ゑびす丸 大漁小言

陸前高田の釣り士、ゑびす丸の船頭ブログです。

なんつう~~~風だい!

2022-02-28 | 日記
いや~~吹き荒れましたね~~
23は強風と寒気から、6時半から浜で待機。
ウダウダと9時までさ、、、
風がさ、、、止むかもしれない???

結果、止まないまま終了。
コンビニでどん兵衛喰ってたら、サトルから着信。
激寒です!!!
誰も居ません!!!

つうか、出たんかアンタ?
ガッツ通り越して、そりゃ無謀ってもんだぞ。
どうせ葉っぱ4,5枚だろうにさぁ、、、
早めに上がりなよと激励したが、10時半には上がったらしい。

このさ、休日になると吹くいやらしさな。
今年は、雪も凄いしよ。
ったく、天は我々を見放してるぜ。
ま、大自然にケンカ売ってりゃ仕方ないか。



すでに、確定申告作業に入ってれば、土曜日は浜に出れない。
23日の予報では、この27も5m強の風速予報。
が、金曜夕方の予報は2m。

よしよし、葉っぱの生息調査開始だ。
最近は釣りとは言えないんで、生息調査と呼んでる。
相変わらず、脇ノ沢はクソ!
小友の沖イカダでは、何とか荒食いの兆候が見えなくもない。



長寸だけで、薄っぺらな魚体。
喰い始まれば、1週間でバキバキになりそうだな。

やっぱ、津波で散らかったカキ筏周りはアイナメがウロウロしてる。
50超えたメスが、荒食いしてます! 的な腹して5本も上がる。
触発された葉っぱが、白い腹見せながら掛かってくるに及んでは、潮周りなんだな。

潮で入ってくる魚は当てにならない。
居付きでジッとしてるヤツが喰いついてきて、初めて釣りと言える。
まだ、早いなぁ、、、

最近、調査名目で近所の去年から船廻し始めた若いモンを乗せてる。
ここは堀切出し。
ここは五等丸。
これは81番台で、あそこがホヤ転換、、、イカダ郡の名称を教える。
陸っぱり専門だったから、カレイ釣りなんてド素人。

カレイ竿買ってきました! 乗せてくだい。
って、アブの160??? 持ってきやがる。
なんだそりゃ! アブにそんなんあんのかい?
仕掛けもその通り、、、

なんで船頭さんだけ掛けれんすかね???
道具スか? 腕スか? 男前だからスか?
その全部だよ!

オマエも、船廻してみりゃ分かるさ。
俺が何で船の右側でしか縋らないかを考えろ?



大概の牡蠣上げ作業船は、上図の様に船首を前にしてその左側に巻き上げ機を設置してる。
赤い部分が巻き上げ機の場所さ。
右側に着けてんのは、2,3艘ぐらいだな。
で、作業船はイカダの2/3強の船長があるから、ほぼイカダの端っこで巻き上げる。
で、その端っこにゑびす丸は右側で縋るから、おのずと船頭の場所にゴミが落ちてる訳だ。
いや、サトルん家の船やこの頃の作業船はイカダよりデカい!
なんで、ゴミ落ちてる場所が遠くなる一方なんだが、、、

また、ホタテやイシカゲの作業船は、左側に桁送り機がある。
が、そこはロープを繰り出すだけ。ホタテカッターや砂撒きすんのは赤いとこ、右側だ。
で、オラは作業船の艫に自身の艫を向けるから、砕かれたゴミが散乱してんのは左側になる。
艫に艫を着けるのは、それだけ作業中のゴミが落ちてる場所に近寄れるからね。
図で言えば下、南側よ。
だから、右側でしかロープに縋らない。

つまり、ゑびす丸では船首付近に乗ってもさ、あんまし釣れないと言う事ですな。
ヒザが陣取る場所をみりゃそうでしょ。
オラの隣から動かないもん。
まあ、ロープの場合は釣れるかも知れないけど、、、

ゑびす丸で釣れるかどうかは、オラの場所次第ってことよ。
もちろん、道具や腕や顔は、今更言われるまでもない!
女の口説き方や、ベッドでのテクも、改めて言われるまでもないな!

船持ったんなら、出なきゃ駄目よ。
イカダに乗って、足滑らして落ちてみなきゃ駄目よ。
ここのイカダはこうなんだ、あそこのイカダはそうなんだ。
この船はこんな上げ方、あの船は近寄りたくない、、、とかな。

もっとも、、、、魚が居なきゃなぁ?







面倒くせ~~~なぁ

2022-02-21 | 日記


起きて見りゃ雪だ。
しかも、クソ重いグジャグジャの雪。
ったく、面倒いなぁ、、、

車の雪払うのに、ブラシが役に立たない。
スクレッパ部分で丁寧に掻いてると、塊が長靴に入って、、ヤル気ナッシング。

浜に来て見りゃ、ゑびす丸も重い雪にあえいでいる。
作業船のホースで海水掛けてもらうかな?
でも、雪でスカッパ詰まって水が抜けなきゃ元も子もないし~~

やりましたよ。
せっせと海水掛けて、雪潰してさ、、、
20分もかけて雪払い。
雪国の人って、毎日雪搔きしてんだよな?
大変だ、、、



脇ノ沢はクソだから、今日も小友沖のイカダに縋る。
前日の土曜日は小友隣の脇ノ沢筏で、葉っぱ祭り、、、



3時間縋ってこのザマだ、、、



なんぼか厚くなってきたか?
今週末は、先週より水の透明度が悪い。
まあ、大潮明けで潮周りがデカいからな。

で、日曜の雪よ!
予報では9時過ぎからナレ5m。
マズメ一発だろうなって起きたらさ~~~

せっかく雪掻いたから行ってみっか。



上げたばかりの小友沖のイカダ。



雪に覆われた山々、、、魚がいなけりゃ、風流もクソもない!

底はカキ殻でゴチャゴチャだ。
小友のイカダは、渚側は底が草ばっかで小突けない。
津波の影響で寄せられたんだろうか? 今年は草多いなぁ。
なんで、沖のイカダに縋るんだけどさ、、、

Kawasaki 天秤に牡蠣殻が掛かってくる。
上げて再投入してたら、若干長めの自前片テンビン2本バリのバイオが、フフフって揺れたぞ。
聞き上げたらグングンと首振ってくる。
あぁ、アイナメだ、、、、
20mほど水深あるから、巻いては逃げるの繰り返し。
逃げなくなると、重いまま上がってくる。
あぁ、ナメタか、、、



で、なかった。
でも、気持ち悪!!!!
ったく、オラの仕掛けに来んのかい!
やっぱ、快晴の日には喰ってこないのかな???
今まで、曇りや小雨ん時しか上げてない。

浜に上がって、近所のおじさんにクレてやる。
他所で釣ったんじゃな、、、
脇ノ沢、早く釣れてくんないかなぁ





不届きモノ

2022-02-14 | 日記


大寒を過ぎて迎えた3連休は、女の都合がつかなくて仕方なく海に出た。
ったく、不届きなヤツだ。

大船渡ではクラスターが何件出たんだべ? ってくらいな惨状。
翻って高田は、まあ人いないし、そもそも事業所無いから稼ぐ人は高田以外で働く。
結果、誰も罹らないという、良んだか悪いんだか微妙な立ち位置、、、

この金曜からサトルもカレイ釣りに移行するって連絡あったから、起きて見りゃ雪積もってやがる。
面倒くせえな~~~ 船の雪払うのさ~~~
いちいち海水掛けて、抜けるの待ってさぁ!
マジで面倒くせえ~~~。ヤル気ナッシング、、、



朝一で縋った脇ノ沢がクソで、何の反応もない。
2,3台動いてたらサトルがやってきて、アイナメ1本だってさ。
なんだい!!!
小友もダメか?

30分ウダウダと駄弁ってたら、サトルの親方が轟音を響かせてカキアゲに向かった。
行って見ようかな?
津波で被害出たから遠慮してたんだよ。



相変わらず鬼のように上げてしまったイカダに縋る。
津波の残骸を横に見ながら、20mの深度を小突く。
丹精込めた生産物がヤラれるのは、痛恨の極みだろうな、、、
イカダ造って、種買って、耳釣りして、温湯駆除してさ、、、
なんとも気の毒だ。



そんな生産者の気持ちも知らんで、エサ落ちてやがると寄ってきやるが不届きもの!!!
薄っぺらな魚体に、潮で入ってきたことを物語る腹の白さ!
泣いてる生産者の心情を察しようともしない、腹黒さ野郎!
そんな奴は、このゑびす丸が許さんぞ!
早速、退治してくれよう。
たかだか45の分際で、いい気になりやがって!

上げた2枚をサトルのお客さんに呉れてあげる。
こんな葉っぱを持って帰ったんじゃ笑われるぜ。

開けた土曜日は、ポカポカ陽気の何ぼかの浪気。



天気よすぎて水が綺麗だぜ。
今日も不届きモノを退治する。
天気よすぎて、練炭火鉢に置いてた缶コーヒーが爆発。
も~~~! やんたぐなったな、、、
スーツの背中がコーヒーだらけじゃないか!
女も抱けね~~しよ!



最終日は2軒隣の若いモンを乗せての、悪行成敗。



兼定ならぬ、バイオインパクトが不届きモノを斬る。
オラが遠慮してる最中に、バク付きやがって!
若いモンに持っていかせる。
お前クラスは、これで十分だ。
上下関係わきまえろ!

留めは54のアイナメだ。
これは持って帰ろっと、、、

さて、水深20m強で何とか寄ってきたんだろうかね?
いやいや、これも津波で落ちた牡蠣に群がるアイナメの効果でしょう。
だって、帰り際に縋った脇ノ沢のイカダは全くクソだもん。
なんのアタリもないんだよ!

この時期のマコらしく、魚体はグジュグジュだ。
女房と同じで身の締まりが無い。
若い頃は振り返るくらいだったんだがな~~~

いずれ渚に寄ってくるんだろうけれども、いつのことやら、、、
特にも脇ノ沢はなぁ~~~
光明さえ見当たらない。

金メダルだってさ

2022-02-07 | 日記


凄いね~~~
スキージャンプはオリンピックでは結構メダル獲ってるけど、岩手の子だぜ!
純然たる岩手の子が、世界の頂点ってなぁ~

いや、今時世は岩手の子がスンゴイじゃない。
雄星、翔平、陵侑は言うに及ばず、カレイ釣りの世界でもソウシ、ツカサ、サトル、及川、ゑびす丸?
ん??? まあまあ、、、

俺らの世代では、岩手出身でメジャーリーガーなんて想像すらつかったよな。
まして、陵侑なんてフライングのバッケンコード持ってんだぜ。
スロベニアのデカいジャンプ台のヒルサイズは240m。
陵侑は252m飛んでる。
250mってさ、、、

くしくも嫁がこの子、平らなとこに着地してるよね???
その通り!
他の選手はランディングバーンの傾斜んとこなのに、陵侑はそれが終わる寸前で着地する。
ヒザ大丈夫か? 水溜まるだろう?
ヒザ大丈夫か? どこで釣ってるん?

大体にしてスキージャンプはさ、飛ぶってより実際落ちてんべよネ。
落下してんでしょ!
でもフライングヒルは見てるとね、どこまで行くんだ~~~~みたいなんだぜ。
あれは飛んでる!

岩手の子はスンゴイね~!
カレイ釣りの世界でも、、、しつこっ!!!

そのカレイが全くいません。
この週末も、ナマコが見えるほど澄んだ海水。
吹きすさぶナレは容赦ない。
牡蠣上げしてる作業船の傍で、生餌垂らしても、エサで揺さぶっても、ジグ落としても何も無い。
マジで何も無い!

こりゃ~~~3月もダメなんじゃないか?
通年2月ともなれば、それまでジッと体力温存してたのが、空腹でパクつき始めるんだがね。
津波で底動いても、イカダの位置は変わらんし、落ちるゴミの量も違わない。
春マコがダメってな、、、
マジで、絶滅とまでは無いだろうが、半分以上居なくなったんじゃないすかね?

何の期待も持てないままに、しかし時すでに2月。
惨いまでに、時間の経過も容赦がないぞ。

ラブホでの時間経過も容赦がない。