『大相撲』
3. 巡業は、相撲道の普及、地域の活性化、青少年育成を目的として行われています。
⇒これは、相撲協会のホームページから拝借した。
この文言のままでは、なかなか英訳は難しい。
難しい日本語は、簡単な日本語に『翻訳』する必要がある。そのことを私は『赤ちゃん言葉』と呼んでいる。
『大人あたま』のままでは、日本語が難しいままなので、そのままでは英語にすることが難しい。
赤ちゃん、もしくは子供のつもりになって考える。
そのことで、一見難しい日本語が意味として簡単になり、英語にしやすくなる。
課題を3つに分けて考える。
① 相撲道の普及。
相撲道とは何かの考察は、またいずれ行なうとして、ここでは簡単に sumo でいいだろう。まあ相撲協会の当事者なら当然、思い入れがあるので、相撲と相撲道は違う、となるだろうが、私は関係者ではなく、一般人なので、ここではあえて深く立ち入らず、sumo とする。こういういい意味での単純化は語学では大切である。
さて、相撲を普及するとは、いかなることか。
普及するとは、簡単に言うと、多くの人に知ってもらうことである。
相撲を普及するとは、相撲に関して多くの人に知ってもらうことと解釈できる。よって know を使い、
・We let many people know about sumo.
・We want people to know about sumo.
・We want many people to know more about sumo.
・We want people to know what sumo is. (相撲とは何かを知ってもらう)
相撲を普及する、ということは、多くの人に相撲に興味をもってもらうこと。be interested in を 使い、
・We want people to be interested in sumo.
・We want more people to get interested in sumo.
相撲を普及する、ということは、相撲の良さを知ってもらい、特に子供たちに向けては、相撲を始めてもらいたい、という意図があるはずである。
・We want people (or children) to start playing sumo.
相撲(道)を普及する、なんて見ただけで難しいなと思われるだろう。難しい日本語をどう英語で表現するか。その鍵は考えることにある。
(英作問題『大相撲』3 次回に続く)
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