今回、本当に久しぶりに出身大学の弓道部のリーグ戦の応援をして来ました。リーグ戦の応援は20年振りくらいでしょうか。現役のみなさんは相変わらず若々しい射をしていました。OBとしては嬉しい限りでした。
今年の1年生が丁度60期になるそうです。私が28期でしたので、あれから32年が経過したのですね。ただ、残念なことに部員数の減少が激しくまともに団体戦を組むことが厳しい状況になっていました。弓道の男子団体戦は8名必要になります。が、今回は5名しか出場出来ない状況でした。女子を2名までメンバーに入れてもよいように規定は変わっていました。やはり少子化の波は来ているようです。良い射をしていても人数の壁は高いものがあります。
横浜市大はもともと総合大学とはいえ2学部4学科(医学部は除きます)の小さな大学でしたので、昔から部員は少なかったですし部員集めには苦労した覚えがあります。最も歴史のある商学部が看板学部で、そこに文理学部(医学部の一般教養が学部に昇格したようなイメージです)がプラスされていましたが、圧倒的に男子学生が多かったです。ですので、弓道部も女子部員が足りなかったのですが、大学が20年ほど前に全学部を統合して「国際関係学部」という形にしてから、国際という名に惹かれて女子学生が増加し、今は女子学生のほうが多くなっているとのことでした。正直ショックでした。
来年から、再び学部が細分化され「国際商学部」という学部が出来るとのこと。「国際」ってのは不要ですけど(日本で商業や経済を学べば、自然に“国際”的な視点を持たざるをえません。もう40年以上前から日本はグローバルマーケットの中の一員だったのですぞ)、再び商学部の栄光を取り戻して男子学生が増えてくれたら、弓道部も男子が増えるかもしれないとちょっと期待しているところです。
負け試合は本当に味気ないですが、何とか頑張って1勝してほしいです。