ゑびす丸 大漁小言

陸前高田の釣り士、ゑびす丸の船頭ブログです。

時は平成30年3月

2018-03-19 | 日記
西風がきつい早朝6時半、脇ノ沢港に集結した変態兵ども。
遠路矢巾から駆け付けた、GカップK田氏。
奥州水沢からはせ参じた、ヒザ神O川氏。
気仙沼からは、じっちゃんことマンボウK松氏。
それと、無人各者のゑびす丸船頭。
惰眠をむさぼる広田湾マコガレイに活を入れるべく参集!

丁度、1台全部上げ切った脇ノ沢のカキいかだに縋る。
年末より、小友方面でのデカ狙いに絞ってたのと、カキの上げ方に不満があった脇ノ沢のイカダで
春になりノウノウとエサを喰ってるマコガレイは、この世の春を謳歌していた。

そこに変態兵4人が、磨き切った竿を入れる。
太平に慣れきったマコ共が、次々と掛かってくる。
7時投入から10時までで80枚。
エサ切れでの買い時間をはさんで都合120枚。



48センチ5枚を筆頭に、アベレージ40アップが120枚。
浮き付きスカリが、沈みっぱなし。
コンテナに移すも沈みっぱなしで、底のカレイは重みで潰されている。
4個のコンテナをイカダに舫っって、更に釣り上げる。
海中から船上に引き上げるコンテナの重みで、また腰病みしそうになる。

さながら、北越戦争で謹布に向けガトリングガンをぶっ放す、河合継之助にでもなったかのよう。
大した小突きもせずに上がってくるマコども。
久々に針切れせずとも、ナメッた針替をするほどに上がってくるマコども。
全く、甘い顔してると付け上がりやがる広田湾のマコ。

兵も大して満足しないで帰途に就く。
どれだけ数を上げたところで、コイツだ!に出会えなければ徒労に終わる一日。
士は己を知る者のために死す。
100人の女にチヤホヤされるより、一人の男に凄いと云わせたい。
他は知らず、広田のマコは兵の志を知っているはず。
士のために死せい!

1年に1回あるかないかの、ふざけた1日でした。


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