考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作『平成史8.(米ソ冷戦、軍拡競争)』

2019-11-26 16:46:40 | 英作 解答

英作問題『平成史』

8.米ソ間の軍拡競争及び冷戦も終結した。

⇒ 軍拡競争とは何かを考える。

軍拡とは、軍備拡張。軍備拡張とは何か

自分で考えることが大切。

幼い子供でもわかるように、自分の言葉でかみ砕いて説明してみる。

軍拡とは、簡単に言うと、武器を作ること。

・They make weapons.

軍備を拡張するということは、武器をたくさん作ること。

・They make a lot of weapons. 

 

米ソが軍拡競争をする、ということは、具体的には当然、核兵器のことだろうから、

・They made a lot of nuclear missiles. 

 

軍備の拡張を『競争』する、ということは、お互いが『競争相手』であるので、

・They were rivals. 

・Both the U.S. and the Soviet Union made a lot of nuclear arms. They were rivals. 

 

競争する、ということは、お互いが、相手より、より一層多く、より強い武器を作ることである。

・Each side tried to make (more,) better and stronger weapons than the other side. 

 

軍拡競争するということは、相手より、強くなろうとすること。

・They both tried to be stronger than the the rivals. 

・The U.S. and Soviet wanted to be stronger militarily than each other. 

 

have で言うと

・They tried to have stronger weapons than the other side. 

 

・There were times when the U.S and the Soviet Union tried to make a lot of nuclear weapons. They were rivals. This time was called the Cold War. There is no Cold War now.

 

英作のコツは、自分の頭で考えること。

なぜ考えるか。

自分の中に眠る、自然な英語を引き出すためである。

考えることを怠ると、変な直訳調の英語になり、通じない。

考える、ということは、万人に与えられたものなのに、なかなか使おうとしない人も多い。

少し考えたら、自分の言葉で、英語で言えるのに、もったいないなと思う。

目新しい表現ばかり、ありがたがって、考えることをせず、自分の中に眠る宝を見ようとしなけば英会話の上達は難しい。

考えるという、ごく当たり前のことが、英語上達の秘訣であることに、気づく人は少ない。我々は、近くにあるものが、近すぎるがゆえに、その本当の価値が見えない、ということがある。いわゆる灯台下暗しである。情報過多の世の中で、どこまで自分の心の目(考えること)を信じることができるか。英語の上達は、そこにかかっていると思う。

 

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英作『平成史7(ソ連一党独裁体制の終焉)』

2019-11-11 11:09:31 | 英作 解答

英作問題『平成史』

7.ソ連の社会主義、一党独裁体制も、終焉を迎えた。

⇒ 社会主義は、socialism, communism。 

一党独裁とは、何か。

普通、特に民主主義国家においては、与党と共に、野党が存在する。社会主義国家においては、反対勢力は認められない。have で考えると、単に一つの党しかないのだから、

・They have only one party. 

 

There is で言うと、

・There is only one party in the parliament, and there are no other parties. 

・There is only one party, and no one or no group can oppose the government.   (oppose=反対する)

 

一党独裁とは、言い方を変えると、誰も反対意見を言えないこと。言うはsay.  それに反対する意味の against を使い、

・People can't say anything against the government. 

 

民主主義と対比して言ってみても、わかりやすい。

In democracy, we have many parties in the parliament (the Diet 国会). 

In communist countries, they have just one party, and they have no other parties. 

 

まとめると、

・In Soviet era, there was only one party. There were no other parties. That time ended.

 

have だけでもよい。

・Soviet had only one political party. It had no other party. We don't have Soviet any more. 

 

・There was Soviet before. It had just one party as a government. There was only one party in the country. 

 

・There was only one party in the time of Soviet Union. No one could say anything against the government. People just had to do what the government told them to do. They could never disagree wth the government. 

 

一党独裁ということは、要するに、絶対的な権力をもつ。それは、あたかも王様のようなので、

・The party leaders were like kings. People just had to follow their odrders. The leaders never welcomed people's opinions. 

 

単に字面を訳すのではなく、その意味するところに思いをはせる必要がある。考えて、そのことを理解することである。

 

 考えると、色々あるだろう。

 

一党独裁とは何だろうか。辞書やネットで調べるのは簡単だ。逆に引かずに自分で考える方が、今の時代難しい。することも大事だが、しないことも大事である。

物事が上手くいかない時、我々はあれこれと、してしまうものだが、意外と何かをし過ぎているということも、あり得る。

英語においても、なかなか上達しない時、理由は色々考えられるが、自分のしている努力が、もし効果が出ていない時、もしかして、余計な何かをしている可能性も考えるべきかもしれない。

こと英会話の上達ということを考えた時、むやみにネットや辞書で調べすぎることで、自分の頭で考えることを怠ると、将来につながる、たくましい英語の体力、思索力、直観力が身につかず、いつまでも上達しないということに、なってしまう。

間違えることを恐れてはならない。

我々は、歩けるようになる前に、どれほど転んだか、思い出す必要がある。

 

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