新しくなった208に試乗してきました。いつもながらのプジョー札幌南にカタログを貰いがてらでしたが「試乗できますよ~」との有り難いお言葉に速攻でお願いしました(笑)。
今回の変更の目玉は、やっぱりATでしょうね。シングルクラッチ5速セミATからトルコンの6ATへの変更。これにはやはり好感を持ちました。ツインクラッチに比べるとシングルではどうしても変速時にギアが抜ける感じがしましたので、トルコンのほうが繋がりが滑らかに感じます。当然といえば当然ですが。それ以外も、細かな変速を繰り返して燃費向上に貢献している様子で、総じていい感触でした。
もうひとつの目玉は、1.2ccにターボがついたエンジンの搭載でしょうか。3気筒エンジンでは若干力量が不足している感じがしましたが、今回の変更でトルクも低速からアップしていて街中から郊外までストレスなく運転できる印象でした。
今回試乗したのは“スタイル”というグレードでした。プジョー伝統の“スタイル”は、廉価版ではありながらかゆいところには手が届く、プジョー本来の姿が味わえるグレードでしたが、今回もまさしくその通りの印象。次に買換えるときは、これが第一候補になると思います。
ようやく、昔のイメージを再現した車が出てくれたなーというのが率直な感想。時既に遅し感もありますが、VWのイメージダウンで少しは風向きが変わるかもしれませんね。健闘してほしいです。