ゑびす丸 大漁小言

陸前高田の釣り士、ゑびす丸の船頭ブログです。

キックり腰3

2018-12-25 | 日記
またやってしまいました!
連休前の木曜夜。
金魚の水槽の水入れ替え中にバキっと~

つうか、早く晩飯喰えや! 的に女房が急かすもんだからな!
お前のせいでやっちまったべや~!!!
Xmasなんざ知ったことか! お前らで勝手にケーキでも食え!!! と逆ギレしたぜ。

早速ハリ治療。
さすがに同じとこ3回目なんで、今回はかかるんじゃない?との見立て。
連休中は安静にね!  って安静にしてる場合じゃない。

とにかく、動けるくらいにしてください!!!
と懇願し、1時間かけて針やら灸やらストレッチを、、、
サポーターがっちり巻いて、いざ真冬の三連休に突入。


む~デカいな!

これがカキいかだではなく、なんと別なとこに居ました。
ま、教えられませんがね~~~



どうすか!この身の厚さ!
ぶっ太いですね~

45クラスでこの厚さですよ~
場所は教えませんがね~~~

今年も色々ありましたね。
貝毒規制が1年続いたことは、春先のマコ大爆釣を断ち切るような無惨さでした。
ソウシと組んだ大会は上出来でした。
丸1日も生物を感じない耐久選手権もありました。
沢山の方々との釣りは楽しい日々でしたし、きな臭い方たちもいましたね。

神様のご逝去もあったけれども、ダチの結婚もあった。
県制覇を成し遂げた可愛い子供たち。
自分の子は伴侶を見つけたみたいだ。

神はサイコロを振らない。

無理なものは無理だし、出来ないことは出来ない。
でも、理屈に会わない出来事なんて一杯ある。

何年か前、真摯に生き寡黙に暮らせ!と恩師は諭してくれたが、、、
無理でも、出来なくてもじゃ世の中つまらない。
人生、少し向かい風が丁度いい!

と、達観しつつも、ナレ風5mで帰ろうかどうしようか迷ってるゑびす丸。

皆さん、年末年始はどうぞ健やかにお過ごしください。
ありがとうございました。
来年も釣れるといいですね~

年末は独りじっくりとイカダで牡蠣チヌでも狙いましょう。
今年、カキ上げで一度も見てないようです。
居るんだろうけど、姿を見せないなんざナメきってやがるな~

こんな心持では、当分寡黙には暮らせそうもない、、、






花形? 星組?

2018-12-18 | 日記



グロいですね~  気持ち悪っ!!!
ナレ風きつい中でこんなの上がると、ゲボしそうになります。

マコとも違う前あたり、、、つうか、アタリが無くて喰ってきやがる。
ゴミか? と思う仕掛けの張りで穂先上げるとグングンとな。

ここですよね! アタリを見極められるかどうかの境みたいのってね。
結局喰ってるってことは、喰う瞬間のアタリがある訳でしょうから、それを感じるかどうか?
ここが上級者と普通の人との違いなんでしょうね~



例えばね、これは新型寄松式両天秤なんだけれども、去年から天秤の片方に二本仕掛で釣ってますよね。
サトル仕掛けも川崎仕掛けもそうなんですが、おいら個人の使い方としては下針に喰わせる釣り方なんです。
鉛の突きと起床で上二本を誘いにして。

で、この寄松式の品書きには、鉛を寝る起きる程度の突き方で~とご丁寧な指南もしてますよね。
天秤のみならばその程度の突き方でも両側に喰ってくるから、アタリは感じますけども、二本仕掛けだとね~
下針を動かさないような突き方での誘いなんで、きき上げじゃないと分かんな~い。
分かんないというか、感じ方が鈍いというか、、、未熟なんですな。

つうか、寄松さん! パクったな~?
ま、いんですよ。それで皆さんが釣れたら万々歳ですよね。
誰それが創った仕掛けだから使えん! とかないでしょ。
使わせたくないなら意匠登録か特許申請すればいんです。

でも、それでは世に広まらない。
ベータ技術に固執したソニーの失敗と、VHSをあまねく広めたビクターの人類史的な貢献度の差と同じことです。

今以上に釣れる仕掛けを追求しようという姿勢。
実際は買ったほうが安い! そりゃそうですよ、何度作ってもダメなものはダメなんですから。

でも例えば地球環境が劣悪だから火星移住しますか?
無理でしょ! 
そのコストとエネルギーを考えたら、既存の技術で改善したほうがはるかに速い。

でも、あそこに何かがある? 手を伸ばせば届きそうだ? って思う探求心とか向上心こそが
人を人たらしめる原動力ですよね。

皆さん、めげずに仕掛けを作りましょう!
マネしながらでもいんです。
仕掛けなんざパクってなんぼです。
パクられるからこそ、その仕掛けの価値が高まるんじゃあ~ないでしょうか!!! 選挙応援か?



丹精込めて作ってくれた熊殺しに感謝する1枚です。

寄松さん? これでは天秤の片方が長すぎて絡まります。
更なる改善を求むものであります。

成果のない週末

2018-12-10 | 日記
まあ、成果が全くないわけではないんですが、ナレ風6mでは退避せざるを得ません。
今週末は、不甲斐なくも強風のため朝一のみの釣行。
土曜は10枚で9時半、日曜は4枚で9時に引き上げました。

スンゴイ風の中、素人さんにはキツイ釣りになりましたね~
8時までは凪良くて目星着けたイカダで、それなりのサイズ上がるんですけどね。
9時からはもうビュ~ビュ~です!

タイミング逃したら帰港できなくなるんで早めの退避。
堤防で練炭に皆であたりながら、風の解ける間を探します。
が~、時間が経過するほどに強まるナレ!

こりゃダメだね!!!
なんぼ俺でも、この風で己等を案内するほどキレちゃいないっすよ~
帰れ! 帰れ!
ザミ牡蠣くれてやっからさ~

期待して遠路はるばるね、申し訳ないんですけども、天候は未だ人知の及ばない天の御業。
天に唾すれば、自分の顔に落ちてくる、、、

正に、釣るなと言うならこれもまた良し。

しかし、練炭は稼ぐな~

虹の都

2018-12-03 | 日記


どうです! 見事な虹ですね~
低いんですが、間近に感じます。
強風警報が10時には出るであろうと思われた12月1っ発目の土曜日。


不本意ながら練炭を導入。
ガキの頃には練炭炬燵で太もも裏に大やけどを負ったり、自炊温泉場で一酸化中毒寸前になったりと
いい思い出が無い練炭ですが、致し方ありませんな。



吹いてきた頃には、上がるタイミングを逃したんですけど、まあまあな釣果でしょう。
この日はオラだけだったんで、日曜に備えて残そうかと思いつつ、いいか~的な、、、
9時から10時半までは風強すぎて動けません。
仕方なしに、練炭にあたりながら、座ったまま竿振ってると、何となく掛かってきます。

まったく、脇ノ沢のマコは生存競争意識が無いから、牡蠣上げシーズンど真ん中の今は何となくでも喰ってきやがる。
しかし、強風で船が煽られ、イカダにぶつかりながらの竿振りだと、小突き方と鉛の動き方には修練できますね。
ま、狙って練習してんじゃないからどうでもいちゃ~どうでもいんですけど。
底を外さない鉛の動かし方なんて、無風だと当たり前すぎてね~なんの習得にもならない。
ま、かと言って習得したところで、温い生活してる脇ノ沢マコには大した影響ないんだよな~

目指すのは小さいマコを意識的に外して、デカマコを狙う技術!
あんのか? そんなのね、、、

で、Gカップと地元建設業者上がりの百姓(モミ持ってきてくれました、あざ~す)が来た日曜。


惜しい1センチ足りないか~
計った時は50あったんだがな~

横幅25センチのデカマコは、当然のごとく船頭が掛けます。

土曜と同じイカダに陣取り、土曜のポイントを探ってイカダごと船を動かします。
これはですね~カキいかだは水深8mですから風、潮あっても大体のゴミは真下に沈むんすよネ。
しかしながら、細かいゴミは上潮や風に漂い流されるんでズレるわけですな~
しかも、イカダは重いんで風の影響でアンカー中心に5m以上動いてしまいます。
なんで、油喰うんですがイカダを押したり引いたりしてポイントを見つけるわけです。

ここで重要なのはアンカーから伸びてる黒球の位置です。
みさなん私が釣りながら、キョロキョロしてんの分かってますよね~
それは、皆さんの顔や仕草見てんじゃないすよ~
百姓の顔なんぞ見たって何の徳もないんすからね。

でなくて、黒球の位置を見てるんです。
黒球の位置とイカダのずれ具合をいつも気にしてるんです。
竿沢山出して寄せるか? 居た場所に仕掛け落とすか?
船頭の腕の見せ所です。

ま、何となく釣る船頭にたまらずGカップが ”大人しくしてなさい”と、、、
昼過ぎには南が入って大きくずれたイカダの上で、軽業師のように動き廻って釣る船頭。
イカダに乗ったら? と誘うんですが、落ちたら嫌だと動かないGカップ!

落ちたところで、イカダの間でチャプチャプするくらいなんだからさ~
ポイントは自分で見つけろ!!!

そこまでは船を操ってあげますから。