Joy Yoga

中東イスラエルでの暮らしの中で、ヨガを通して出会う出来事あるいは想いなど。

「その日」を今年に求めないことにした

2017-01-20 06:31:37 | 日記
年が明けて早3週間が経とうとしている。
毎年「あのアーサナができるようにがんばる」とか「ジャンプスルーを身につける」などと何かしらの目標を掲げてきた。
でも今年はそういう具体的な形を求めることはやめにした。
理由は、毎年目標を打ち立てても前進する力になるのは最初の半年がいいところで、月日が経つにつれ段々と重圧となっていくから。秋が深まる頃には、この一年がんばってもできなければこの先もずっとできないような気がしてきて、結局はどれも実が結ばなかったのである。
目標を掲げて練習をしても自分を信じる力が削がれていくのでは意味がない。

そういうわけで今年は形を追わないことにした。もちろんできるようになりたいことはたくさんある。ただ、そこに「今年の目標」なる「締切り」を設けることはおしまいにした。

「その日」はいつ来るかわからない。
ある人には半月でも別の人には数か月かかることもある。全く個別のプロセスなのである。
5年、10年と長いスパンで根気よく待っていればいい。
人よりも習得に時間がかかると、もどかしさや悔しさを味わうことはある。それでも「その日」を目指して取り組む中で、時間をかけた人だけが培うことのできるものもきっとあると私は思う。そして、おそらく結果そのものよりもそれに至る過程の方が自身の暮らし方や生き方を左右する。

過程を大事にする。強いて言えばこれが今年に限らず今後の当面の私のモットー、心がけ。

そもそも世界が大きく変動している時代にいながら、それでも日々マットの上に立ち、自分の呼吸や身体の動きに意識を傾けることができることはそれだけで恵まれているのである。
今日も練習できることがどんなに素晴らしいことかを心の片隅にでも思うことができれば、できることもできないことも丸ごとヨガの恩恵になるはず。


ナマステ&シャローム
Nozomi




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