最近統合失調で作業所通いの方のブログを読んでる。
統合失調で、実家住みで、作業所にも行けたり行けなかったり、半
日しか持たなかったりするようで、お金もそんなに持っていないよ
うだけれど(私も持っているわけではないけれど)その方は私と違
って、いつも「前向き」だ。
作業所に行けない日でも、ブログの最後はいつも「よし、今日も頑
張ろう」とか「○○することにする」とかいつも前向きなのだ。
年がら年中グズグズと卑下している私とは全く逆だ。
実家で作業所通いと言うことは就職が難しいくらい落ち着かなかっ
たりするのだろう。
わたしは会社が実家で完全月給だからと言うのと株式会社の役員な
のでわたしが辞めされられないので置いていると言うだけだけれど、
実家暮らしならそれこそ作業所通いでもいいだろうけれど、親が大
嫌いなので、と言うか半分は親のせいでこんな性格になってしまっ
た(病気とは関係ない)ので、実家暮らしなんて到底無理だ、今以
上に気が狂ってしまう。
自分でも不思議でこの前何かの時に人に言われて気がついたのだけ
れど、自慢でもなんでもないけれど、わたしは奥さんなり事実婚な
り、今の奥さんは三人目だけれど、別れるとか出て行かれるとかし
てそれから次までのお相手欠格期間が一年と続いた事がないのだ。
誰かいなくなると必ず次が現れる。
特に意識している訳でも浮気して次をキープしている訳でもないけ
れど(そんな甲斐性ないからな)今の奥さんも独りになって半年ち
ょっとで私のところに来た。
「きっとモテるんだよね」なんておべんちゃらを言われたけれど、
そんなはずはないが不思議とそうなのだ。
だからと言うか何と言うか、食わせていかなければならないし、奥
さんが私を食わせてくれると言うほど、わたしがヒモになれる程は
稼いでこないと言う仕組みになっているらしいので、会社辞められ
ないと言うのもあるのだ。
完全に独りなら車捨てて仕事辞めて生活保護貰って年金貰って障害
者用の市営住宅家賃2万とかそういうところに引っ込んで作業所通
いながら毎日ラーメンでも食って暮らすのに、奥さんが出来てしま
うからそんな訳にも行かず、奥さんには恥はかかせたくないから、
月給泥棒しなくてはならないのだけれど、まあ、そのお陰で自分の
ほしい物も買えたりするし、奥さんがいると言うのはいくら見た目
が広瀬アリスとはかけ離れていても、少なくとも私には好意を持っ
ている(はず)なので、優しくしてもらえるし、心のよりどころで
もある。
こと今の奥さんは同じ精神病者(わたしより余程ましだが)なので、
理解してくれると言うか、辛さを知ってくれているのでわたしもカ
ラ元気使うこともなくていいので楽である。
冒頭のブログの人だが、わたしと同じか少し下くらいだろうと思う
のだけれど、とにかくいつも前向きだ。
失敗しても「こんな事もあるさ」とか「明日から頑張ろう」とかと
にかくいつも前を向いていると言うか、病気に対して「負けるもん
か」と言う感じがする。
わたしは統合失調の前に大うつ病と言うのが根元にあるからなのか
とてもそんな風には考えられないし、依存心が強いし、悲観的であ
り、さらにここのところ落ち込んだまま浮き上がれずだんだん感情
が平板になっていって感動とか怒りとか悲しみとかそういうものを
あまり感じなくなってきた。
ああ、でもなぜか分からないけれど涙がとめどなく溢れてきて止ま
らなくなる時はある。
理由は分からないけれど突然、悲しいと思う訳でもないのだけれど、
何かがトリガーになっているんだろうけれど、それが何かまでは自
分でも分からないけれど、そういう時はある。
そしてもともとの天邪鬼な性格もあって、たとえばこないだ散歩に
カメラ持って行ってきた時のでも殆ど悪たれ口しか書いていなくて
後から自分で読み直して辟易した。
人の痛みや悲しみは嫌ってほど知っているはずなのに、素直に「や
さしいひと」になれないのは、子供の頃の育てられ方で、躾だけは
きちんとされた事に感謝しているけれどそれ以外が理不尽すぎて、
今反発してしまうので、どうしてもダメなのだ。
別に普段の生活で人にツンケンしてしまうことはなく、どちらかと
いえば逆で、丁寧な言葉と言うか優しい言葉を心がけて、頭を下げ
る事の方が多いし、ネコでキャッチボールするほど酷い人間ではな
い。
でも文章を書けと言われると、昔本の虫だったからなのかこういう
風にしか書けないのだ。
昔のわたしのブログ、7年前とかのまだgooブログに移転してく
る前のなんかはまだましな書きかたしているなと思うけれど、そも
そもブログを始めたきっかけが、前の家族に捨てられて、自分がも
うダメだと思って、ふと、こうやってブログと言うかインターネッ
トの世界に出しておけば、例えわたしが死んでも一生インターネッ
トの世界がある限り私と言う人間がいたことが残る、と思ったから
で、言わば人生諦めた人間の「生存した記録」であるから、よくわ
たしが、自分のブログは読まれても読まれなくとも構わないし、好
きな事思ったとおりに書くだけだ、と言うのはそういうことなので、
これでいいのだけれど、もうちょっと、やはりと言うか人の意見も
聴いてみたくなったと思うと言うか、そういうのもあることはある
のだけれど、これでは無理だと諦めている。
多くの人がわたしの事を「買い物ばかりしている偏屈な人」と言う
認識でしかないだろうから、しょうがない。
冒頭の人みたいに前向きな、読んで心地よくなるとか楽しいとか勇
気をもらえるとかそういうのはわたしには所詮無理なのである。
だから今日も明日も昨日も明後日もグダグダ世の中にいちゃもんつ
けるような文章を書き連ねるしかないのだ。
但し嘘だけは書かないようにしている。
自分が嘘をつくのも嘘をつれるのもとにかく大嫌いだからだ。
本日の種:二コンD610