わたしもツイッターを始めました

今朝の天声人語によると鳩山首相がブログ「鳩cafe」とツイッターを始めたとのこと。天声人語子によると、それを聞いた自民党の加藤紘一氏は「日本中でツイッターを一番やっちゃいけないのが総理」ということらしいが、確かにそれが正論であろう。
ツイッターとは「つぶやき」であるから、首相のような立場の人の「つぶやき」はもし本音であれば「軽すぎて危険」であろうが、たかがツイッターのことそんなに目くじらを立てることでもないであろう。その意味では日本中でツイッターが最も似合う人物は野村克也さんだと思う。名人級の「つぶやき」で今年末には日本ツイッター賞でも取ってもらいたいほどである。
それにしても政治家(とくに若いという形容詞付きの政治家）たちの間ではツイッターがかなり流行っているようである。アカウントリストを見ると自民党民衆党を問わずかなりの名前が挙がっている。蓮舫さんや小池百合子さんの名前も見られる。その中でもとくに自民党の山本太一さんと民主党の原口一博さんのツイッターは面白い。二人の宿命の論敵同士も案外裏では結構通じているようも思う。
わたしも今日からツイッターを始めた。わたしにとってはこれは「発信」のためというよりも「受信」のためで、結構面白そうである。そういえば「つぶやき」は「発信以前」の「ぼやき」に近い独り言である。「ぼやき」のよさは、論理や理屈や主張が要らないことで、「本音」に聞こえるが本音ではない。隣の人に聞こえたら困るが、聞いて欲しい。そんなことがこれから益々増えそうである。
URLは次の通りです。http://twitter.com/ybunya