私は喫煙者である。
ただし家か会社でしか吸わないが(車は禁煙:灰皿がない)
止めるつもりも止めようとも思っていない。
巷では吸うところが限られてきているが、受動喫煙に付いては私は
?である。
何しろ私が子供の頃は電車は勿論市バスにだって灰皿はあって、み
んなモクモクとタバコを吸っていた。
そんな環境の中で育ってきた私が今さらに自分でもタバコを吸うよ
うになっても何の弊害もない。
学者先生の中でも受動喫煙に関して関係ないと言う人とダメだと言
う人と両方いる。
何しろ今の子供たちなどは過保護すぎる。
私たちの頃はたこ焼きがコロンと一個地面に落ちてもフッフッと掃
って「3秒ルール」とか言って食べたものだ。
食品に関しても今では考えられない食品添加物満載の物を平気で食
べてそれで今何ともないのだから今の時代が過保護すぎる。
あからさまに子供の顔に向かってフーっとやるなら別だが流れて来
るくらいの煙草の煙なぞ何の害もないという事である。
そんなこんなでタバコ=悪と言う構図が出来てしまったがでは酒は
どうか。
タバコを吸って暴れたり交通事故を起こす者はいないけれど酒を飲
んで暴れてみたり飲酒運転で人を殺してみたりするのだが酒だけは
一向に値上げの気配がない。
下手したらジュースより安い発泡酒なんかでも今の5倍くらいの値
段にしても良いのではないか。
私は酒も飲むけれどウォッカの500mlの瓶が700円位だとは
これは安すぎる。
安いのはありがたいが規制もかけなければ事故も減らないと思うの
だ。
さてタバコに戻るが煙モクモクの中で育ってきた私らは何ともない。
世間が過保護になりすぎて色んなものの抗体が出来ていないからす
ぐにアレルギーになってみたりする。
世の中変な過保護と言うかクレーマーみたいなのが増えて誠に窮屈
になったものだ。
私らが子供のころはもっともっと大らかだった。
工場の煤煙で光化学スモッグなんてのが多発したころの人間は何か
につけて強いのではないかと思う。
世の中クリーンにしようとしすぎるからちょっとのことでアレルギ
ーや喘息なんかを起こす子供が増えたのではないだろうか。
クリーンになっていくことは良い事だがいろんなものに対する抗体
も必要だと思うのだ。