結局なんだかんだいって出社してきてしまった。
しかし仕事は暇を極めていてやる事なんか何にもない。
おまけに今日は唯一の我社の若人ノンちゃんが4トンに乗って出て
いるのでジジババしか話し相手がいない。
ジジババ何かと話す内容もないし何かうかつに話せば面倒を頼まれ
るだけなので鬼門である。
ああああ、帰りたい、帰ってお布団ちゃんにしがみついて涼しい部
屋で惰眠をむさぼりたい。
だが家でそうしようにも昼間女房がいるのでそんなことしていたら
「寝てたじゃん」とか言われて晩御飯抜きにされるのが目に見えて
いて恐ろしくてできない。
どうする俺。
やはりどこかで休んで会社には行かず公園の駐車場で寝て一日過ご
すかしかないのか。
あきらかにインフルエンザだとかそういうなら女房も何も言わない
だろうけれど精神で参って休むのにはいい顔をしない。
自分だって躁鬱でお医者にかかってんだから気持ちは分かるだろう。
いや実際分かるとは言っていたが「それでも会社へ行け」と言うの
で困るのだ。
別に私といるのが嫌な訳ではなく、私が家にいれば買い物行こうと
か、精神的に参って寝込んでいる人間に言うのだが、要するに空気
を読むのが下手くそなので困るのだ。
うーん、何とかせねばそろそろ本当に倒れてしまうぞ。