ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

昨日のFB 11/12

2017-11-15 08:29:31 | ツイッター
お早うございます。主の平和。11月12日、日曜日。宗像市は気温11度、最高17度、ところにより曇り。ただ今室温20度。10時半就寝、6時起床、昨日一日ゆっくりしたので熟睡。体温:36.3、血圧(113:72、70)。体調:快調。チュンチュン

23 Mabune Tatsuoさん、宮田 真也さん、他21人
コメント
Mabune TatsuoMabune Tatsuo おはようございます。
今日も主日礼拝を通して魂が洗われ、この1週間を主の教え通りに生きられますように!アーメン。

久保和男 文屋先生おはようございます。主の平和。

村田 多鶴子 おはようございます~♪体調が良くなって来たようで、良かったですね!
礼拝が祝されます様にm(__)m
先生ご夫妻がお守りの内によい一日をお過ごしになられます様にm(__)m

小貫 ツマ お早うございます。主の平和。

東山 富昭 こんにちは😃。今日は、聖日礼拝です。今週から、大阪府の就労活動準備支援講座を受講します。主なる神と主イエス・キリストにあって歩みます。よろしく、お願いします。

藤木 冨士子 こんにちは。

文屋 善明
11月12日 6:21 ·
昨日のFB
午前:脹ら脛の痛みが取れない。外出の予定をキャンセルして自宅で静養。家内は博多市内での陶友祭に出かける。マルコ福音書を読む。
午後:昼寝1時間。読書『キリスト教は宗教ではない』
夕方:家内は釣川へ、私はウオーキングは控える。
よる:池上彰のニュース解説。「プリズンホテル」、サタニュースを見て10時半就寝。

23 瀧本 直子さん、磯野 眞紀子さん、他21人
コメント

岩城 真紀子 お大事になさってください。腓返りは私の持病です。
真夜中70何度が一晩中起こり入院中なのに何のでもなくただ呻いていました。
今でも時ともなくなので辛いです。

文屋 善明
11月12日 6:25 ·
お目覚めの花。「今日は聖霊降臨後第23主日(特定27)だ。教会で聖研を担当。今日から「断想」を取り上げる」。今朝のお花は昨日のお花を正面から見る。
画像に含まれている可能性があるもの:植物、室内

35 瀧本 直子さん、磯野 眞紀子さん、他33人
コメント

若月 新一 おはようございます。

堀 俊子 いいなあ(*^-^*)

文屋 善明
11月12日 6:45 ·
2017 日々の聖句 11月12日(日)
心の中で兄弟を憎んではならない。同胞を率直に戒めなさい。そうすれば彼の罪を負うことはない。(レビ19:17)
怠けている者たちを戒めなさい。気落ちしている者たちを励ましなさい。弱い者たちを助けなさい。すべての人に対して忍耐強く接しなさい。(1テサロニケ5:14)
私の黙想:
今日の聖句、口語訳とは別の原文かと思うほど違う。多分、新共同訳の方が原文に近いのであろう。今日の戒めのポイントは、「彼の罪を負うことはない」にある。同胞、友人、親戚、家族とう身近な人間の問題行動は必ず自分自身に関わっている。だから、もしそういう問題行動を見たら「率直に戒めなさい」。もし、戒めなければ、同罪だという。ところが実際生活では遠い他人の問題行動は簡単に批判し、憎むところまで行かなくても、軽蔑することは簡単だが、それが身近な人間になるとかえって難しくなる。
それは決して「同情」ではなく、「愛」でもなく、関係そのものを大切に思うからである。「率直に戒める」という行動は、関係の断絶を覚悟しなければならない。関係の断絶を避けようと思うならば「見て見ぬふり」をする。
話題を変えて、先日も総選挙がなされた。投票行為は夫婦間でもそれぞれ独立している。投票上から出て来て、「誰に入れたか」と「告白しあう」ことが出来るのだろうか。我が家ではお互いに誰に入れたから普段の行動を見ているから、「分かる」ので尋ね合わない。みなさんのところはどうでしょうか。マスコミが盛んに「出口調査」というのをやっている。私は今までされたことがない。マスコミのアンケートには率直に答えることができるのに、身近な関係ではそれが問えない。面白い現象だ。

24 磯野 眞紀子さん、宮田 真也さん、他22人

文屋 善明
11月12日 6:52 ·
今日の名言:@CS_Lewis_jp
キリスト教は人々に悔い改めを命じ、かつまた赦しを約束する。したがって、悔い改めなければならないようなことはやった覚えのない、また赦してもらう必要を感じない、そういった人々に対しては、キリスト教は語るべき言葉を全く持っていない。(C.S.ルイス)
<一言>だから、教会では幼い子供にまで「お前は罪人だ」と必死になって教える。滑稽以外の何ものでもない。これはまさに名言だから、前にも引用したかも知れないが、何度でも取り上げても無駄ではないだろう。

22 瀧本 直子さん、磯野 眞紀子さん、他20人

文屋 善明
11月12日 6:54 ·
山口拓夢『短歌で読む哲学史』(16)
Ⅵ 近現代哲学
近現代哲学は、私の手に負えない。短歌から逆に哲学を味わって欲しい。
71.宇宙とは意識のように留まらず流れ続ける生の跳躍 (p77)
ベルグソンの「創造的進化」の思想。
72.経験で認められうる原子的事実を言葉が写し取れるはず (p79)
ラッセルの「原子的事実」の思想。
73.語りえぬことについては沈黙し口を閉ざしてそっと見守る (p80)
ウィトゲンシュタインの前期の思想。
74.言葉とは個別的で無根拠なゲームのなかで成り立っている (p81)
ウィトゲンシュタインの後期の思想。言語哲学、言語と事実との乖離。言語はゲームである。
75.心とは何かに向かう基本的構えであると言って先行く (p82)
「基本的構え」が上の句と下の句を繋いでいる。ブレンターノの心理現象からの哲学。
(2017.11.12)

15 磯野 眞紀子さん、岩城 真紀子さん、他13人
コメント

Daniel Corl 私も読み始めました。

文屋 善明
11月12日 7:01 ·
たいした長さではありません。ぜひ読んでください。

坂井 貴司
11月12日 0:30 ·
 11月11日、福岡市で「NHKを考える福岡の会」が主催する講演会が開催されました。
 NHKの安倍政権べったりの報道に不満を持つ友人が出席しました。
 その友人が「ぜひ拡散してほしい。万人が知るべきだ」と講演会の内容を送ってきました。読んで見ると、私もその通りだと思いました。
 
 長文ですけれど、NHKの恐るべき実態がよく解ります。

 なお、講演した澤田愛子さんはツイッターで発信しているそうです。安倍政権批判をするため、ネトウヨから激しく攻撃されているとのことです。

(ここから)

『民主主義社会と報道の自由』

11月11日 
主催:NHKを考える福岡の会

講師:澤田愛子 山梨大学大学院元教授、生命倫理、ホロコースト研究者

NHKを考える福岡の会の会長挨拶

 「報道機関が暴走をチェックする役目が重くなっている。安倍首相が報道機関への圧力をかけることは間違いない。
4年前、NHK社員が月160時間を超える残業による過労で死んだ。それをNHK自身が報じたのは先月だ」

澤田愛子さんの著書『夜の記憶 日本人が聴いたホロコースト生還者の証言』(創元社 2005年)

 澤田さんの講演

 「自民党憲法改憲草案の『緊急事態条項』は極めて危険なのに、ほとんど知られていない。

 イスラエルに8回行ってユダヤ人大虐殺の生存者の証言を聞いた。ポーランドのユダヤ人大虐殺の跡を全部調査した。

 ナチスを礼賛し、『ホロコーストはなかった』との発言を繰り返した高須クリニックの高須克也は、アメリカ美容整形外科学会から追放された。
 実はそれだけにとどまっていない。高須はナチスのシンパとして、アメリカ政府から入国拒否の指定を受けた。EUからも入国拒否の指定を受けた。高須はもうアメリカやヨーロッパには行く事ができなくなった。
 ヒトラーを賞賛し、ホロコーストを否定することがどれだけ重大なことか、日本人は知らない。それを伝えないマスコミの責任は大きい。
 麻生副総理が「憲法改正はナチスのやり方を見習ってはどうかね」と発言した。これがアメリカやヨーロッパだったら、即副総理辞任、即議員辞職となる。ところが今でも副総理という要職に麻生さんが就いている。アメリカやヨーロッパは「日本はなんて国だ」と呆れ顔で見ている。それも日本のマスコミは伝えない。

 私の専門は生命倫理とナチスドイツによるユダヤ人大虐殺の研究。メディア論は素人。しかし、NHKなどマスコミの偏向には危機感を感じる。だから講師を引き受けた。猛勉強して、10枚のレジュメを作った。

 今の若者はテレビを見ない、新聞は読まない。一心不乱にスマホ、iPhoneを見ている。ヨーロッパでは見ない光景。
 だから、NHKの問題を知らない。マスコミの問題自体を知らないので、政府はやりたい放題できる。
 にも関わらず、テレビが唯一の情報源である人が多い。特にNHKに対する信頼感は絶大。NHKが言うから正しい、という信仰が根強い。これは、長年に渡るNHK職員の努力の積み重ねによって形成された。

 加計学園獣医学部が結局認可された。
 大学設置審査会の委員長は立教大学の学長。加計学園の加計孝太郎は立教大出身。この審査会の人事は安倍首相が決めた。

 座間市の連続殺人事件。自民党は再発防止を口実にツィッターを規制しようと言い始めている。これが実現されたら、ネットの言論の自由がなくなる。本当に言論の自由がなくなる。

 創価学会が小選挙区の自民党議員に投票しないと半分は落選するといデータがある。

 日本の民主主義は首の皮一枚でつながっている。

 司法の独立は崩れている。

 報道機関は「第4の権力」と言われた。今は権力の手先に成り下がった。権力にひれ伏している。
 私は朝日新聞をとっている。たまに良い記事は掲載する。しかし権力に対する怒りはない。
 朝日新聞や毎日新聞の幹部は、安倍首相と会食をしている。それは軽減税率を安倍首相にお願いするためだ。消費税10パーセントになったら、新聞は全く売れなくなる。だから軽減税率を安倍首相にお願いしている。それで安倍首相批判をやらない。
 まともな新聞は、東京新聞や琉球新報、沖縄タイムスなどの地方紙と『赤旗』ぐらいだ。

 加計学園認可に抵抗した文科省の前川喜平事務次官の私生活問題をすっぱ抜いた読売新聞。それは公安からネタをもらったものだった。
 政府批判をする者のプライバシーを権力が暴いて、マスコミに流して叩かせている。

 日本は先進国で唯一、放送局の許認可権を行政(総務大臣)が握っている。
 5年に一度、放送局の免許更新がある。免許更新が無事にできるよう、テレビ局は安倍政権にゴマをする報道をしている。

 トランプ大統領が来日したとき、在日アメリカ人が東京で反トランプデモを行った。それを在特会などのヘイト集団が星条旗を振りかざして襲撃した。マスコミは報じなかった。

 韓国を訪れたトランプ大統領は、晩餐会で元韓国人従軍慰安婦をハグした。それも日本のマスコミは報じなかった。

 国境なき記者団による報道の自由度調査。日本は2010年(民主党政権)は11位。安倍政権になってからの2017年は72位に落ちた。先進国では最悪の水準。それも日本のマスコミは報じない。

 NHKは政治部が圧倒的な権力を持っている。経済部や社会部を押さえつけている。政治部は安倍政権に近い考えを持つ者が支配している。その筆頭が安倍首相お気に入りの岩田明子解説委員だ。
 経済部がアベノミクス、社会部が安倍政権の政策によって起こった問題を取り上げようとすると、政治部が必ず横槍を入れ、握りつぶす。

 オトモダチ籾井はNHK会長続投を強く望んでいた。しかし、良識ある職員やキャスター、ディレクター、OB、経営委員が必死に抵抗して続投を阻止した。

 NHK政治部を牛耳っているのは、政治部の岩田明子解説委員だ。彼女は安倍首相が官房長官だった時、彼の私邸の近くにマンションを購入した。安倍氏の家に頻繁に出入りするようになった。それで安倍首相の母親である安倍洋子と大変親しくなった。娘同然に可愛がられた。それで安倍首相とも直接メールや電話ができるほど親密な関係になった。
 
 彼女は、安倍首相べったりの小池英夫報道局長と組んで、NHKの事実上の支配者として君臨している。上田NHK会長を上回る権勢を誇っている。上田会長ですら抑えることができない。

 NHKをダメにしたのは岩田明子解説委員が支配する政治部と小池英夫報道局長だ。これに対して社会部と経済部が、NHKをまともな報道機関にしようと奮闘している。NHK全部がダメな訳ではない。

 私はナチズムの研究をしてきた。ヒトラーが権力を握る前と後のドイツの状況は、今の日本と同じだ。当時のドイツ人は政治に対する関心が薄かった。スポーツや娯楽に興じていた。その姿は安倍政権の危険性に目を向ける事なく、のほほんとしている現在の日本人と重なる。

 このよううな危機的状況に対する対策は2つ。
 一つ目は絶えず抗議の声を上げ続けること。
 二つ目はNHK経営委員の選任を政府から独立した機関で行うよう法改正することだ。

質問

「11月3日2万人から3万人が集まった憲法改正反対デモを行ったのに、毎日新聞は報じなかった。赤旗だけが報じた。
の岩田明子を罷免させるにはどうしたらよいのか」

澤田さんの答え

Change.Orgなどのネット署名で罷免を呼びかけることができる。しかし、安倍首相や岩田明子の報復を覚悟した方がいい。そして、それを問題しない人が多い現実がある。
それでも諦めずに声を上げること、多くの人々に訴えることだ」

(澤田さんは沖縄に行ったことを話した)

 私は高江のヘリパッド建設反対の座り込みに参加した。
 私はゴボウ抜きされて、機動隊員の人垣の中に放り込まれた。そこは機動隊の装甲車がエンジンをふかして排気ガスを吹き込んでいた。放り込まれた座り込み参加者が、私の目の前で呼吸困難に陥り、倒れた。救急車で運ばれた。機動隊隊員は知らんぷりをしていた。
 30℃を超える猛暑の中、機動隊は水を私達に与えなかった。山城博治さんが猛抗議した。その後、山城さんは逮捕された。
 沖縄から帰った後、私は呼吸困難と全身の痛みに10日間苦しんだ。排気ガスを長時間吸わされたことと、機動隊隊員に強く身体を掴まれたためだ。

 日本は三権分立が崩壊している。マスコミも崩壊している。
 それに対してアメリカはまだマスコミが健全だ。
 トランプ大統領から、フェイクニュースばかり流すとホワイトハウスの出入りを禁止されたCNNやニューヨークタイムズ、ワシントンポストは今もトランプ大統領批判を続けている。トランプ大統領から名指しで攻撃されても全く平気だ。

 パナマ文書をスクープした記者グループの一人が暗殺された。
 このような事が日本でも起こる可能性はないとは断言できない。安倍首相批判をするジャーナリストが暗殺されることが起きかねない。だから安倍政権べったりの右派メディアから攻撃されている伊藤詩織さん達を守らなければならない。
 安倍首相と仲が良いと言われるロシアのプーチン大統領は、自分を批判するジャーナリストを次々に暗殺させた。彼は本当に悪魔だ」

(ここまで)

11 宮田 真也さん、文屋惠さん、他9人

文屋 善明さんが過去の思い出をシェアしました。
11月12日 7:06 ·
2年前のローズンゲンです。
2年前
この日の思い出を見るchevron-right

文屋 善明
2015年11月12日 ·
2015日々の聖句 11月12日(木)
災いだ、自分自身を養うイスラエルの牧者たちは。牧者は群れを養うべきではないか。(エゼキエル34:2)
奉仕の賜物を受けていれば、奉仕に専念しなさい。(ロマ12:7)
私の黙想:
自分の利益、自分の欲望の実現のことしか考えていない指導者を持った民族は災いである。ところが今日の聖句は、その指導者こそ「災いなのだ」という。今は有頂天になっているかも知れないが、その行く先には神による裁きが待っている。「それゆえ牧者たちよ、主の言葉を聞け。主なる神はこう言われる。見よ、わたしは牧者たちに立ち向かう」(9~10)。彼らは神の敵となる。

7 永島 大資さん、福永 澄さん、他5人

文屋 善明
11月12日 8:12 ·
「昨日のFB 11/10」をブログにアップしました。

BLOG.GOO.NE.JP

10 磯野 眞紀子さん、文屋惠さん、他8人

文屋 善明さんが大脇 友弘さんの投稿をシェアしました。
11月12日 9:17 ·
いい演説です。家内も昨日はじっくり聞かせて頂いたと喜んでいました。

再生
-4:53
その他の視覚設定[再生&スクロール]モードで見るフルスクリーン表示 ミュートを解除
再生558回
大脇 友弘
11月12日 9:03 ·
第24回陶友祭開会あいさつ
2017年11月11日    
By 大脇 友弘

(動画を撮ってもらっていましたが、中ほど半分だけしか・・・、その方がいいでしょう)
皆さん、こんにちは!
陶友祭にお越しいただきありがとうございます。おかげさまで好天に恵まれそうです。これもひとえに日頃からの皆さんのご支援のおかげです。心から感謝・御礼申し上げます。

今年で陶友は開所25周年、陶友祭は24回目を迎えました。
陶友祭の目的は、仲間たちの日ごろの働きぶりの成果をご覧いただき、ボーナスを稼ぐこと、そして皆さんと交流を深め、障害があろうとなかろうと、共に支えあい生きる地域社会を創るきっかけにすることにあります。とりわけ、売り上げにご協力いただきますよう、最初に厚かましくお願いします。

陶友祭は、その時々の社会問題とも関連しながら、テーマを決めて皆さんとともに考えてきました。
一昨年は、戦後70周年にちなみ、「障害者と戦争」について学び、戦争の時代には、兵隊になれない障害者は「穀つぶし」と差別されて、あるいはドイツでは20万人もガス室に送られて、真っ先に人権を踏みにじらてきたことを学び、平和でこそ一人一人が大切にされるんだということを確認しました。

そして昨年は、神奈川県相模原市の津久井やまゆり園で起こった重い障害者の大量殺傷事件。私たちは、障害者は決して役立たずで不幸な存在ではないんだと、一人一人は等しく尊厳ある存在であり、人の命や幸せを値踏みしてはいけないんだと、仲間たちの生きて働くそのままの姿を通じて訴えました。

(お前は話が長いとおしかりを受けますが、これからが本番で、これを話さないと所長としての務めもできないのでもうしばらくおつきあい下さい)

 さて、今回の陶友祭は、「ここから つながる・ひろがる・・・私たちの仕事」をテーマに、あらためて障害のある仲間たちにとって働くことの意義をかしかめあう場にしたいと、企画されました。

働くということは、人間にとってごく普通の当たり前のことであり、憲法27条に、「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う。」と謳っています。
しかし、つい30数年前までは、障害者が働くということはごくまれなことでした。障害者の働く権利は保障されず、自己責任にさせられていたのです。

そうした中、全国で障害のある人たちの働く願いを実現する作業所運動がおこり、陶友は、25年前、「自分が好きな陶芸を仕事にしよう」と4人で始まりました。地域から行き場のない仲間たちを受け入れながら、陶芸ができなくても自分たちで出来る事を探りながら紙漉きの仕事を創り…、更に仲間が増える中で、じっと座って仕事するのが苦手な人たちは体を動かしお喋りを生かして商売しようと豆腐販売をはじまりに食品班を作りました。

 障害があっていろいろ不得手なことがあると、世の中の効率ややり方に合わせられないので、社会に出て仕事するのが困難です。仲間たちは、世の中に合わせるのが難しくて参加できなかったのです。
ですから、陶友の仕事作りは、仕事に仲間たちを合わせるのではなく、仲間に合った仕事のやり方を作ってきたのです。

 仲間たちは、「仕事が好き」「仲間がいるから楽しい」と異口同音に言います。

★今年古希を迎えるKさんは、「昔(一般就労してた時)は、『のろい!』と言うて怒られたばっかりで、いやになって辞めた。ここは、みんなが認めてくてるけん、みんなと一緒に仕事するのが楽しい。リヤカーのお客さんと話をするのが楽しい。体がきつくなって来たばってん、でもやめんで頑張りたい!」と語っています。だから、いい仕事をしたいと、お客さんの名前を覚えようと55歳過ぎて人生で初めて自分から、手帳とボールペンを持って文字を書くようになり、今は電卓で計算にも挑戦しています。

★古希過ぎて老人ホームに入ったMさんは、「「毎日何もしないと体がなまり退屈だから、体がきつくても仕事がしたい。わずかでもお金が貰えるし。来るようになるのが楽しい。」と、週3回通ってきています。

★中高時代から壮絶ないじめにあいながら、頑張って高校を卒業したが、数か所の就職で躓き、心を壊してしまい陶友にやってきたA君は、「店長も部下もみんな同じで上下関係がないスーパーの店長になりたかった」「ここは、みんな自分のことを認めてくれる。人間関係がいい、上下関係がないから」と。そして、「自分が作ったものが売れた時がうれしい。自分で稼いだお金でアイス食べたりゲームをするとき、やりきった楽しさがある。」と。

★働き盛りのHさんは、「リヤカーのお客さんと話すと、またお客さんを紹介してもらったりする、そんな時がうれしいし楽しい。小遣い貰うんじゃなくて自分で稼いだお金で、旅行やらプロレス見たりして遊びたい。」と。

★かつて介護施設で働いたこともあるYさんは、「私は人の役に立ちたい、ただそれだけ。仲間たちはみんな頑張っているし、私もここにいてみんなと一緒だとまだまだ頑張れる。仲間たちはすぐケンカもするし苦労もあって色々大変だけど、一生懸命でいい人たち。」と脚の痛みをこらえつつ語ります。

★耳が聞こえず、内気で引っ込み思案だったKさんは、「私は陶友に救われた。恩返しに売り上げを上げて仲間の給料を上げたいと思うと、思い切って知らないお客さんにも積極的に声をかけられるようになった」と言います。仲間と働くことで自分を変えることができるのです。

★「仲間がいるから楽しいです。笑顔をくれるから」という4年目のI君は、なんと!。「笑顔一個いちおくえんデス!」と名言を発してくれました。なんとも楽しくなるじゃありませんか!零細企業の陶友にはなんと20億円が山積みです!!

・・・こうして、働くことを通して身体も心もイキイキと活動します。
働くことで、人とつながります。仲間と共に働き、お客さん(地域の人たち)と交流することは喜びです。

働くことはいわば「自己表現」です。頑張っている自分、人の役に立ち喜ばれる新しい自分が、周りの人々に映し出されます。「ありがとう」と言われる自分に出会えることはなんとも誇らしいことではありませんか。
 だから、もっともっと頑張ろうと張り切り、自分を豊かに成長させることが出来るのです。そうして、一人一人が終わりのないそれぞれの幸せを求めて、成長・発達への道を歩くのだと思います。

ともすれば、体や心を壊してまでも、お金を稼ぐためだけに働いているように見える「現代=資本主義社会の労働」、過労死なんかが大きな社会問題になってますね。もちろんお金を稼ぐことは必要なことですが、本来の労働とはそんなものなのでしょうか。

労働は、人間生活に必要な有形無形のモノ(価値)を生み出します。それだけではなく、働くことを通じて「人間は人間そのものを作り出してきた」と言われています。

人類の誕生と生成、長い進化の歴史を考えてみましょう。
例えば、狩りという集団労働。獲物を捕らえるためには作戦を共有し役割を分担しなければなりません。例えばウサギを捕まえるとき、ウサインボルトや桐生選手のような足の速い人が・・・・、それぞれに追いかけても捕まえられないでしょう。力を合わせなければなりません。その協働を可能ならしめるためには言語が必要でした。

知的な道具である言語の獲得とその使用は、その発声器官の発達とともに、その意味を理解できる脳を飛躍的に発達させてきました。
そうした身体器官だけでなく、「疲れたけど、みんながお腹すかして待ってるから頑張って捕まえよう!」という意志や心の力までも育ててくれたのです。

こうして、私たちの先祖のたゆみない労働の営みの産物として、私たち人間がここにあると言っても過言ではないのではないでしょうか。

作業所での労働実践を、私たちは「発達保障労働」と呼びます。仲間たちの「働く」は、確かにまだまだ稚拙かもしれませんが、仲間たちの率直な声は「本来の労働の意味」を改めて現代に表現しているのではないでしょうか?

だからこそ仲間たちは、みんなで力を合わせて働くことがうれしくて楽しいのだろうと思います。
共に人間らしく働くために、それぞれの幸せのために・・・今日明日、よろしくお願いします。

8 文屋惠さん、藤木 冨士子さん、他6人

文屋 善明
11月12日 14:49 ·
先ほど、朝の礼拝と聖研とを終えて帰宅しました。ホッコリしています。
画像に含まれている可能性があるもの:植物、花

44 瀧本 直子さん、磯野 眞紀子さん、他42人
コメント

岩城 真紀子 おつかれ様です。

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