ゑびす丸 大漁小言

陸前高田の釣り士、ゑびす丸の船頭ブログです。

とことん釣れない

2018-03-30 | 日記
大槌湾カレイ釣り大会



要綱が届くも、6月3日は消防団春季大演習なんで不参加。
今年で任期最後なんでやり遂げましょう。

思えば、27歳で帰郷した翌日には野球部時代の先輩が、名前書いたがらな~と。
上下関係の厳しかった、いや今でも厳しいんですが~返答は許されない!
自分の意思とは関係なく消防団員となってました。

怒涛のように月日は流れ、今やその長に。
長は北斗の漢でなければなりません。
カレイ釣り大会なんぞにうつつを抜かしてる間はない!

どうせ釣れねぇ~し!!!(30センチで、いいカレッコだって船頭言うんだぜ)

渡される計測用割りばしは24センチだし!!!(25センチ未満対象外なのに)

チラシに、調子に乗ってってかいてる~(ったく調子に乗んなや)

マンボウ氏には、岩手県人なんだから貢献しなさいよ!
と言われるが、行けないし、大体にして行きたくない!!!

5枚800gのカレイより、10枚13kの脇ノ沢のほうが良かでしょう。

なんで、6月は3日及び10日(消防団操法競技大会)はお休みです。

寄松式 改

2018-03-29 | 日記



去年の激シブの広田湾において、絶大な釣果実績を誇った 寄松式両天秤。
皆さんも使ったことがなくとも、その高名だけはご存知でしょう。
誰とでも、初対面でも気さくに話してくれる好々爺です。
まあ、四合瓶を片時も離さない呑ベエ~おじいちゃんです。

この両天秤が、底でフワリフワリと動いてくれるんですね。
ヒザ神曰く、理にかなっている!
水深8mの広田湾においては、ウネリの高低が竿振りに、さほどの影響を及ばさない。
まして底の潮流が激しくないために、例えば三浦屋式のような潮に這わせる仕掛けだと効果が薄い。

なるほど~さすがはヒザ神! とても解りやすい説明をしてくれる。
ま、そうかどうかの理詰めで造ったわけではないが、自分が使っていたショートの2本針も
そう言われると、 that's light!!! yes I do!!! その通りなんです。



鉛ぶら下げてんのは、鉛下部の剥げ防止のためにヤマイのスペクトルペイントを塗ってる途中です。
牡蠣やらムール貝やらの硬いゴミが沈底してるんで、何にもしてないと1時間で鉛の塗装が剥げてね~
こんな地道な作業を、ルンルンしながらやってるんスよね。
若干スペクトルペイントのシンナー臭に、昔を思い出しながら~



で、この長年使ってる自作ショート2本針を、寄松式天秤の片方にジョイントして使ってるのが、自称 寄松式 改。
天秤の片方は言ってみれば誘い専用で喰わせる意識はないんです。
それをフワフワさせて、活性が良ければもう片方の上針に喰ってくるし、悪くても下針にデカを掛けようと。

もっともヒザ神などはノーマルのまま掛けるんで、その寄せと掛けのテクニックは感嘆モノです。
そこに到達してないゑびす丸は、何とか別の切り口でアプローチせざるを得ない。
かつ、自分の作った仕掛けでも何とか掛けたい!

仕掛けってのはキリが無いですな~
造ってはダメ、改良してはクズ、、、、、今度こそと思っても一発でゴミ!!!

ある高名な登山家はこう言ったそうです。

山は低くなってはくれない。だから自分を高めなければならない!

YES! そうだよな、精進しない奴に海は恵みをくれない。
ガッツあるのみだ。

寝る前に再度鉛にペイントしてると、隣の部屋ではハクション、ハクション!!!

ったく、ガッツ見せんかい!!!!!!

眠ってる場合か

2018-03-26 | 日記
100人の女にチヤホヤされてきましたよ!

って、まあGカップK田氏と併せて100枚ならヨシでいんじゃないすかね~
相変わらず疲れる釣りです~
マガレイファンを尊敬しますよ、マジで。

の前の24日5時半。海は寝かしてくれない。2時に目が覚めてしまう。
当然のようにヒザ神とマンボウ氏が脇ノ沢港に居る。
来るというより、居る!
住人と変わりがない。どっか近隣から被災で引っ越してきたんだろう、、、みたい。
週末この二人が脇ノ沢にいることに、全く違和感がない。

で、当然のようにマコを釣り上げる。
この日は悟船も150枚を釣り上げた。珍しく釣り河北に載せている。
21日Yんべ君に50アップとはこれを言うんだぞと見せつけたんだが、彼も念願の50アップゲット。
鰈道会員ならこれも当然か。

ぶっ太いアイナメをマンボウ氏が5本。これも当然。
イカダスイッチしてからは、51のマコを掛ける。
これは、ちょっと意外。
50のマコが居るのは当然だが、3月にマンボウ氏が掛けたんではもはや目標達成だろう。

ヒザ神も当然のように、美味しそうなマコを釣り上げる。
チヌ太郎よろしく、掛けてからの竿アクションが豪快だ。
薄い、気に入らない、マズそうなマコをブン投げるのも当然。

で、当然にゑびす丸はそれらが居そうなイカダを巡る。
これはっスね、オーラを感じ始めてるんスよ、今年は。
このイカダに居るんだべなっていうビビッと感と、オ~ぅ居ますよ居ますよってな呼んでル感が
重なり始めてるスね~。 
一昨年と同じ感じなんです。



で、この3人の取り決めです。
45以下は戻しましょう。(無人格のゑびす丸はブン投げると言います。)
マコは産卵する個体になるまでに3年、40クラスには5、6年、50オーバーはそれこそ歳無しです。
40を上げても、それを戻せば2年後には50になってる?
楽しみじゃありませんかね~(ちょっと人格を再形成しつつあるゑびす丸か)

さて、漁礁です。
初めてのK田氏と3回目のオイラ。
ド素人さんですな。
釣果もド素人っぽい、しょぼくてスンマセン。

官製はがきサイズばっかしか上げれません。周りは30くらいのを上げてる。
が、丸洋船長が結構なイシが釣れるポイントに船を回してくれる。
ぶっ太いアイナメを献上したのが効いたかな?
オイオイゑびす丸。忖度期待してんなよ!!!

が、やっぱり重いだけだった。リールが巻けないんで竿振りで上げたのは48のイシガレイ。
まったく格闘しない。潜るんでもない、暴れることもない。
ただただ重いだけ。疲れる~

いやマジでマガレイ釣りは疲れます。
リールを巻く腕が途中で悲鳴を上げる。なんで皆さんはこんな釣りしてんだろうな?と訝ります。
こんなん脇ノ沢では全く無いことです。

底を探る感覚や、穂先の操り方がヤッパリ掴めない。
例えば、おっ?ここにカキの塊あるな!ちょっと小突いて鉛でつぶそうか!
なんて芸当は8mだからこそ出来る。
40mか~、、、ム~ン、難しい!

塩釜からの帰りは、開通なった三陸道に乗ろうとする輩で渋滞のドツボ!!!
本吉から気仙沼抜けるまで1時間半の、チンタラ走行。

やっとこさ家に着き、後始末して風呂を浴び飯もそこそこに布団に入れば、着慣れないフィッシングスーツを
洗濯する妻のハクション、ハクション!!!!!!!!!!!!!!!

ププッ、、、、全く海も我が家も寝かしてくれない。

継続とは

2018-03-23 | 日記
力なり!

まさにその通りでしょう。
才能はそれを発揮する場面があって、初めて周知せしめられるものです。
でなければ、ただただ埋もれるだけです。

例えば、スポーツしかり、技美術の世界や、事業経営でもまたしかりです。
卓越したセンスとそれを見抜く環境があって大成する。

例えば、ヒザ神O川氏やマンボウK松氏、あるいは口八丁手八丁のU野君もそうでしょう。
彼らは1年52ある週末のどの日にかは、必ずどっかの浜に現れます。
その技術たるや、他の周知せしめるところです。

が、結局52週来てるんですね。
これこそが彼らの神髄でしょう。
海に出なけりゃその技術も大成しないし、自身を強くもできない。

彼らが海に出るのは、釣りが好き、、、なんて単純なことではない。
そこに海があるから、、、でもない。
魚が呼んでるからか、、、いや違う。

彼らの自負は?、、、、俺が海にいるからだ!!!でしょう。

全く尊敬しますね。



スケールの50が見えませんね。50が見えない!
こりゃどう見ても、50が見えませんね~
見えます? オラには見えないんだがな~50が~~~~~


で、52週出てるゑびす丸も、まあ大した腕は無いんですが彼らに触発されっぱなしです。
大荒れ直前の21日、勇んで6時出港。
自分でも早すぎかな~と苦笑しつつ、2分後にはイカダ到着。
悟船頭は丸洋丸船長はじめ、がま大会でのトップ10メンバーを集めての遊弋。

しかも酒盛りしながらの2本出し。
オイオイ落ちんなよ!この魚釣れてる時に人探しなんて迷惑千万。

2,3か所巡って3週間ぶりの丸天イカダに縋る。
投入寸前に仕掛けの下針がイカダの丸太に引っかかる!
なんてこったい!グンと抜いたら針曲がり!!!

もう~!くそったれが!と毒づきながら張替えしての再投入。
来ました、来ましたよ~ガリっと~!

掛けた瞬間にデカいと察したコイツは、潜る潜る!逃げる逃げる!回る廻る!
競技SPⅡがグングン曲がります。4号フロロハリスは持つか?とよぎります。

イカダに釣ってあるカキに潜られたんでは終生の恥辱。
我が生涯に一片の悔いなし!  と昇天もできん。

滑るドラグを適度に親指で抑えながら、もったいぶって姿を見せたコイツ。



やっぱ、50が見えないですね~50が。

帰港際に悟船に寄って、家庭をもって小さくまとまりつつあるU野君に全部くれてやった。

こんなのは腕じゃないんだぞ!と自身を戒めつつ、若干ニヤニヤしながら~





いや、やっぱり

2018-03-19 | 日記
100人の女にチヤホヤされたい変態が、次の日の6時に脇ノ沢港によだれを垂らして集う。
7時出と言ってんのに6時に来てやがる。
120枚の釣果を聞きつけ、俺も俺もと全くスケベな連中だ。

前日の惨劇と自身の体たらくを悟った脇ノ沢のマコは、やはり士を知っていた。
おいそれとは掛かってこない。
といっても1時間で30枚ほど上がってくるのは、やはりナメ切ったカレイどもである。



そうだ!こうでなきゃいかん!
修行のごとく、じっと耐え忍ぶ時間が無ければ広田湾ではない。
数を上げたきゃ他所へ行けばいい。

薄っぺらなマガレや、重いだけのイシや、白あぶく出しまくりのナメタなんぞ魚ではない。
狡猾で、肉厚で、士を知っている脇ノ沢のマコでなくてはいかん!

再度云ふ! 脇ノ沢マコは己を知る者のために釣り上げられる!  と。

と、言いつつも100人の女にチヤホヤされたいんで、25日は漁礁に行ってきま~す!