプルイズベストと言うよりは、ジャストインタイム！でしょう。

無駄もそれなりに、とはつまり、無駄な動作や道具を失敗として経験値を積むと言うことでしょう。
ま、引っ越しに経験値はいらんですがね。
絶対二度とやらね～し！

劇的変化？

とまではいかないだろうが、満月の大潮は魚が居ない。
先週土曜日の釣果には、全くおぼつかない。
船中ボウスが１人。え～貴方がボウズッスカ？
と船頭の腕も疑られる週末でした。

土曜日４時半出撃、ホヤロープは作業お休みなんでしょう。待てども来ません。
ポツポツと上がるんですが、せいぜいレギュラークラス（４０）が数枚。
先週はマズメ時間後半に爆釣したんですけどもね。

アイナメも２，３本なんで、喰い散らかし王が寄ってきてないのかな？
水深１４，５ｍなんでほぼ直下に沈んでいるゴミがきつくて、仕掛けに絡まってきます。
潮は動いてんですが、若干ポイントずれてんでしょう。

沖のロープにすがっても、ちょぼちょぼの釣果しかありませんでした。
まあ、満月なんで仕方ないって皆で慰めました。
しかし、よりによって〇川氏がボウズとは～信じられません。
本人も記憶が無いと、、、

明けた日曜も４時半出撃。土曜一番ですがったロープは他船が侵略中。
しかも、一番いけ好かない野郎が居やがる。てんめ～

初めてのお客様乗船なんで、控えめにまくしたてるおいらの姿を見せるもの忍びないんで
沖ロープに直行。

これもまあ、ちょぼちょぼと上がりますが、補欠も補欠。
やっとレギュラー２枚を上げて、留飲を下げました。

潮止まり以降は、たいした成果もなく帰港。
やっぱ、満月の大潮はダメなんすかね。
満月は人間もイラつくらしいです。
狼男じゃなくても、このザマでは吠えたくなりました。
ま、吠えましたけどもね。

今週３連休の初日は、心底遺憾ながら引っ越しを行います。
みなさん、情けないと笑ってください。
無人格のゑびす丸ですが、おそらく一生に一度の引っ越しです。
チンタラやってられないんで、一日で終わらせ、日曜からは出撃です。

まってろや、レギュラーめ！！！
もとい、エース級め！

見ろや～

これが広田湾産だぞ！


１日朝マズメだけの成果です。喰い散らかすアイナメを６本ほど上げ切り、待つこと３分。
デカいのが次々と掛かります。
ガリっとした針掛の手ごたえと、目一杯聞き上げた時の重量感と竿しなり。
ドラグがギーギーと唸り、リールだけでは巻き取れないために竿のバットで吸収しながら～
タモ入れももどかしく、抜けるかな？いや、やっぱタモ入れよう！

例え４３センチでも、ブットクて重い広田湾産マコはやっと安心できる海況になりました。
真ん中のマダラは４８ありますよ。他もいうに及ばす！


下はドロ場居付きなんでしょう、焦げ茶色です。
真ん中は草場というか、藻の茂る場所で生息してるらしいです。
腹のドロの付き方で、やっぱり違いますよ。
居つきよりも、潮で入ってくるのがマダラ模様のカレイです。

これはかかるロープやイカダによって明白です。
朝一のホヤロープではこげ茶の居つきカレイ。
塩動いてる時のマダラは、より沖のロープで上がります。

しかし、４時半出撃の８時まででこの成果ですから、笑いは止まらんです。
育夫杯岩手予選は崎浜でのマコカレイ数釣り。

さっぱり釣れません。おら４枚、悟３枚、庄司オヤジ３枚、倉田さん５枚。
かろうじて総司が１０枚で５位。え１０枚で５位？

どこ行ってもヒガレ飛んできてね、大きなマコ釣るべってエサ一杯つけても、手のひらヒガレが
突っつくから、半分なくなっちゃうんだな！　イラつく！！！
あげく、大きなタコが三浦屋ロングの下針ブラに絡まってきやがる。
しかも、タモ入れ寸前で逃げやがったし！

この下針ブラは、もともと小松氏考案で上針躍らせて、下のブラを落ち着けてデカマコ狙うという仕掛け。
赤で小魚形態のブラだからタコ巻いてきたんでしょう。

参加者それぞれ散々な結果です。１日の写真を見せたら、やっぱ広田だと唸ってます。
悟船頭は今週からヒラメ釣行。ご苦労なことに石巻まで廻航してイワシ買いしたようです。

さて、ゑびす丸は鬼の居ぬ間に、人でなしのようにホヤロープでマコあげますよ。
散々に上げてやります。
育夫杯予選は全て滑ったんで、広田湾のみの集中できます。
クッソ～！おのれの未熟さには、ほとほと愛想が尽きるな～ヘタクソめが！！！