ゑびす丸 大漁小言

陸前高田の釣り士、ゑびす丸の船頭ブログです。

12時間釣れる耐久選手権

2019-05-20 | 日記


怪しさを放つ、満月の大潮。(手ブレごめんなさい)
月が姿を隠さんとする3時20分。
脇ノ沢を出港する、ヒザとオイラ。

お目当てのホヤロープには、この時間はまだハイエナが来ていない。
っても、10分後には寄ってきやがったがね~

未だかつて満月の大潮は釣れたためしがない。
まして、今日もヒザ神は爆釣Tシャツを着こんできているらしい、、、
釣れたためしが無い!!!




が、釣れるね~
ホヤロープ、イカダとシーラカンス並みのアイナメがゴロゴロと釣れる。
これがいいっすね~!

喰い散らかしてくれるし、他魚のスイッチを入れてくれる。
残滓の残るイカダに、ホヤ作業船から大量にゴミをもらって、潰して撒く。
1時間でアイナメが反応してくる。
コイツがいなくなればマコの独壇場。
まるで、チヌ釣みたいな段取りと格闘。

今日は9時最干潮なんでね~
なんて、いつ止まってんだ??? ってな感じでね~

ま、1時間ほどスレてる時間があったが、夕方のマズメと満潮時間が重なって
上げ潮の中、12時間釣れまくる耐久選手権。

っても、ヒザ神とオイラだけなんで、ほぼほぼリリース。
持ち帰りはデッカイのとハダガレイ、、、みたいな。

ん~同じ1枚なのかな??? ヒザ神が、しんみりと呟く。
なんすか?それ、、、

志津川で、手のひらサイズを渚から75mの深さまで追い求め(?)
え? 志津川なのに、そんなんしか釣れないの???
ってな釣りをしてきたそうです。

彼の師匠曰く、20センチでも45センチでも同じ1枚だ。
他人を羨むな!!! その1枚をリスペクトしろ!!!  と、、、

なるほど、達人の一言には深みがある。重みがある。

が、深度8mで、歳無しチヌみたいなマコと掛け合う様は、20センチのそれとは違うと思うんです。
オイラ自身が志津川に何度も釣行したわけではないし、ヒザ神のようにみっちり鍛えこまれた事もないんですけども
同じ時間と手間かけるのなら、20センチと50センチとでは、オイラは50のほうが断然いいです。
そこには上手下手の次元ではなくて、単純にデカいの釣りたいというだけです。

オイラはトーナメンターではないし、今のヒザもそうです。
いつかも述べましたが、衣食足りて礼節を知る、、、
そろそろヒザ神もオイラも、釣りに対して足るを知っていい頃合いでしょう。
何でもかんでもじゃなく、50のみを釣りあげればいんです。
同じ1枚とは、たた釣ればいいんじゃない!  と彼の師匠は言ってるんじゃないのかな、、、

釣りする人の目的は様々ですから、何かを求める人の心持はそれぞれでいいでしょう。
競技する人はその釣すればいいし、数釣りたいならそんな釣りすればいい。
ゑびす丸は、デッカいのを釣りたいです。

そしたら、GCUP仙台漁礁戦の日曜に、岩手大会にエントリーしてるGカップが今週もきやがった。





ご友人の滝沢名人が48を上げます。

満悦の名人の傍で

悔しがるGカップ

他人を羨むな!

2日連続で4時出港は、さすがにキツイな~
っても、これから毎週4時だから弱音吐いてちゃいかんね!

最近お袋が釣行メンバー分かってきたみたいでね~
魚持って帰るときは、今日は水沢の人か?
持って帰らん時は、矢巾の人か?  ってさ。