考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

ワンポイント英作講座『景勝地』

2019-12-27 00:58:26 | 英語学習

英会話教室 English and Beyond のホームページにて『ワンポイント英作講座』を書いております。

今回のテーマは、『景勝地』というものです。

難しい日本語ですが、何と言えばいいのでしょうか?

すぐに辞書やスマホに手が伸びそうなものですが、ぐっとこらえて、自分で考えてみましょう。

実際の会話では、頼るものは自分しかないですからね。

良かったら皆さまも、ご自身で答えを考えてからご覧ください。

 ワンポイント英作講座 『景勝地』 

 

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学んだ英語で、あなたは何を話しますか?

2019-12-22 16:06:00 | 英語学習

教室では、様々な英語の記事を扱う。一緒にレッスン時に読んでいく場合もあるし、多くの場合、ほとんど英語の質問から構成されている宿題をお渡しする。皆さん一生懸命宿題をこなして、教室でのレッスンに臨まれる。

今日は、ある生徒さんと、牛肉の環境に与える影響に関して英語で話し合った。

How eating less meat could help protect the planet from climate change (TIME)

牛肉や、農業の、環境に与える影響に関する記事。

 

必ず、私たちは、内容の理解を確認する質問をするのはもちろんだが、そこから発展して、あなたはどうしますか、日本としてはどうするべきですか、など、記事で書かれた内容を超えて、深く考えて頂くように質問をする。書いてきたものを、発表されるとしても、その場で、必ずそのことを深めるために、さらに質問を重ねていく。

英語の問答の後、生徒さんが、『常日頃、意見を考えておかないといけないですね』『いつも問題意識をもって、色々なことに対して、意見をもつ必要がありますね』と感想を述べられた。

英会話がうまくなる、ということは、単に英語をペラペラ話せるようになる、ということだけではない。

英語を話すということは、英語を話すというより、英語で何かを話すことである。

当たり前のようだが、どうだろうか。

我々は、英語を勉強する時、英語を追って、何か大事なものを、取りこぼしていないか、自分を振り返る必要がある。

英語学習において、英語そのものが大事なのは言うまでもない。しかしほんとうに大事なのは、学んだ英語で、何を話すかである。

そのためにも、先の生徒さんの言われる通り、常日頃自分の意見を考えておくことが大事であるし、そして自分がどう考えるか、英語で少しづつでもいいから、意見をまとめておくことが必要である。日頃の心がけが何より大切である。

 

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英作.平成史10『米朝首脳会談(前)』【英会話のコツ:日本語を手放せますか?】

2019-12-18 18:06:13 | 英作 解答

英作問題『平成史』

10.最近では米朝首脳会談も開催され、朝鮮半島の非核化も視野に入れて、さらなる努力が望まれる。(前半)

⇒ 

英作をやる、ということは、必然的に日本語から英語に直すというプロセスなのだが、英会話の上達のためには、いつか日本語を手放す必要がある。

もしくは、英作をたくさん練習して、で考えるのが面倒になる、というのが実際だろうか。

日本語でいちいち、単語を入れ替えたり、逐語訳が煩わしくなったら、しめたものだろう。

人は、日英訳をするにあたり、大抵は、日本語をベースに、英語にする。

どこまでも、日本語の構造を、単に単語を置き換えようとする。そして、不自然な人工的な英語になってしまう。

日本語は日本語であり、英語は英語なのである。

意味は置き換えられても、構造まで置き換えようとすると、使わない英語になる。

どこまで頭を柔軟にできるかが、勝負である。

柔軟にするには考えることである。

 

『米朝首脳会談も開催され』

 

かちこち頭であれば、the US-North Korea summit was held となるだろう。機械翻訳もこんな逐語訳だろう。

 

英作をやっていれば、

・Trump met Kim John Un. 

ご覧の通り、『首脳会談』も、『開催』にあたる英語も無い。しかし意味としては、同じだろう。

 

米朝首脳というのを、具体的に名前で言う。会談といえども、人が人と会うのである。よってmeet。開催するのは、会談という行事であり、これも仰々しく言うと、開催だが、やはり人が人に合うことに変わりがない。よってmeet で言い尽くされている。よって特段、開催を言う必要もない。

他にも、

・There was a meeting between leaders of the U.S. and North Korea. 

・Leaders of the U.S. and North Korea had a meeting/summit. 

・Two leaders from the U.S. and North Korea had a meeting.

・The two leaders had a meeting and talked. 

・The two leaders met and talked.

・There was a talk between President Trump and Mr. Kim.

・Trump went to see Kim John Un. (会いに行った)

全部簡単な英語である。そう簡単なのだ、英語は。まあ簡単な英語に行きつくのが難しいともいえる。しっかり考えることである。

 

私が、英作を通してお伝えしたいのは、自分の知っている英語に自信をもってください、ということである。

自分の持っている英語を活用する。そのためには、考えることが必要なのである。

人生には限りがある。人間が覚えられることにも限りがある。何でもかんでも覚えられるわけでもない。しかし人は何でもかんでも覚えられるような勉強法をしている。

本当に大事なことは何か、見抜く目が要る。

 

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(正しく勉強すれば、英語は上達します!)

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時事レッスン・ノートルダム寺院の火災(タイム誌)

2019-12-17 16:24:49 | 英語学習

レッスンで、ノートルダム寺院の火災に関しての記事を扱っています。

 

タイトルは、

Inside the fight over how Notre Dame should rise from the ashes

(TIME magazine)

 

タイム誌の記事で、少しばかり難しい英文ですが、主に上級者レベルの生徒さんに読んでもらっています。

 

記事としては、今年(2019年)の7月頃に出たものです。少し間が空きましたが、少し前も、沖縄の首里城での火災等もあり、日本人としても興味深い内容だと思います。

 

As Notre Dame  burns, so falls France.  

 

ノートルダムが燃えたら、もうフランスも終わりだ。 

 

 

It was a sudden violent destruction of something people hold very dear. 

 

みんなが本当に大事に思っているものが、急に無残な形で破壊されたのだ。

  

 

文中にこういった発言が見られる通り、フランス人にとっても、大変ショックな出来事です。

 

Before the fire was even extinguished on April 15, donations and pledges of help to restore the cathedral began pouring in. 

 

4月15日、火が完全に鎮火する前から、すでに教会の再建のための寄付の申し出が次々とあった。

 

こういったことが書いています。

 

記事には、出火時の消防士などの活躍や、今後の再建計画、現在のフランスを取り巻く諸問題、ノートルダムへの想いなど、詳細に書いていますが、私としては、出火当時の警備員の勤務体制や、防火設備、文化財の保護という面が興味深かったです。結構な問題点があり、保護という観点からは、今ひとつな感じのようです。

 

内容理解の質問(英語)はもとより、記事の内容を踏まえて、ぜひお聞きしたかったのが、日本で同様なケースが発生したら、どう思うかということです。

 

こういう時事的なものに取り組む際、読むことも大切なのですが、単に受け身に読むだけではなく、必ずよく考えて、自分のこととしてとらえるように、配慮してレッスンを行っています。日本にも、もちろん多数の重要文化財、歴史的建造物があります。本文を読みながら、そういったことを、こちらからの質問を通して考えて頂きます。

 

・Is Japan doing enough to preserve old traditional buildings? What should be done?  

 

・What can we learn from the fire of Notre Dame? 

 

こういった質問を、生徒さんにお聞きしています。

 

英語を読んで学びながら、同時に事故事例として、こういったものを読んで、今後に活かす姿勢が大切だと思います。

 

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【英語を学びながら、世界を知る。それが語学の王道です!】

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平成史9.『拉致問題』(後半)

2019-12-15 12:34:51 | 英作 解答
英作問題『平成史』

9.平成に入り、小泉元首相の電撃訪朝により一挙に拉致問題が解決に向かうかと思われたが、それ以降あまり進展が見られない。(後半)

⇒ 前回、電撃訪朝を考察した。

今回は、『拉致問題』を考えたい。

拉致とは何か。
 
語彙力に自信がある人は、拉致=誘拐だからabduction となるだろう。
 
それでもいいのだが、うちの教室では説明することを重んじる。What is the meaning of abduction? というふうに質問する。
簡単な英語で、自分の言葉で言えるかを、確認する。なぜか。
 
結局、難しい、どんぴしゃりの言葉を知っていて、それを言っても、それ以降言葉が続かないことが多いからだ。
説明する力が、英会話の力である。どんどん英作をして、自分の持っている英語を活用する練習をすることが大事である。
 
拉致とは何か。日本人であれば、この言葉に特別な想いがある。報道により、拉致とはどういったことか、我々国民は知っている。
 
英語的には、中1程度の簡単な英語で表現する。
 
例えば
 
・Bad people come and catch you. Maybe they put a rope around your body. They have a gun or a knife. They take you away. They keep you in a secret place. You can't go home. 
 
拉致を簡単な英語で言うと、こんな感じだろう。
 
参考にabduction(abduct)を英英辞典(Oxford現代英英辞典)で引くと
→to take sb(=somebodyの意) away illegally, especially using forceとある。
Illegally が違法に、using force が強制的の意味。
 
『拉致問題が一挙に解決に向かうと思われた。』
拉致問題が、『解決する』ということは、拉致された人達が、日本に帰ってくることである。具体的に言えばよい。
 
・Secret agents or spies came. People were taken away from Japan. Everyone thought those people would come back to Japan soon.  
 
 
『それ以降あまり進展が見られない。』
それ以降進展が見られない、ということは、前からの文脈で考えると、拉致被害者が帰ってきたかどうかということなので、
 
・But they still won't come back. (まだ帰ってきていない。)
 
・But they are still there. 
 
have で言うと
・They still have our people. 
 
※they や、there は、その近隣国家を指している。
 
進展がない、ということは、何も起きていないと考え、
 
・But nothing is happening. 
 
 
進展がある、ということは、朗報がある、とも考えられる。
 
・But we still don't have good news. 
 
 
長くなったので、まとめて言ってみる。
『平成に入り、小泉元首相の電撃訪朝により一挙に拉致問題が解決に向かうかと思われたが、それ以降あまり進展が見られない。』
 
・Heisei era came. Prime Minister Koizumi went to North Korea. Everyone was very surprised at the news. Many years ago, some Japanese people were taken away by agents from North Korea. After Mr. Koizumi went to North Korea, everyone hoped all those Japanese would come back to Japan. But we still don't have good news. 
 
基本的な言い方にした。
 
他にも、
 
・In Heisei era, everyone was so surprised to know that Mr. Koizumi was going to North Korea. Many years ago in Showa era, secreat agents came and took some Japanese people away. They had to live there for many years without going home. Mr. Koizumi was ready to take every Japanese national back to Japan. Some of them came back. But still, they still have our people, it is believed. The talk between the two countries is not going well so far.      ※Japanese national=日本国籍の人、the talk は、交渉を指す。
 
訳は、流れが大事であり、流れを無視しては、話者の想いは伝わらない。流れ、勢いを大事にして、言葉の向こうにある、想いや感情が、上手く反映されるように配慮することが大事だと思う。
 
翻訳は、翻訳家に任せたらよい。英会話は、自分の想いを伝えるものである。もっと自由に、自分の想いを表現したらよい。
 
 
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