Joy Yoga

中東イスラエルでの暮らしの中で、ヨガを通して出会う出来事あるいは想いなど。

賑やかな秋

2016-10-23 12:39:08 | 日記
今年の10月は盆と正月とゴールデンウィークがいっぺんに来たというくらい祝祭日やイベントが目白押しである。

月の頭にユダヤ暦の新年を迎えてから、大贖罪の日ヨム・キプールがあり、先週からは仮庵の祭りスコットが続いている。子供達の登校日数は9日のみ。ヨム・キプール以外の祝祭日はあっちにお呼ばれ、こっちにお呼ばれしては飲んで食べての繰り返し。生活リズムは不規則になるものの、献立を考える日が減るので主婦の私は内心「しめしめ」である。

その合間を縫って、末の義弟の結婚式もあった。
彼は義母が再婚してから生まれたので随分と歳が離れている。20代の頃に私が初めてイスラエルを訪れた時はまだ4歳だった。
大人同士の会話に入れない4歳児とヘブライ語の会話に入れない私は、自然と話の輪から離れてよく遊んだものである。言葉は通じないので本当に他愛のない遊びばかり。舌足らずで「のぞみ」と言えずに「のじょみ」と呼びかける可愛い声は今だに忘れられないでいる。

そんな義弟も時の流れと共に大人になり、人生の伴侶となる相手を見つけた。
これがまた可愛らしい人で、二人が並ぶと小鳥のつがいでも見ているような微笑ましさを感じる。

結婚式は親族や友人知人が見守る中、日没後から恙なく執り行われ、続くパーティーは深夜遅くまで盛り上がった。

結婚の儀式が執り行われるフパ(Khupa)



花婿の父が亡き今、背骨の損傷で手術を受け、初夏の頃は寝返りもできない状態であった義母が無事に参列できたことが何よりの祝福となった。
そればかりか、結婚式後の最初の安息日に行うシャバット・ハタンという午餐のためのメインディッシュ数種類およそ60人分を義母はほぼ一人でこしらえてしまった。恐るべきおかんパワーである。


そんなこんなで今年は例年になく賑やかな10月を過ごしている。


Nozomi

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