ココロの病は難しい

私はうつ病だ、それと心的外傷後ストレス障害、いわゆるＰＴＳＤ
をあわせ持つ。

私の場合は最初うつ病になってそれが解決し良くなりだしたところ
に家族の失踪と言う大きなショックを伴ってマイナスまで下がって
しまいそこからもう四年目である。

うつ病の一番の解決は、自分の抱える問題から抜け出すことだ。
周りの人を見ていても問題解決した人から一抜けしていく。

私の場合は家族が失踪してそのままどうにもならないからいつまで
たっても病状はよくならず、ショック症状から来る不安定がいつま
でも続く。

物理的に解決しようが無いのでダメなのである。
逆に時がたつにつれ想いは募るのはさっき書いたような気がする。

ココロの病は難しい。
治る人は先の通りある時コロッと抜けられる。

私のような解決しようのない問題を抱えているといつまでたって
も抜け出せず悶々とするばかりである。

私は一体これからどうなっていくのか。
一生背中に大きな傷を引きずって生きていくしかないのだろうか。

それともその苦悩をも吹き飛ばしてしまうような出会いでもある
のだろうか。

まさか！

そんなことは無いのは百も承知だがそうでもなければ私はつぶれ
てしまうのは時間の問題だと思うのだが・・・・。

何とも調子が悪い

このところ昔のことを思い出してしまって調子が悪い。

元の家族との楽しかったことや出来事や、普段の暮らしなんかを色
々思い出しては反芻している。

まあ、それもそのはず今のこの生活がとてつもなくつまらないと言
うか面白みと言うものがないわけで、仕方のないことではある。

だが仕方がないといっても空しく、余計に寂しい気分になるのであ
まり思い出したくない。

思い出したくないとは言え忘れる気は全くなく一生忘れることのな
いことだろう。

この寂しい気分を紛らわすいい手立てはないものだろうか。
代わりに何か楽しいことでもあればよいがそれも無いのでどうしよ
うもない。

寝れば夢に出る、起きていてボーっとしていても考える、とりつい
て頭から離れなくなるのは日を追うごとにひどくなる。

よく、時が物事を解決するとか言うけれど、そうでないものもある
のだ。

時がたてばたつほど、想いは募る。
そして私は苦しめられるのだ。