ゑびす丸 大漁小言

陸前高田の釣り士、ゑびす丸の船頭ブログです。

お寒い

2017-05-15 | 日記
塩釜の丸洋丸です。シマノ杯は天候その他で中止、取りやめとなりました。
くっそ~1月半もかけて準備したのに~ぢぐじょ~

がまの野牛大会も中止になったんで、日曜は広田湾で憂さ晴らしだな。と、小松氏。

で、小雨止めやらぬ脇ノ沢港には、憂さ晴らし4人が集合。

東風が止まない。イカダが連休時とは逆に流されて、ポイントずれまくり。
仙台から三陸にかけて、釣り船は恐らくこの1艘だけと思われ、どんだけ釣りアホなんだと思います。

船中2枚のアイナメ2匹。ま、それなりにデカいんですけども、なんともお寒い憂さ晴らしでした。




元帥

2017-05-11 | 日記
いや幻粋です。鰈幻粋のことです。

なんと、根室の社長がお仕事お疲れさん的にご褒美してくれるって。
ここで、あざ~っすって言っては、ゑびす丸の名が廃る。

職人は自らの粋を極めるために、自ずから道具を作る。
至言です。

そう、もらいモンの竿なんぞで釣ったところで陶酔など出来るわけもない。

社長、俺っすよ、俺!
そんな、M165でお願いしま~す。

く~情けない。

根室紀行

2017-05-11 | 日記
いや~むりだ、この風じゃロシアまで流されちまうな。
釜石だって風ん時は船出さねべよ!

ん、まあ出さないけど~
と言うわけで、8日午前中の落石沖カレイ釣りは中止となりました。
やむなく、仕事しましたね~

7日夕方に根室に到着。バス停からホテルまでの200mは、向かい風との闘い。
この風なら俺もスキージャンプフライング選手権で勝てんじゃね!と思うくらいの強風。

根室近辺には5mを超す背の高い木々が、全く生育しない理由がこの風です。
納沙布岬には5基の巨大風力発電機がそびえ立ってますが、なるほど風には事欠かない。

こっちの竿は、なんかヒラメ釣りみたいなグニョ~んとした7対3とか6対4みたいな腰の柔い竿。
リールもでっかい太鼓型。仕掛けは片テンビンながらごっつくて重い。
どうやら小突くんじゃなくてシャクる釣法のよう。

でっかいカレイだからなんだろうけど、へへ、仙台漁礁もそうだけど、ところ変われば千差万別だ。

さて、無事根室から帰ってきたところで、13日のシマノ杯はどうでしょう。
気仙沼のマンボウ名人からパクった、ぴょんぴょん天秤。名付けて サスケ。
上手くハマってくれよ~100枚目標。

雄叫び

2017-05-06 | 日記
釣れない広田湾。
昨年のクリスマスから、さっぱり釣れない広田湾は、しかしながら渾身の一枚を
上げようとする釣り師の羨望の的になってます。
数釣りに飽きた釣り師や、トーナメントの鍛錬用にと毎週欠かさずやって来ます。
釣れないなら釣れないなりに賑わうもんですね~

さて、連休最初の30日は仙台漁礁でシマノ杯の練習。
68枚で何とか掴めたかな~
オラより釣った方々は、電動リールに3本の替え仕掛けと、周到といより、ずるいな!
と思わずにはいられなかったけれども、まあ、彼らとは目的が違うからね~

自作3本バリは、漁礁初回挑戦時の失敗からショートの3本。
朝一発目は、エッグボール、シモリにケミ蛍とアピール満点。
仕掛けの長さ分きき上げてからの2枚掛けを練習。
上針に飛びつくマガレイをはじきつつ、う~ん難しい。
漁礁はとにかく多点掛けと手返しとはその通りですな。

明けて連休3日間は、広田に小遠征。久しぶりの泊沖ホタテロープ間での流し。
これまた、久しぶりの広田湾での数釣りとなりました。
凪が悪くなってからは、脇ノ沢カキいかだで、渾身の一枚釣り。
せっせとホヤごみを集め、巻いていた効果が時合とともにやって来ました。
45超えが6枚。

え、6枚すか?
とは聞かないでください。今年の広田湾はまさに、この6枚を上げるためのプロセスが
大事なんです。
初めて乗った地元先輩も満足でしたでしょうし、この日暇を持て余す予定だった
マンボウ小松氏もご満悦の雄叫び。

中日は前沢からのお百姓さんが、これまた数釣りでエサ無くなり。
最後の1パックで45超え2枚で雄叫びを上げました。

3日目は数釣りを早めに引き上げての、渾身の一枚に専心。
まあ、引き上げざるを得ない状況だったんですがね。

というのも、この数釣り場所は千田船頭がやっとこ見つけて、足しげくゴミ撒きに通った場所。
うるさい広田師連中が、ロープ掛りを許すはずもなく、流しでやるしかない。
ところが、ぽっと出の休日釣り人が掛りやがった。

オイ、すがんなや。といっても、怒られたら止めればいんだと、おふざけ調子で聞く耳を持たない。
イラッと来るぜ全くよ。そういう問題じゃない。

述べたように、悟がせっせと開発した場所で怒れる広田師が、ここらに来んなとなったらどうすんだよ?
これが元で養殖施設内での遊漁禁止となったら、誰も釣りできなくなんだぞ。
しかも悟はアンタの甥っ子だべよ。アンタの義弟はおらの同級生だぞ。
それら全部ぶち壊す気か、テメエはよ!

とまあ、そんなんだったから、仕方なくそいつらを引き離すためにも早めに渚移動したんです。
ここで、2時間のプロセスがあっての47は、それこそ渾身の一枚です。

40前後を数枚上げるお客さんタイム!と囃しつつ、突端落ちさせるマコと雄叫び。
最後は持ってくな~と肩を落とされました。
いやいや、露払いなどではありませんよ。立派な腕前です。