考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

こんな記事を使ってレッスンをしています!(英会話教室 English and Beyondです!)

2022-06-28 18:06:00 | 英語学習

英会話教室English and Beyond では、国際情報誌であるTIMEや、アメリカの外交専門誌であるForeign Affairs、エコノミスト、Reader's Digestや、様々な媒体を使用しています。

本物の英語を読むことを通して、生の英語をダイレクトに吸収して、英語で感じ、英語で考え、自力で英語を話すトレーニングをしています。

単に、話せるだけの英語ではなく、内容のある英語を話せる、そんな大人の英語を話せるように、なりましょう!

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英作『経済制裁、ロシア包囲網【ウクライナ戦争4】』

2022-06-27 14:28:00 | 英作 解答

英作問題『ウクライナ戦争』 War in Ukraine

4.西側諸国は、ロシアに対して経済制裁を発動。ロシアに対する包囲網を強化しつつある。

⇒ まずは、経済制裁とは何かを考える。

何をすることが、経済制裁なのか。

なぜ経済制裁をするのか。

経済制裁をすることで、どうなるのか。

経済制裁をすることで、何を求めているのか。

考えるとは、漠然と考えるのではなく、具体的に考えることである。

色々な角度から、その事柄に考察を加えることである。

色々考えると、経済制裁というような、我々の日常からかけ離れたような用語も、何か自分に近づいてくるように思えるだろう。

経済制裁とは、要するに、ロシアが他の国を攻撃しているので、やめさせるために、ロシアを攻撃するわけにもいかないので、仕方ないので、軍事的には、どうすることもできないが、経済的に打撃を与えようとすることで、具体的には何かというと、ロシアとの交易を一旦停止しようということなので、簡単に言うと、ロシアから物を買ったり、物をロシアに売らないようにしたら、ロシアも困るだろう、ということが、経済制裁ということだろう。

つまり経済制裁とは、簡単に言うと、ロシアから物を買わないし、またロシアに売らないことである。よって

・to stop buying from Russia or selling something to Russia. ということとなる。

他にも、売り買いをしない、ということは、ロシアと取引しない、ということなので、business を使い

・Western countries stopped doing business with Russia. 

 

『ロシアに対する包囲網を強化しつつある。』

次に包囲網を考える。

包囲網とは、何だろうか。

昔で言うと、戦前の日本に対する石油等の禁輸措置であるABCD包囲網といったものがあったが、要するに、包囲網とは、諸々の制限を加えることにより、対象国を封じ込めることで、包囲網が強化されることで、その対象国は、孤立する事態に陥る。孤立無援。孤独。ということは、要するに、手を差し伸べる援助国がないということで、日常語で言うと、友人がいないことである。よって、

・Russia will have no friend(s). 

friend は、友であるが、形容詞 friendly を用いて、a friendly nation とすると、友好国となり、a friendly fire は、味方からの誤爆という意味である。参考まで。

友人(友好国)がいないということは、逆にいうと、敵だらけとなる。enemy を使って

・Russia has a lot of enemies. 

・Russia has enemies all aroud them. とすると、周りには敵だらけ、となり、包囲網のニュアンスが出る。

包囲されるということは、助けてもらえない、ということになるので help を使い

・No countries will help Russia.  

・Russia will not be helped by any other coutries. とひっくり返して受動態にしてもよい。help がよいなら support もよい。

・No countries will support Russia. 

No は行き過ぎということであれば、fewer 程度にするとよい。

・Fewer countries will support Russia. 

Few countries なら、ほとんどいない。a few なら、少しはいる。fewer なら、結構少ない、少な目という感じ。a の有無等で、意味が異なる。

・There will be no/fewer supporters for Russia. でもよい。

経済制裁というのは、報道ではよく impose/put sanctions on/against ~ と言う。包囲網は、孤立することなので、コロナの文脈でもよく言う、isolate という語がある。

・Western countries decided to impose sanctions on Russian. Russia is becoming more and more isolated. 

・Wetern countries announced sancions on Russia, which will make the country increasingly isolated internationally.  

等。

誰しも、言いたいことがあれば、ズバリのひと言を求める。でも、よく考えたら、人生において、大事なことは、一言では言い得ない。大事なことを伝える時、人は自ずから多弁となる。それに対する思いが強ければ強いほど、言葉を尽くして、相手にわかってもらおうとする。

経済制裁を sanction と言うのは、簡単である。辞書を見れば、すぐわかる。

しかし、はたして、それだけで、英語の力がつくのだろうか。言いたいことが、言いたいように言える、迫力ある、力強い英語力が獲得できるのだろうか。

 

一言を求める人の英語は、一言で終わる。

 

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英作『ウクライナ戦争3(欧州の対露石油依存と禁輸)』

2022-06-22 16:54:36 | 英作 解答

英作問題『ウクライナ戦争』 War in Ukraine

3.ヨーロッパは、ロシア産の石油輸入に対する依存度が高いため、なかなか禁輸に踏み切れない。

⇒ 戦争が始まって以来、ヨーロッパは特に、従来のロシアへのエネルギー依存をどうしたらよいか、ヨーロッパ諸国は、頭を悩ませている。

 

ロシアの石油に依存している、ということであるが、依存とはどういうことだろうか。

依存するのは、生活に欠かせないということである。

それがなければ、生活が成り立たない。生活、生存ができない。

生存に必要なものとして、他に何があるかというと、例えば、水や空気である。

水や空気は、我々に欠かせないものである。欠かせないということは、どうしても必要ということである。よって、依存ということは、欠かせないことであり、即ち必要であるということなので、

・Europe needs oil. 

石油の輸入に依存している、ということは、ロシア『から』来る石油が必要だ、ということになるので

・Europe needs oil from Russia. 

ロシアから輸入するということは、その石油はロシアのものなので、

・Europe needs Russian oil. 

依存するということは、絶対、どうしても必要ということなので、

・Europe really needs oil from Russia.  となる。really の一語を足すだけで、『依存』している感がよく出る。need には、desparately とか、badly などもよく合わせて言う。まあ、really 程度でも十分切迫した感じがよく出る。英語は使いようである。

他にも、依存している、ということは、それなしには生きられないので、

People In Europe cannot live without oil from Russia. 

依存しているということは、その対象が失われた時、最悪の結果を招く可能性がある。ということは、死者が出るかもしれないことになる。

Many people may die if oil does not come from Russia. 

『依存している』が、何で死者が出るになるの?と思われるかもしれないが、依存ということを考えると、依存とは生活、生命に欠かせない何かを必要としていることであり、それらがあるから故に、生活と生命が存続しているとすると、それらが失われたならば、当然それらに依存している存在の根底が失われるわけであるから、それは即ち死となる。 

『なかなか禁輸に踏み切れない。』

禁輸とは何か。

禁ずるは、本来はban という英語をよく使うのだが、知らなくても、考えればよい。

禁輸するとは、どういうことか。要するに、石油を禁輸するということは、石油を買わないことである。

なかなか禁輸に踏み切れないということは、簡単に言うと、石油を買うことを止めることは、難しいということである。よって

・It is difficult to stop buying oil from Russia. 

なかなか禁輸に踏み切れない、ということは、難しいということであるし、できないことでもあるし、したくないということでもある。

・Europe can't stop buying oil from Russia. 

・Europe doesn't want to stop buying oil from Russia. 

 

『ヨーロッパは、ロシア産の石油輸入に対する依存度が高いため、なかなか禁輸に踏み切れない。』

まとめると、

Europe really needs oil from Russia, so it is very difficult to stop buying Russian oil.  となる。

内容としては、国際情勢であるし、なかなか込み入ったことなのだが、少し考えれば、実はそんなに難しいわけでもない。難しそうでも、自分で表現するのだ、自分で考えるのだという意思があれば、簡単な英語で、正確に表すことができる。

 

参考に、よく言われる言い方としては、依存は、rely on/ depend on, 

禁輸は、ban /put a ban on /impose an embargo on/等を用いて、例えば

・Europe relies heavily on Russian oil, so it is difficlut to ban the import of Russian oil. 

・Europe depends heavily on the Russian oill, so they are reluctant to put a ban on Russian oil imports. 

などと言う。

普通、自分の言いたいことが、難しいことであれば、それ相応の語彙が無ければ言えないと思いがちであるが、言いたいことを、その意味を、自分でかみ砕いて考えるということを行なえば、自分の知っている英語の範囲で、簡単な英語だけで、しかも正確に相手に伝えることができる。

一番いいのは、ズバリの表現を覚えつつも、同時に、英作的に簡単な英語で言い換えることができることである。うちの教室でも、色々な英語表現をお教えしているが、その一方で自分の英語で説明する訓練も行っている。この大きく分けて2方向の努力が、英会話の力をアップさせる鍵となる。

 

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英作『ウクライナ戦争2(西側諸国の支援表明と軍事支援)』

2022-06-13 19:09:00 | 英作 解答

英作問題『ウクライナ戦争』 War in Ukraine

2.ヨーロッパ及び西側諸国は、ウクライナ支援を表明し、軍事支援を行っている。

⇒ 英作で大事なのは、自分で考える習慣である。英語であれ、日本語であれ、情報を自分で咀嚼し考える。少しの手間が、長い目で見れば、時間と労力の節約となる。

『支援を表明する』

言葉の字面だけ見ると、何か難しいことのようだが、簡単に言うと、単に『助けますよ、と言う』ということでしかない。

・Europe and other western countries said they would help Ukraine. 

助けるというと、他にもsupport がある。

・Some of the European and other western countries decided to support Ukraine. 

少し難しい言い方をすると、~anounce(d) support for  /voice(d) support for というものもよく報道で見られる。参考まで。

 

『軍事支援を行っている』

軍事というと、軍事の、という形容詞military があり よく見かけるのが、military assistance /aidで

・They provide military assistance to Ukraine.  などいう。

provide(提供する)をgive にしてもよい。

・They give military assistance to Ukraine. 

military という形容詞(名詞もある)を副詞militarily にして、軍事的に助ける、として

・They support Ukraine militarily.  などもよい。

 

さらに考える。

軍事支援を行うとは、具体的にはどのようなことなのか。

ウクライナは、ロシアの攻撃にさらされる中で、何を欲しているのか?

当然、祖国防衛のための武器である。よって

・They give weapons to Ukraine. 

・They send weapons to Ukraine. 

 

では武器とは何か。具体的に言うと、

・They give guns, rifles, missiles or airplanes. 等である。

 

ということで『軍事支援』とは、武器を供与することであり、具体的には、銃や爆弾、ミサイル等を供与することとなる。

言ってみれば、当たり前のことである。

わざわざ、こういう考えて英作の練習をするのは、なぜか。

英語で言うとき、人はなかなか自分の思考、言語(日本語)の呪縛から自由にはなれないものだ。

さあ英語で話そうという時、例えば、頭で『軍事支援を実施する』と思うと、たいていその日本語の思考の枠組みのまま、英語にしようとして、言えずに終わるか、妙な(不自然な)英語を言うこととなる。

英作の練習によって、自らの思考、想いを、俯瞰的、客観的に観ることを学ぶ。

自分が言いたいことは何か。なぜ自分はそう言いたいのか、本当に言いたいことは、何か。それを言うことで、伝えたいことは何か。

考えることは、面倒である。

しかし、自分の言いたいことが、価値あることであれば、それは考えることに値する。

逆に、考えるに値することをこそ、我々は話すことに努めるべきだろう。

それが、大人として、英語を学ぶ、大事な姿勢だと思う。

 

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英作『ウクライナ戦争1(侵攻開始、大勢の犠牲)』

2022-06-06 19:36:00 | 英作 解答

英作問題『ウクライナ戦争』 War in Ukraine

1.ロシアがウクライナ侵攻を開始した。以来、大勢の一般市民や兵士が犠牲となっている。

⇒ 英作の基本的な心構えとして、いくら日本語が難しいものであっても、日本語にとらわれずに、その日本語の意味する所を自分で考えて、自分が何が言いたいかを問うことが大事である。

そして、大切なことは、自分の知っている英語表現を大事にすること。

考えるというのは、自分の持っている英語に近づくために行なうのである。

 

では、英作に入る。

『ロシアがウクライナに侵攻を開始した。』

侵攻を開始した。侵攻とは、何か。攻めることである。攻める、攻撃するというと、もう誰でも知っているであろう attack を使うとよい。

・Russia attacked Ukraine.

開始したというのを足して

・Russia started attacking Ukraine. 

 

よく報道で言われているのが、invade(侵略する)という単語で、ひと昔前の人(私)なら、宇宙人が攻めてくる、インベーダー(ゲーム)でおわかりだろう。 Russia has invaded Ukraine. The Russian invasion of Ukraine has started. のように使われる。

 

侵攻を開始するということは、実際どうすることか。

派兵すること。即ち、兵隊や軍隊を送ること。

・Russia sent soldiers / troops / military forces to Ukraine. 

 

侵攻を開始するということは、戦争を開始すること。

・Russia started a war with/against Ukraine.

 

そもそも侵攻するとは何か。戦うことである。となると、基本英語の fight with→(例)I fight with my neighbor. (私は近所の人とケンカする)を使い

・Russia started fighting with Ukraine. 

 

『以来、大勢の一般市民や兵士が犠牲となっている。』

犠牲になるとは、要するに亡くなることである。die を使い

・So many people died. 

・Many civilians and soldiers died. 

 

戦争で亡くなるということは kill されることである。よって

・Many soldiers and civililians were killed. 

 

以来というのは、since then を使い

・Russian started attacking Ukraine. Since then, many soldiers and civilians were killed/ have been killed/have died.

 

以来ということは、大まかにいうと、要するに過去ではなく、現在である。よって現在進行形にして

・So many people are dying now.  (亡くなりつつある、死んでいっている)

以来ということは、ある出来事の後のこと。よってafter を使い

・After Russia started attacking Ukraine, many people (soldiers and civilians) were killed. 

以来だからといって、since then でなくても、別にand でもよい。

・Russian attacked Ukraine. And many people died. 

 

犠牲というと、sacrifice という単語もあるが、『~のために』という側面が強く、ここでは特に使わないでよいだろう。

犠牲というと、何か難しく感じるが、そこが運命の分かれ道であり、何か別のものを言わないといけないと思わないで、犠牲といっても、自分の頭で考える習慣があれば、要するに  die だとわかるので、自分の言葉で自然な英語を言うことができる。

英語というと、何か反射神経のように、とっさに言わないと、という強迫観念があるが、まあそれもある意味正しいのだが、早く言うという努力の中に、少しの『間(ま)』というか『ため』というものを持つことも必要である。

慌ただしい世の中であるが、少しの考える『間』というものを大事にすることで、間違いを避け、より自然で正しい、英語で言えるようになるだろう。

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