ゑびす丸 大漁小言

陸前高田の釣り士、ゑびす丸の船頭ブログです。

まさかのハーフ

2022-11-21 | 日記
11月20日、陸前高田市民マラソンは快晴の中催された。
年々少なくなる参加者とボランティア、、、
なんか目玉創んなきゃ干されるぞ???
ではないんだろうが、まさかのハーフマラソンを設定。
オイオイ、何時間掛かるの???

案の定、着ぐるみ参加者もおふざけでハーフ。
大根にタイガーマスクに、ピカチュウだ、、、
21kだぞ、21k、、、走れんのか??そんな恰好でさ!
号砲一発、チンタラ走ってやがるから一喝!  
さっさと走らんか!!!
表彰も終わって、片付けしてる最中の12時前に最後のゴール。
ここでも片付けしてる連中に一喝! 
お出迎えせんかい!!!

ったく、魚釣れてんのにわざわざ休んでボランティア来てんだぞ。
来年は5kにせぇ~~よ。



前日の土曜日、今シーズン初の気荒らし。
冷気一杯だけど、そんなに寒くない。
出港後3分で縋った渚のイカダで、入れ即。
したら、イカダの主が別のイカダを引っ張ってきた。



お前が釣ってるとみて、イカダ廻してきたからどかんかい!!
殺生な、、、
なら、無理やりにでも釣ってやるぞ!
牡蠣綱一杯のイカダを引っ張って、ポイント集中で2,3枚。

飽きたから、別のイカダに移る。
若いモンが、あそこですよと言ったイカダに行く途中に、呼んでるんだな~~~
ここですよ! ゑびす丸さん!  ここです!!!
光ってんですよ!  そのイカダがね!
聞いたイカダじゃないのに、もうそこのイカダから目が離れない。
五感を超越したこの感覚。

縋ってみれば、空イカダで恐らく3日は経過している。
しかも、渚より3から5m深い水深で、イカダの足ロープが長いから思い切り沖に流されてる。
沖のイカダにくっつきそうなくらいだ。
パッと見だとこんなに流されてんじゃな~~となるんだが、光ってんですよ!

落としてみるとフグ当たりが無い。
探ってると、来た来たバチっと!!!



マズメの時間で20枚超。




ガタイも素晴らしい。
ババが煮付けたんで食したが、煮付けたのに身のボリュームがあり過ぎ。
煮付けたのにホクホクでなく、ハギハギしながらじゃないと喉を通らない。
バッキバキのBUFFだ。

これだよな~~~
呼んでるイカダに間違いはない。
船を操って30年。
イカダに縋って30年。
この呼んでる感覚は、光って見える感覚は、ゾーンに入ってんのか?
球聖は、ボールが止まって見える、と。
次の球筋が見えると、と。

数多の達人と同じ領域に入ると、自己満足してしまう。